住友林業の人気商品The Forest(ザフォレスト)BFで注文住宅を建てようかと悩んでいる人はいませんか。The Forest BFは、住友林業の新技術で開放的な大空間を実現する人気商品です。提案力も高く二世帯や店舗設計、大型ガレージにも対応ができます。
ただ決断するのならば、特徴や価格が気になることでしょう。The Forest BFの他に、検討する商品やハウスメーカーがあるのならば、比較をするためにも詳細を知っておくべきです。
そこで今回はThe Forest BFの特徴や価格について解説をします。The Forest BFを検討している人は参考にしてください。
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住友林業のThe Forest BFの概要
参照:住友林業公式
最初にThe Forest BFの概要を紹介します。
概要
- 発売日:2017年4月21日
- 販売エリア:全国(沖縄を除く)
- 構造:ビッグフレーム構法
- 価格:30.3㎡あたり64万円
現在住友林業が販売をしているThe Forest BFは、2018年9月にリニューアルをしました。会社設立70周年の記念商品のひとつで、外観や多彩なコーディネートを追加した商品です。30歳代の若い世代やデザイン性を重視する人へ向け開発されました。リニューアル後のThe Forest BFは、幅広い世代に対応できる商品です。
The Forest BFは、コンセプトに「四季の愉しみと出会える家。」を掲げています。多くの日本人が好む美しい四季を、暮らしに招く住まいです。風、光、緑、そして住む家族の思いを最高のカタチにデザインします。The Forest BFは、多くの人に採用されている商品です。
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住友林業のThe Forest BFの特徴
The Forest BFは、多くの特徴を有した商品です。住友林業らしさが詰まっています。特徴をひとつずつ確認していきましょう。
住む人の好みに合わせて選べる天井高
The Forest BFの天井高は、住む人の好みによって選択できます。間取りだけでなく、天井高の自由度も高い商品です。選べる天井高は、業界トップレベルの高さを選択できます。住友林業のテクノロジーが、大空間リビングを実現するのです。
選べる天井高は次のとおりです。
選べる天井高
- 2,250mm
- 2,400mm
- 2,600mm
- 2,800mm
屋根の傾斜による勾配天井や、梁を露出させる折上天井と組み合わせれば、3,100mmや3,520mmの高さにも対応ができます。3mを超える天井高が実現するのは、The Forest BFの特徴です。
賃貸などで、天井からの圧が気になっている人はいませんか。展示場などで、一度天井の高いThe Forest BFを体験してみましょう。開放的な空間にワクワクします。業界トップレベルの天井高が選択できる商品です。
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大開口の窓を実現
The Forest BFは、プレストレストティンバーを採用することで大開口幅約7.1mの設計を可能とします。プレストレストティンバーは、特許を取得した革新的な技術です。プレストレストティンバーが、間取りの対応幅を広げてくれます。
プレストレストティンバーは、高強度鋼棒と木製集成梁のハイブリッド構造の梁です。最大約7.1mの大開口が次のような間取りを可能とします。
最大約7.1mの大開口
- 日差しと風、四季によって移り変わる庭の景色が、パノラマ写真のように美しい
- 車2台が余裕で駐車可能の大型ガレージ
- 1階を店舗にする設計が可能
先ほどの業界トップレベルの天井高と組み合わせることで、リビングの解放感がより増します。休日にパノラマ写真のように見える庭を眺めながら、天井高の高いリビングでゆっくりしている姿を想像してみましょう。非日常の贅沢が、The Forest BFならば実現します。
車やバイクが好きな人には、大型ガレージの採用がおすすめです。7.1mの幅が、車2台分の駐車を可能とします。車とハーレーを所有しているなど、バイクや自転車が趣味な人にもおすすめの間取りです。
The Forest BFの大開口は、店舗運営にも向いています。1階が店舗で2階が居室など、自営業を考えている人にもおすすめです。
