住友林業は「木造の家」を得意としていてで、木の質感を活かした上質な空間づくりが非常にうまいです。抱えている一級建築士の数はハウスメーカーの中でトップクラスと言われており、住宅の設計提案能力の高さはハイレベルです。
そんな住友林業の商品の中で一番人気と呼び声が高いのがThe Forest(ザフォレスト)BFという商品です。この記事ではThe Forest BFの特徴や価格帯、間取りなどを解説していきます。
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the Forest BFの特徴
住友林業のプレスリリース記事によると開放感のある吹き抜けはもちろんのこと、天井高を2250㎜・2400㎜・2600㎜・2800㎜のラインナップで構成します。落ち着きある空間の天井高2250㎜・2400㎜、伸びやかで開放的な空間の高天井2600㎜・2800㎜を用意し、お客さんの好みに合わせた室内空間を設計してくれます。
さらに屋根の傾斜を利用した勾配天井や梁を露出させて天井を高く見せる折上(おりあげ)天井など多彩な組み合わせでお客様のニーズに幅広く対応してます。



商品コンセプトは七十二候
また、商品の開発コンセプトは「春夏秋冬の四季だけでなく、それを細かく分けた七十二候という季節があり、いつもの日々のふとした瞬間に、新しい季節の訪れに気づく歓び。そんな、古来の日本人が大切にしてきた豊かな感性とすこやかに暮らすための知恵を、設計に活かしました」です。
住友林業らしい、木造の特徴をふんだんに活かした、和モダンを全面に推している住宅シリーズになっています。
「BF」は工法の名前
商品名に付いているthe Forest BFの「BF」は工法の名前です。「ビックフレーム」と言い、一時期、白鵬関が出演してインパクトのあるCMを展開していた時期もありました。
木造で一番心配な耐震・耐久性については、一般的な柱が105mm角であるのに対して、BF構法では幅560mmのビッグコラム(大断面集成柱)を主要構造材として使用してます。
柱幅が約5倍あり、地震に耐えるための耐力壁の役割も果たし、在来工法では成し得ない耐震性を実現しております。
木質を活かした内装インテリア
床、天井、壁など、それぞれの部位に適した樹種をセレクト可能です。木を活かした内装のトータルコーディネートにより、寛ぎの木質空間をつくります。
ポイント
室内においてはマホガニー、ウォルナット、チーク、チェリー、メイプル、オークなど多彩な木材が使用されています。
通常の住宅では、ビニールクロスが多く特徴のない内装になりがちでありますが、The Forest BFは様々なポイントで「自分らしい木質を活かした内装インテリア」が実現できます。
塗り壁や、和紙もデザインに取り入れたりと和風の雰囲気を醸し出す一方、建具ではブラックデザインも選択でき、黒い壁との調和や、最近流行りのスチール階段と木の調和と、和モダンでのインテリアが楽しめる商品となっております。
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The Forest BFの間取り
The Forest BF代表的な間取りを2つピックアップし解説していきます。
この商品の特徴の「プレストレストティンバー」での大開口・大空間です。上からの荷重に強く最大開口幅約7.1mまでの設計が可能です。この技術により大開口・大空間の居室、大型ガレージ(車2台を余裕で駐車可能)、店舗設計などに対応可能です。
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間取りプランサンプルA
参照元:住友林業公式サイト
外観 | 住友林業らしく落ち着いた雰囲気かつ、横に広がる重厚感のある外観をしております。 |
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間取り | 玄関~キッチンへの導線が、非常に考えられており、使いやすさと家事の便利さを兼ね備えています。ビックフレームならではの大きなリビングがあり、通常の4P(3.6m)に比較し、木造で5P(4.5m)の幅で空間の広がりが取れることが特徴です。2階についても、ファミリースペースを確保し、贅沢な空間の使い方になっております。 |
間取りプランサンプルB
参照元:住友林業公式サイト
外観 | 特徴的な東入の正面2階の格子が印象的です。一部でタイルを併用し重厚感がある外観となっております。 |
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間取り | 1階南西に、ウッドデッキのスペースを設けることで、1階のリビングダイニングに日当たりの向上が見込め、1日を通じて明るい1階となるよう設計されています。応接間としての、和室も玄関付近に設計されており、来客の際もプライベート空間とは分離がしっかりできている間取りです。2階南にバス空間を設計されており、日中は明るいバス空間で落ち着いた入浴ができそうです。 |
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The Forest BFの価格帯
ニュースリリースではThe Forest BFの坪単価64万円との記載がありますが、実際の最終見積りでは、インターネットでの意見や建築された方の体験談を拝見していると坪単価が平均で80万円前後といったところが妥当なようです。
大手10社の中でも高級層に属する住友林業ですが、ビックフレーム工法かつ高級な内装を売りとする商品であり、住友林業の中でも高級グレードの商品に位置します。
なかなか高い買い物となりそうですが、その金額なりの外観・内装になると想定されます。
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The Forest BFの評判
金額も非常に高額ではありますが、口コミを拝見していると満足度の高い商品である印象を受けます。
様々な方がブログなどで書いていらっしゃるのは、
- 設計の自由度の高さ
- 断熱性の高さからくる暖かさ
- 天井高の満足
上記の3点の意見が多いようです。やはりビックフレームかつ、「プレストレストティンバー」での大開口は間取りが取りやすい意見が多いです。
またZEH基準の断熱性能から、本州地域であれば年中、快適な室内空間で過ごせることからThe Forest BFの評判は上々の商品となっております。
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