年々、自然災害のエネルギーが強まっていると思いませんか?地震も恐ろしいですが、台風による自然災害で大きなダメージを受け、生活がままならない状況を多くの人見てきました。
当たり前に使えていたものが手に入らなくなったとき、一気に不安が襲ってきます。その不安を少しでも和らげるため、防災力を住まいにも求めるのはいかがでしょうか?
家を建てるのならば、自然災害に耐える耐久性はもちろん、その後の生活も助けてくれる防災力を持った住まいが望ましいです。

今回の記事では、住友林業の商品「レジリエンスプラス」について解説をしていきます。家を建てることに対し、防災力に重きを置いている人はぜひ参考にしてください。
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Resilience Plus(レジリエンスプラス)の概要
参照元:住友林業ResiliencePlus(レジリエンスプラス)公式ページ
Resilience(レジリエンス)とは、心理学用語で「回復力」「耐久力」を表します。日本の全国各地、どこに住んだとしても安全な暮らしが保証されている地域はありません。
自然災害は、どこに住んでいても襲ってくる可能性があります。その自然災害に耐える耐久性も大切です。それにプラスして、自然災害で窮地に陥った状態から速やかに回復できる強靭さも重要ではないでしょうか。
レジリエンスプラスは、住まいの快適さという当然の目的はもちろん、それに防災力をプラスした住宅です。
注意
防災力を高めるとは多くの災害対応設備を搭載すること、災害自体も恐ろしいですがその後の暮らしも安全とは言い切れません。非常事態になればライフラインは長期にわたり遮断されます。
電気や水の利用できない生活が長期間続いたら耐えられるでしょうか。
日本は当たり前のように水や電気が利用できる便利な国です。簡単に利用できたものが無くなる事態、便利が不便になることに極度のストレスを感じるようになるかもしれません。
最悪な事態を免れるため、住まいに災害設備を搭載することで一定期間の生活を続けられるような機能を備えておけば、災害に耐えた後の緊急事態も乗り越えられるはずです。
レジリエンスプラスは、「普段の暮らしの快適さ」に「3つの安心」をプラスした防災力の高い住友林業の商品、日々の快適と安全が家族を笑顔にしてくれます。
レジリエンスプラスの3つの安心とは?
レジリエンスプラスでは、「設備の安心」「備蓄の安心」「構造の安心」の3つを住友林業は備えました。詳しく解説をします。
レジリエンスプラスの安心①:設備
住友林業が手掛けるレジリエンスプラスには、防災力を高める設備が豊富に準備されています。詳しく確認していきましょう。
「停電時の電力を確保する壁掛型蓄電盤」
使用機器の消費電力の合計が265wならば、停電時に3時間は利用できる電力を確保しています。また、太陽光からの充電もできるので、停電が長引く場合でもある一定の電力を毎日確保することが可能です。
電力を確保する設備と聞くと、大きな形を想像するかもしれませんが、コンパクトになっており壁かけタイプなので場所を取りません。スペースを取らず、災害時の電力確保ができる設備です。
「自宅で発電する太陽光発電システム」
太陽光発電システムが、自家発電をしてくれます。停電時は、専用のコンセントから電力を供給、電力を途絶えたくない冷蔵庫にも活用が可能です。また今の時代は、スマホの利用ができなくなることに不安を覚えます。
太陽光発電システムで自家発電した電力は、スマホの充電にも活用可能です。災害時でもスマホからの情報を得ることができます。
平常時は、使いきれない電気を売電すれば家計の助けになるはずです。太陽光発電システムの採用で、地球と家計にやさしい暮らしと、万が一の災害に備えることができます。
「室内外の様子を確認できるネットワークカメラ付きテレビドアホン」
IoTを活用することで、ワイヤレスカメラから室内の確認が外出中でも可能です。子どもだけで留守番させているときに地震が発生するかもしれません。家にいる家族は大丈夫なのか?不安がよぎります。そんな時でも、スマホから室内の様子が確認できる設備です。
また、災害時に家を離れ非難をすることもあります。残念な事実が、そのような時を狙った空き巣がいることです。避難所でも定期的に自宅を確認することで、犯人の特定ができる可能性が高まります。
平常時では、外出中の来客もスマホでリアルタイムに対応ができるテレビドアホンなので、防犯性が高いです。子どもが自宅で勉強をしているかの確認や、ペットの様子を見ることもできます。