The Forest BFならば、このうえない大解放リビングが実現できます。とにかく広いリビングを求めている人におすすめの特徴です。
優れた断熱性能でZEH住宅にも対応可能
優れた大開口や天井高を聞くと、断熱性と気密性を気にする人もいるはずです。安心してください。The Forest BFは、ZEH住宅にも対応できる性能を有しています。住友林業のテクノロジーにより、高気密高断熱や省エネ性をかなえてくれる住まいです。
ココがポイント
- 大開口部はアルゴンガス入りLowーE複層ガラスを使用したアルミ樹脂複合サッシを採用
- 高性能グラスウールとポリスチレンフォーム3種を採用
- 高効率給湯システム
- 太陽光発電システム
The Forest BFは、窓にアルゴンガス入りLowーE複層ガラスを採用しています。アルゴンガス入りLowーE複層ガラスは、中間層に空気よりも熱伝導率を下げるアルコンガスを封入したガラスです。LowーE膜とアルゴンガスが、外気の影響を受けにくくします。
窓のサッシ部分に使用するのはアルミ樹脂複合サッシです。内側の部分を樹脂にすることで、熱伝導率を下げます。広い大開口部であっても、優れた設備により断熱性能を損ないません。
採用されている断熱材は、高性能グラスウールとポリスチレンフォーム3種です。高性能グラスウールは、繊維系を細かくした断熱材を指します。細かくすることで空気室の大きさを小さくし、熱伝導率を下げるのが特徴です。ポリスチレンフォーム3種は、発砲成型にしたポリスチレン樹脂により断熱をします。施工性に優れた断熱材です。
さらに、高効率給湯システムや太陽光発電システムを採用することで、ZEH住宅にも対応ができます。The Forest BFは、断熱性と省エネ性に優れた商品です。
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住友林業オリジナルのビッグフレーム構法を採用
The Forest BFで採用している構法は、商品名にも利用されているビッグフレーム(BF)構法です。ビッグフレーム構法は、住友林業が2005年に販売を開始したオリジナル構法で、日本最初の木質梁勝ちラーメン構造により特許を取得しています。
天井高と大開口が実現するのは、ビッグフレーム構法のおかげです。自由度を確保しながら高い耐震性を維持します。主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 560mmのビッグコラムを採用
- 通し柱が必要ない梁勝ち構造
- 接合部を強固につなぐ接合メタルタッチ
住友林業のビッグフレーム構法と言えば、そびえ立つビッグコラムが特徴です。一般的な柱は105mmなのに対し、ビッグコラムは560mmを採用しています。通常の5倍ある主要構造材が、優れた耐震性を発揮するのです。またビッグコラムの存在が、柱や壁の必要数を最小にしてくれます。通し柱が必要ない梁勝ち構造のため、1階と2階で自由度の高い間取り提案が可能です。
さらに、大きなビッグコラムと梁の部分を強固に接合するためメタルタッチ接合を採用しています。ビッグコラム、梁、基礎をメタルタッチで一体化させることで、強靭な躯体を実現しました。
耐震性の強さは、実物大振動実験により証明されています。東日本大震災の揺れを上回る実験においても、余裕でクリアをした構造躯体です。加振246回の振動実験もクリアをしています。
住友林業のビッグフレーム構法は、耐震性と自由度を高める構法です。The Forest BFは、ビッグフレーム構法により性能を高めています。
多彩な床材と建具のラインアップ
多彩な床材と建具のラインアップは、The Forest BFの特徴です。床材には、ナラ、クリ、ヒノキ、ウォルナット、チェリー、メイプル、オーク、チーク、マホガニー等が選べます。リニューアル時には、国産材シリーズにヤマザクラ、オニグルミ、カバ、ニレが追加されました。床材には国産材8樹種を含む15樹種が用意されています。
用意された樹種の多さから、多彩な室内空間のコーディネートを可能としました。リニューアルしたことで、選べる選択幅がさらに広がったのです。
ドアの建具にはリニューアル後に2色が追加され合計11色の中から選択できるようになりました。アクセントカラーを活かしたコーディネートも可能です。ラインアップが増えたことで、オンリーワンのデザインがつくれます。多彩なラインナップは、The Forest BFの特徴です。
暮らしの中で七十二候が愉しめる間取り提案
