この記事では、タマホームのメリット・デメリットを紹介しています。業者選びで悩んでいる方や、タマホームを候補に入れている方は参考にしてくださいね!また、タマホームの関連記事も合わせてチェックしておきましょう!
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目次
タマホームの特徴
タマホームは、1998年設立。本社を東京都港区においている会社です。創業者の玉木康裕さんが30代の頃、アメリカでの市場調査において日米の土地と住宅の価格差に衝撃を受け、日本で「安くて良い家」を提供しようとタマホームを創業したそうです。
このハウスメーカーの最大の特徴は「他のメーカーと比べ、圧倒的な低コストで家を購入できる」こと。坪単価は40万円以下になることもあり、他と比べると破格の安さです。
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タマホームの注文住宅のメリット
タマホームのメリットをまとめると以下の3点のことが言えます。
- 低価格
- 家が建つまでのスピードが速い
- イベントが多くて楽しい
もう少し詳しく解説しますので、合わせてご覧ください!
メリット1:低価格
タマホームの一番の特徴は、何といっても低価格で家を買えるということ。安いということが一番の人気の理由です。ローコストで住宅を建てようと思った場合、必ず検討するハウスメーカーかと思いますし、既にローコスト住宅=タマホームという図式が頭にある人も多いのではないでしょうか。
ココがポイント
ローコストを実現するために建築資材や住宅設備を一括で仕入れ、それを標準仕様とすることで原価を抑えています。
メリット2:家が建つまでのスピードが速い
タマホームの工期は短く、だいたい2か月半程度で家が建ちます。
工期は人件費に直結し、利益に関わることなので、出来る限り短いほうがいいわけです。タマホームでは工期を短くする工法を積極的に導入して、ローコスト住宅の実現をしています。
メリット3:イベントが多くて楽しい
タマホームでは「クレープやたい焼きの屋台販売」、「似顔絵屋さんが来て似顔絵を描いてくれる」、「野菜詰め放題・カレーループレゼント」、「チョコ詰め放題」、「展示会でワークショップ開催」、「BBQパーティー開催」「がらがら抽選会」「お菓子すくい」等、様々なイベントを行っています。
来場者には商品券やクオカードが貰えるキャンペーンも過去に何度も行われています。また、子どもが喜びそうな「トミカ・プラレールわくわくパーク」といったイベントもありました。これらのイベントはタマホームで家を建てようと検討している人向けになりますが、楽しそうだし、小さい子どものいる家族にとっては一つのレジャーとして遊べそうです。
家づくりを検討していなくても面白そうだな、行きたいなと思ってしまいます。週末にタマホームのチラシが家に届いた時には、今回はどんなイベントをやっているのかな?とついつい見てしまいますよね。
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タマホームの注文住宅のデメリット
タマホームのデメリットもまとめてみました。
- 提示されている非常に安い価格では家が建たない可能性がある
- 営業マンが忙しすぎて、丁寧に対応してもらえない
デメリット1:提示されている非常に安い価格では家が建たない可能性がある
20万台で立つという話も聞くくらい、タマホームは「安く家を建てられる」というイメージのあるハウスメーカーです。特徴としては「大安心の家」とか「木麗な家」、「木望の家」といった規格住宅を販売し、デザインや設備なども絞り込んで資材を大量発注することにより、コストを削減しています。
そのため、その商品の提案通り、標準仕様で良い場合には安く建てられても、それに満足できずに次々にオプションを足してしまうと、最終的に費用が跳ね上がってしまいがちです。
タマホームで家を建てようかと検討している人にとって、その理由は「安いから」であることが一番大きいでしょう。それなのに、理想を追求した結果総額で高くなってしまっては「タマホームを選んだ意味がない」ということになります。理想を追求するなら別のハウスメーカーでもいいよね、という話です。
せっかく数あるハウスメーカーの中からタマホームを選ぶのであれば、タマホーム最大のメリットであるコスト面を追求してほしいところです。
ココがポイント
規格型住宅とはいっても家の商品数は多いし、様々なデザイン・パターンが用意されているので、じっくりとカタログに目を通し、標準仕様で納得がいくような商品がないか探してみましょう。
デメリット2:営業マンが忙しすぎて、丁寧に対応してもらえない
タマホームでは、ローコスト住宅を実現するための一つとして、家づくりに関わる人件費も削られているであろうということは容易に想像がつきます。営業マンにしても同様で、一人で多くのお客様を担当し様々な仕事をこなしています。見積もりも営業マンが行っているようです。
結果、一人のお客様にかけられる時間は少なくなるでしょうから、常識的に考えても「じっくり打ち合わせに時間をかけてもらう」とか「その家族のニーズを引き出すような細かい提案」だとかは期待しない方が良さそうです。
ココに注意
人生の一大事業である「家を建てる」ということについて、手取り足取り丁寧に寄り添って欲しいという希望を持つ人にとっては物足りないと感じる可能性があります。
しかしながら、少ない人数で回してこそのローコスト住宅です。じっくりゆっくり話をしながら進めたいという方は、「ローコスト」ではなく質を重視した大手のハウスメーカーを選択すればよいでしょう。
タマホームにおいては、「営業マンが自分の為に多くの時間をさいているヒマはない」と割りきりましょう。自分で勉強し、自分から営業マンに質問し、建築現場に顔を出しておかしいところがないかチェックし、といった「自分の家づくりは自分で仕切る」といった思いがあると良いかと思います。忙しすぎて、オプションなどの希望が漏れていたり、営業マンから現場へ指示が伝わっていなかったりといったことも起こるかもしれません。
まとめ
今回はタマホームのメリットデメリットを中心に書いてきました。
タマホームのメリットは何と言ってもローコストで家が建てられること。ローコストであっても、品質が極端に悪いということではなく、基礎や耐震性などもきちんとしています。また、標準仕様であっても、選択できるものが多数あることも嬉しいですね。
営業マンと二人三脚で時間をかけてじっくりと家作りに取り組みたいとか、個性的な家を建てたいといった希望のある人には向いていないかもしれませんが、「デザインも間取りも王道で良いので、ローコストで家を建てたい」という方にはぴったりです。また工期も短いので、手早く家を建ててすぐに引っ越したいといったニーズにもこたえられるハウスメーカーです。