「断水時の生活用水に利用できる雨水タンク」
ライフラインは電気だけではありません。断水により水が使えなくなることもあります。長期的な断水になれば、トイレや洗濯物が問題です。得にトイレが流せないのは辛いのではないでしょうか。
貴重な飲み水をトイレのタンクに入れるのはもったいないです。そこで活躍するのが雨水タンク、断水時にバケツ等で水をトイレに運べば流すことができます。

ココがポイント
水の備蓄は場所を取ります。飲み水の確保だけでも大変な場所です。洗浄水に利用する水は、外に備え付けたタンクで雨水を保管すれば場所をとりません。
災害時の節水に役立つ設備です。
「非常時でも安心できる明るさセンサ付ハンディーホーム保安灯」
夜の急な停電は、暗闇という恐怖を生みます。真っ暗な中、スマホを探すのも一苦労です。見つけた後、ずっとスマホで照らしていると次は充電が気になります。

そこで活躍するのがセンサ付ハンディーホーム保安灯、停電すると同時に白色に自動点灯をします。復旧すれば自動的に消える優れもの、コンセントから取り外して乾電池で使用をすることも可能です。
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周囲が暗くなると、まぶしさを感じさせにくい「電球色」でやさしく点灯してくれます。平常時でも、廊下や階段に設置してあることで安心して暮らすことができる設備です。
「電気自動車の電気を室内での利用を可能にするV2H」
災害時に電気自動車をフル活用できるV2Hは、電気自動車に蓄えられ電気を住まいの電気として供給ができます。壁掛型蓄電盤だけで足りないときは、電気自動車からも自宅の電気を供給してもらいましょう。
平常時は、電気自動車へ急速充電が可能な設備です。急速充電して蓄えた電気を住まいにも戻して災害時を乗り切りましょう。
「貯めた電気を災害時に活用できる家庭用蓄電池システム」
家庭用蓄電池システムで、さらに電気を貯めておくことができます。家庭用蓄電池システムを分電盤に接続することで、蓄えた電気を住まいに供給できるシステムです。
平常時は、電気代が安くなる深夜に電気を貯め、日中の高い時間帯に利用するなど経済的な利用方法もできます。
壁掛型蓄電盤、電気自動車、家庭用蓄電池システムがあれば、災害時の停電の備えとしては十分です。
どれも防災力を高めた設備ばかりです。これが住友林業の手掛けるレジリエンスプラスの設備、安心の確保ができています。
レジリエンスプラスの安心②:備蓄
備蓄の安心とは、災害時に利用する災害用備蓄品の保管スペースの確保のことです。
普段は利用しない備品は、上手に保管しなければいけません。そのためのスペースを住友林業が手掛けるレジリエンスプラスではしっかりと確保しています。
「備蓄品を収納できる小屋裏収納」
屋根裏の空間を有効活用して、大量の備蓄品を収納することができるスペースにします。復旧が長引けば、消耗品も手に入りにくくなるかもしれません。トイレットペーパーを切らすと、面倒なことにもなります。家族で話し合いをして、備蓄品の確保をしておきましょう。
災害用の収納というわけではありません。収納の広さを工夫して、物置に利用することも可能です。
「非常食も収納できる半地下収納」
半地下収納は、温度変化の少ない収納スペースです。非常食や飲料水の確保に適しています。備蓄用途とは別に、日常用食品の貯蔵庫としても活用できるスペースです。
ココがポイント
安売りをしているときに、大量に買っておきたい飲料水もあります。買いたいけど保管場所がないと考えることはありませんか?半地下収納ならば、そのような平常時の悩みごとも解決をしてくれます。
都内の狭小な土地で悩まれている人は、地下に収納空間を求めることが可能です。容積率の算定対象外のスペースを有効活用しましょう。
「様々な防災グッズを収納するのに役立つエントランスクローク」
玄関脇にエントランスクロークを設置すれば、非常時の避難が素早くできます。防災グッズを室内の収納に保管しておくのは、急いでいる災害時では危険が伴うかもしれません。必ず通る玄関の脇にあるクロークに置いておけば、素早く持って非難ができます。
平常時は、趣味に利用する道具を収納しておく場所にも利用可能です。エントランスクロークを設置して上手に活用をしましょう。
多くの備蓄品をスマートに収納できるだけの場所を住友林業が手掛けるレジリエンスプラスは用意しています。さらに家具を造り付けにすることで、転倒などで負傷をする事態を防いでくれる工夫も施されているのです。安心と安全を兼ね揃えた住まいとなっています。
レジリエンスプラスの安心③:構造
レジリエンスプラスは、住友林業が誇るビッグフレーム構法を採用しています。耐震性に優れている安心な構造体をしているというわけです。
「住友林業のオリジナル、ビッグフレーム構法」
高層ビルの建築に採用されるラーメン構造を、住友林業は木造住宅において日本初の「木質梁勝ちラーメン構造」で実現をしました。
住友林業と言えば、「BF」と描かれたビッグコラムの存在です。一般的な105mm角の柱の5倍ある105mm×560mmのビッグコラムが、主要構造材として採用されています。
建築中のそびえ立つビッグコラムを見た人は、「それだけで家が建っているように見える」と言われるほどの巨大な主要構造材です。


