いよいよ注文住宅を建てることになると、夢が広がりますね。ただ初めてのことばかりで、どのように進めたらよいのか疑問が多いかもしれません。とくに間取りに関しては、誰もが大なり小なり失敗を経験しているのではないでしょうか。快適な暮らしのために重要な間取り。後悔しないためにも決め方のポイントをしっかりと押さえておきましょう。
結論、間取りで悩んでいる方は各ハウスメーカーからあなたオリジナルの間取りプランをもらうようにしましょう。
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業者が決められない方、業者で迷っている方は見積もりをとって金額で比較したり、この記事で紹介する間取りプラン・設計図を取り寄せて比較材料にすることも一つの手です。


こちらの記事では注文住宅の間取りで重視したい点や失敗例、また間取りの決め方の手順やポイントなどについて、ご紹介します。
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間取り、設計図はプロに作成してもらい比較しよう
例えば候補の業者が3業者あったとします。通常ですと見積もり、つまり費用を元に比較することになりますので、一番安い業者に依頼してしまうと思います。しかし、安いには理由があって間取りがシンプルだったり、設備が少ししょぼかっり、人件費を削っていたりします。
費用が抑えられることはありがたいのですが、これから30年以上も生活する住居ですので住みにくい家・壊れやすい家だと困ってしまいます。値段を下げるとそういったリスクがあることを理解しましょう。
比較する材料が豊富だったらどうでしょう?タウンライフ家づくりのように、入手できる材料が豊富だと業者選びが有利になります。
タウンライフではあなたの希望に応じた間取りプランを無料で作ってくれます。
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例えば40坪以内ので3LDK以上と備考欄に記載すれば、その希望を満たしたプランが業者ごとに届きます。タウンライフの場合、見積もりと間取り、そして資金計画書まで一気に取り寄せられるので効率的ですね。
間取りプランを貰えるサービスはタウンライフ家づくりのみ。

要望はしっかり伝えて相談して間取り設計を
間取りや設計に拘りたい気持ちは非常にわかりますが、上記にような失敗をしてしまって長年不便でストレスを感じる家が出来上がってしまったら嫌ですよね。そんなリスクを軽減するためにもしっかりと業者の意見を聞きましょう。
- 要望、間取りの希望は全部伝える
- 業者から間取りプランをもらう
- 業者にアドバイスをもらう
上記で記した1、2、3を意識すれば不便でストレスを感じる家になるリスクは低くなると思いますよ。そして、できる限り複数の業者でそれを繰り返すとさらにいいです。なぜなら、業者によって知識、経験、得意不得意があるので、業者によってプランに差が出るからです。
見積もりも含め、間取りプラン、資金計画書を元にしっかり業者を比較して、理想の家を実現できそうな業者に依頼をしましょう。
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注文住宅の間取りでどんな点を重視したらいい?
注文住宅でマイホームを建てた人は、間取りについてどのようなことを重視したのでしょうか。あるアンケートによると、とくに重視したポイントとして「収納」「動線」「プライベートな空間の充実」との回答が多くあったそうです。そこで、この3点についてご紹介します。
間取りで重視したいポイント:収納
もっとも重視されていたのが、容量が大きい収納です。みなさんも現在の住居で、収納に苦労された経験はないでしょうか。
注文住宅では、収納も希望の大きさや数が設置できるので、収納場所に困る状況を改善するチャンスです。キッチンにはパントリー、玄関には大きなシューズボックスを設置するなど、収納から間取りを考えるのもいいかもしれません。大容量の収納があると、スッキリした部屋で気持ちよく生活できますね。
間取りで重視したいポイント:動線
次に重視されていたのが、快適に生活できる部屋の配置でした。つまり生活動線・家事動線がポイントになります。住みやすい家は、動線がしっかりと考えられているものです。快適な動線は、家庭によって様々です。ですから注文住宅は、ご家族の生活パターンに合わせた動線を考えて、部屋を配置できるのが大きな魅力でしょう。