七十二候(しちじゅうにこう)は、聞きなれない言葉かもしれません。七十二候は、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつです。春夏秋冬の四季を24等分にした二十四節気(にじゅうしせっき)、二十四節気をさらに約5日ずつに分けた期間のことを意味します。
七十二候は、季節を知る目安です。季節が深く関係する農作業などの指標として活用しました。The Forest BFは、七十二候の繊細な移ろいを住まいの設計プランに取り入れます。暮らしの中で四季が愉しめる間取りです。
七十二候が愉しめる間取りプランの3つのポイントを紹介します。
間取りの決め方で悩んだ方はこちらで解決
- 感じる:屋外の環境を採り入れることで四季を感じる
- 設える:季節ごとにある日本の催事に合わせた設えでゆとりの演出
- 集う:家族や友人が集まりひと時を過ごす間取り
大開口の窓から見渡せる景色は、季節を感じる最高のキャンパスです。まるで飾られているかのように、室内へ入り込みます。室内に四季を招き入れる設計で、屋外の環境を感じられるのがポイントです。
伝統的な日本の文化からも四季を感じ取れます。正月やひなまつり、七夕などは暮らしに馴染んだイベントです。クリスマスやハロウィンも四季を感じさせます。さまざまなイベントを床や壁面を利用して設えることで、自然を感じやすくするのがポイントです。子どもの情操教育にも役立ちます。
ビッグフレーム構法でつくられた開放的な空間に家族や友人達が集い、ひと時を過ごす贅沢な時間を演出するのもポイントです。
春は、柔らかな日差しと草木の芽吹きが感じられます。夏は、厳しい日差しが本格的な夏の自然を感じられる頃です。秋はだんだんと寒くなり霜が見え始めます。冬は凍り付く地面の下で春を待つ麦が芽を出し始める季節です。これらのような季節を感じる室内提案をThe Forest BFは行います。日本人に好まれる間取り提案です。
解放感のあるウッドデッキの提案
The Forest BFは、国産材を活用したオリジナルウッドデッキの設定が特徴です。キッズデザイン賞2018を受賞したオリジナルウッドデッキが、リビングと庭を上手につなぎます。2つ目のリビングとしても活用できるウッドデッキです。
住友林業のオリジナルウッドデッキは、デッキ面にビスが見えない仕上がりです。年輪やフシがつくる自然の美しさを素直に表現します。ウッドデッキでのくつろぎが、毎日の疲れをいやす憩いのスペースです。
屋内との段差がないオリジナルウッドデッキの存在が、爽やかな風や木漏れ日を採り入れます。心地よい朝の空気とウッドデッキの組み合わせは何とも言えません。すがすがしい状況で朝を迎えられます。
国産材を活用したオリジナルウッドデッキの存在は、The Forest BFに欠かせません。オリジナルウッドデッキはThe Forest BFの特徴のひとつです。
住友林業のThe Forest BFの価格はいくら?
住友林業のThe Forest BF の坪単価は60万円~100万円程度です。住友林業の商品は、ビッグフレーム構法を採用すると価格が上がります。性能やデザインを見れば価格以上の価値ですが、坪単価100万円の大台を見ると高く感じるかもしれません。
坪単価から算出した坪数ごとの価格は次のとおりです。
坪数ごとの価格
- 25坪(82.64㎡) :1,500万 ~2,500万円
- 30坪(99.17㎡) :1,800万 ~3,000万円
- 35坪(115.7㎡) :2,100万 ~3,500万円
- 40坪(132.23㎡):2,400万~4,000万円
- 45坪(132.23㎡):2,700万~4,500万円
- 50坪(132.23 ㎡):3,000万~5,000万円
上記はあくまで目安です。参考程度に活用してください。住まいの一般的な広さは38坪です。38坪で建てた場合は、2,280万~3,800万円程度の価格が必要になります。The Forest BFを検討されている人は、費用の目安にしてください。
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住友林業のThe Forest BFの特徴まとめ
住友林業のThe Forest BFの特徴について解説をしました。The Forest BFは二世帯住宅や1階店舗、ガレージハウスにも対応できる商品です。自由度と解放感が高いながらも、優れた性能を維持します。
自然を暮らしに取り込みたいと考えている人にはThe Forest BFがおすすめです。リニューアルでより魅力的になったThe Forest BFを検討しましょう。