「メタルタッチ接合」
ビッグコラムが強固でも、他との接合部分が強力でなければ意味がありません。ちょっとの揺れで崩壊します。より強固な個体にするために、住友林業では「メタルタッチ接合」を開発しました。
構造材に埋め込まれた金属同士のメタルタッチ接合により、建物は強固な一体化となります。大きな地震が発生しても家を守る構造体です。
「耐震性は実棟実験で実証済み」
住友林業は、ビッグフレーム構法を採用した3階建て実物大モデルに、東日本大震災の地震波を加振して実棟実験を行いました。
さらに詳しく
ビッグフレーム構法で建てられた3階建ては、東日本大震災と同等の揺れをクリアし、その後も合計246回の加振に耐えた実績を持っています。大震災あとの余震への強さまでも見せつけた結果です。
住友林業が手掛けるレジリエンスプラスは、構造の安心にも問題がありません。
まとめ
災害後は、ライフラインの復旧に時間がどうしてもかかります。東日本大震災では、94%復旧までに8日間(倒壊家屋等を除く)かかったと言われています。千葉県で起きた台風の被害では、一部の地域では復旧までに2週間も費やしました。
最近の住宅では、災害時の耐震性能は当然のように求められています。
ココがポイント
家を建てようと考えている人は、耐震性に優れているのは当然の気持ちで、営業担当の聞いているはずです。つまり、大きな災害時の対外エネルギーを受けたときに倒壊しないのは、強みではなく当然と考えています。
ならば、耐えた後の安心までも考えた家をつくるべきではないでしょうか。それが、平常時の快適さを損なわず、当たり前の耐震性を備えた防災力の高い住友林業のレジリエンスプラスです。
これから家を建て、何年そこで暮らすかはわかりません。ただ、長く住めば住むほど、災害に見舞われる可能性は高まります。住む人の努力だけではどうしようもない事態も起こるほどの災害です。
家を建てるときは、普及作業が進まないときのことも考えるべきではないでしょうか。備えあれば患いなしの家が、これからの日本に必要なのかもしれません。住友林業のレジリエンスプラスは、災害時の不安を解消してくれるおすすめ商品です。