また家事動線も、要領よく家事をするために大切な要素です。家事の効率を上げるためには、便利な機器を使用するのもいいですが、動線もポイントになります。家事動線をしっかり考えた間取りにすると、家事時間の短縮につながり、他のことに費やす時間を増やすことができますね。
間取りで重視したいポイント:プライベートな空間の充実
寝室や書斎などのプライベートな空間にこだわりたい人も多いです。とくに男性は書斎に憧れをもつことが多いかもしれません。また、今まで大きすぎて無理だったダブルベッドを寝室に置きたいなどの希望もあるでしょう。注文住宅は部屋の数や広さも決められるので、プライベートな空間についても理想を叶えることが可能です。
間取りで失敗・後悔した事例を把握しておこう
注文住宅の完成後に間取りで失敗したと感じている人はとても多いです。どのようなことで失敗したのかを知ると、その例をいかして同じ失敗を防ぐことができます。注文住宅の数だけあるといわれている様々な失敗例の中から、とくに多い例をご紹介しましょう。
部屋が狭すぎた・広すぎた
注文住宅で間取りを決める時は図面なので、イメージがしにくいものです。ですから完成して家具を入れてみたら、想像より狭くなってしまったということがよく起こるようです。また狭くてもいいから和室が欲しいと思って作ったのに、使い勝手が悪くて結局活用できていないとの声もあります。
逆に広すぎてスペースが余ってしまい、もったいなかったとの意見もあります。その分を他の場所や収納にまわすこともできたと、後悔が残ってしまうことになりかねません。
部屋の間取りを決める際は、部屋ごとにどのような家具を配置する予定なのかも書き出してみて、最適な広さになるように考えましょう。
収納をもっと増やせばよかった
現在の荷物量で収納を考えてしまうと、将来足りなくなる可能性が高いので気をつけましょう。整理整頓を心がけているつもりでも、生活をしていると、ものはどんどん増えていきます。洋服やくつ、扇風機や暖房器具、子どものものや本など、ものがいっぱいの部屋は見栄えも悪くなってしまいます。ですから収納は余裕があることが大切で、多いと思うくらいがちょうどよいかもしれません。
また収納は、しまうものの大きさに合わせて作るように工夫しましょう。たとえば掃除機をしまえる収納が1階にないと不便ですよね。基本的には、よく使うものは1階、プライベートなものは2階に収納すると便利です。それぞれの場所に収納するものをピックアップして、収まるような広さにすると、あとから困ることが少なくなるでしょう。
おしゃれな吹き抜けは空調がききにくい
吹き抜けのある空間に憧れる人も多いでしょう。吹き抜けにすると、一気に部屋のデザイン性がアップして、それだけでもおしゃれな空間を演出できます。また採光があまり期待できない立地の場合は、吹き抜けにすると上から光を取り入れることができ、部屋が明るくなることもメリットです。
しかし空間が広くなる分、空調の効率は下がります。暖かい空気は上に行くので、とくに冬場の対策が必要になるでしょう。さらに1階の音やにおいが、2階に伝わりやすくて気になったとの声もあります。
ですからデメリットも含めて本当に必要なのかをよく考えてから決断しないと、後悔する可能性もあるので注意しましょう。
コンセントの位置が使いづらかった
細かいことですが意外に多いのは、コンセントの位置での失敗です。間取りを考える時点で家電の配置をある程度考えておかないと、使いづらくなってしまう可能性があります。
コンセントが遠くて延長コードを使ったら見栄えが悪くなった、大型家具で隠れる場所に設置してしまい使えなくなったなどの失敗例が多いです。決める段階でもう少し具体的に考えておけば回避できた可能性もあるだけに、後悔が大きくなってしまいます。
間取り図を見ながら家電の配置を想像するのはなかなか難しいですが、できるだけ具体的に考えておきましょう。
もっとゆっくり考えたかった
建築条件付きの土地で注文住宅を建てる場合に多いです。一定の期間内に建築しないといけない決まりがあり、その期間にすべてを決めなければならないので、間取りなどひとつひとつの項目をじっくりと考える時間がなくなってしまうのです。
