住友林業はZEHの住まいとして「Green Smart」を展開しています。環境にやさしい住まいに興味のある人は、「Green Smart」に注目しているでしょう。それでは、住友林業の「Green Smart」がどのような家なのか紹介します。
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住友林業のGreen Smartの坪単価
これから住友林業で「Green Smart」を建てるとなると坪単価は75万円から90万円程度かかると考えましょう。一般的なハウスメーカーの建てる住まいと比較すると多少坪単価が高いと思われるかもしれません。しかし、住友林業は高品質な住まいを建てることに定評のあるハウスメーカーであり、「Green Smart」は坪単価以上の価値のある住まいとなります。
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Green Smartのコンセプト
住友林業が提案している「Green Smart」のコンセプトはゼロエネルギーの暮らしを送れることです。未来志向の家づくりを目指していて、自然の恵みを生かして、経済的で暮らしやすく環境にも配慮した住まいを提案しています。そのために、「Green Smart」にはさまざまなこだわりが盛り込まれているのです。
まず、「Green Smart」は省エネと快適さを重視しています。断熱性能が高くてエネルギー消費を抑制することに成功しています。また、木の住まいであることにこだわっているのも「Green Smart」の特徴です。再生可能な素材である木を用いることによって、環境への負荷を軽減することに成功しています。さらに、いろいろな環境機器を導入しているのも「Green Smart」の特徴といえるでしょう。環境機器を活用することでエネルギーを賢く使うことができるのです。これらの工夫によって、「Green Smart」は住まいの消費エネルギーをゼロにすることを目指します。住友林業ならではのZEHを実現するのです。
Green Smartの省エネや快適さのこだわり
「Green Smart」は断熱性能が高いのが特徴です。このおかげで夏の暑さと冬の寒さをしっかりと遮断することに成功しています。天井や外壁、床下、窓にそれぞれ断熱部材を取り入れているのが特徴です。外から入り込んでくる日射熱や冬の失熱を防ぐことができるため、結果的に冷暖房の消費量を抑えることができます。
また、「Green Smart」は木の住まいであることにこだわっています。実は木というのは熱伝導率が低いのが特徴です。熱が伝わりにくい素材となっているため、木を採用することで「Green Smart」は断熱性を高めています。住まいの中でも特に熱損失が大きいとされているのは窓です。そこで、「Green Smart」は窓の断熱性に特にこだわっています。

「Green Smart」では涼温房を取り入れているのも特徴です。自然の恵みを活かすことによって心地よい室温を維持できる設計のことを涼温房といいます。そのため、「Green Smart」は夏場になると室内を心地よい風が通っていきます。また、冬になるとしっかりと室内に光が注ぎ込むようにもなっているのです。家の南側には落葉樹を植えて冬に光を通るようにして、北側には常緑樹を植えることで北風をしっかりと防ぎます。
省エネ機器をしっかりと取り入れているのも「Green Smart」の特徴です。たとえば、HEMSを利用することができます。こちらによって、家庭の電化製品などのエネルギー消費を常に管理することが可能です。省エネを応援する機能が備わっています。エネファームも採用しています。こちらによって効率よくお湯を沸かすことが可能です。高効率の給湯器やエアコンなども備わっています。照明はすべてLEDを採用しています。省エネのための機器を選定しているのです。
「Green Smart」の環境機器
「Green Smart」にはさまざまな環境機器が用意されています。たとえば、太陽光発電です。太陽光によって発電することで、そのエネルギーを家庭内で利用できるようになります。デザイン性も重視しているため、住まいの外観を損なわず自然な形で設置できるのが特徴です。毎日、どのくらいの発電ができているのか、家庭内でどのくらい電気が使われているのかをすぐに確認することができます。リアルタイムで確認することで節電意識を高めることも可能です。発電した電気で使わなかった分については売電することもできます。余った電気を電気会社に買取してもらうことで電気が無駄にならないのです。
また、「Green Smart」には蓄電器が備わっています。こちらは発電した電気を蓄えられるだけではありません。たとえば、深夜の割安な電力を利用して蓄電しておくこともできます。これによって光熱費の削減を実現できるでしょう。蓄電池は防災に備えることも可能です。万が一、地震などで電気の供給がなくなったとしても、蓄電池に蓄えられている電気を使うことで急場をしのぐことができます。
さらに、「Green Smart」では電気自動車とV2Hのシステムを組み合わせることもできます。電気自動車に搭載されている蓄電池を家庭のための蓄電池として利用することができるのです。たとえば、いざというときの予備電源として活用できます。車を乗らないときには、自動車の電池を家庭用の電力として使うことも可能です。
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まとめ
住友林業の「Green Smart」についてまとめました。「Green Smart」であれば、環境にやさしく、家計にも配慮した暮らしを送ることができます。充実した設備が整っていて、設計にもこだわっていて、デザイン性も優れた家となるでしょう。