せっかく注文住宅を建てるのですから、希望の間取りにできるメリットを十分に活かせないのはもったいないでしょう。もし建築条件付きの土地にする場合は、前もって間取りの希望をある程度決めておくことをおすすめします。
自分で考える場合のおすすめの決め方はコレ
間取りの失敗例を参考にして同じ失敗を回避すれば、後悔することは少なくなるでしょう。では実際に注文住宅の間取りを考える時は、何からどのように決めるとよいのでしょうか。決め方のポイントを3点ご紹介します。
希望から考える決め方
「リビングを広くしたい」「対面キッチンにしたい」など、ご家族の希望から間取りを考える決め方です。それぞれ譲れない条件を出し合って、希望をまとめていきましょう。
ただ予算もありますから、すべての希望を叶えることは難しいかもしれません。その場合は、本当に必要なのかひとつずつ検証すると整理しやすいです。
たとえばメリットとデメリットを並べてみましょう。意外にメリットが少なかったものはありませんか。また、今本当に必要なものかという視点で考えてみましょう。将来を考えてのものは、必要になった時にリフォームなどで対応する方法もあります。
希望から考える決め方は、ご家族の理想を反映しやすいですが、収拾がつかなくなってしまう可能性もあります。優先順位をつけて、整理しながら決めていきましょう。
玄関と階段から考える決め方
間取りというとまず居住空間を思い浮かべるかもしれませんが、実は重要なのが玄関と階段の位置です。この2つの場所が決まると、自然に他の場所も決まるものです。この場合、まず家の顔にもなる玄関の場所から決めましょう。玄関は外からの動線を考えるうえでも重要な要素です。一度決めると、変更するにはすべての間取りをやり直さないといけなくなりますので、慎重に決定しましょう。
また、実は玄関に収納できると便利なものはたくさんあります。くつが収納しきれずに出しっぱなしという話はよく聞きますし、ベビーカーや外で使う遊具などを置いて狭くなってしまうケースもよくあります。ですから玄関を決める時は、収納スペースも考えておくとよいでしょう。
次に階段を決めましょう。階段はどこに設置するかによって、部屋の間取りに大きく影響します。こちらも玄関と同様、変更すると間取りの大部分がやり直しになってしまうので、注意が必要です。
階段は、まずリビングの中と外のどちらにするかで間取りが変わります。最近人気があるリビング階段のメリットは、家族のコミュニケーションが取りやすくなることでしょう。しかし冬には冷たい空気が下りてきやすく、対策が必要になるかもしれません。それぞれのメリットとデメリットを考えて、ご家族の生活に合った場所を選ぶようにしましょう。
玄関と階段は、生活動線を考えるうえで重要な要素です。ですからこの2つを決めると、他の間取りが決めやすくなります。どこから決めたらいいのかお悩みの方は、まずこの2つから決めてみるのもおすすめです。
間取りの例から考える決め方
注文住宅の間取りは自由度が高いことが魅力ですが、そのために決めるのがとても難しくなります。漠然としたイメージはあるものの、そのイメージを具体化するのは案外大変です。そのような時は、間取りの具体例をご覧になることがおすすめです。たとえば住宅展示場に足を運んでみましょう。外観から間取りまで、いろいろな種類を自分の目で直に見ることができるのは、とても参考になります。ただし住宅展示場に展示している家は、グレードが高い場合が多いです。ですからそのまま採用するのではなく、間取りの決め方の参考にしたり、部分的に取り入れたりすることがおすすめです。
また住宅展示場以外にも、インターネットなどで間取りの例を調べることができます。たくさんの例を見ていると、「この間取りのここがいいな」と希望の間取りがだんだんと形になってきます。いろいろな例を参考にして、いいと思う部分を取り入れながら、ご自分の理想の間取りを作りましょう。
まとめ
注文住宅の間取りは自由度が高いぶん、迷ったり悩んだりすることが多いです。注文住宅は同じ間取りになることがほぼないので、失敗も千差万別で、「これを参考にすれば絶対に大丈夫!」といえるものがありません。
けれども失敗例や間取り事例集など、参考にできるものはたくさんあります。注文住宅で間取りを考える際は、参考になる情報をできるだけ多く集めると、ご自分の希望を反映するにはどうしたらよいかが理解できるようになります。納得できる注文住宅が完成するといいですね。