クレバリーホームのENELITE(エネリート)の坪単価は?特徴と合わせて解説

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クレバリーホームのENELITE(エネリート)の坪単価は?特徴と合わせて解説

 

  • 「クレバリーホームのENELITEってどうなのかな?」
  • 「クレバリーホームのENELITEの坪単価が知りたい」

 

上記のようにクレバリーホームのENELITEが気になっている人はいませんか。クレバリーホームはフランチャイズシステムにより、質の高い住まいを適正価格で建てるハウスメーカーです。安いZEH住宅を検討している人は、ENELITEが気になることでしょう。

 

気になっている人は、ENELITEの坪単価や特徴を確認しておくべきです。そこで今回は、次の内容について解説をします。

 

ココがポイント

  • クレバリーホームENELITEの概要
  • ENELITEの坪単価
  • ENELITEの特徴

 

クレバリーホームのENELITEが気になっている人は参考にしてださい。

 

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クレバリーホームのENELITEの概要と種類

参照元:公式ページ

 

ENELITE(エネリート)は、2018年に販売を開始したコンセプトモデル商品です。当時はクレバリーホーム史上最高の「UA 値=0.28W/㎡・K」 を実現する商品として、大々的に販売を開始させました。

 

さらに詳しく

  • 一年を通して理想的な室内環境を整える快適な暮らし心地を追求した住まい
  • 解放感とプライバシーを両立したデザイン性
  • 日々の利便性を高めた住まい

 

ENELITEは当時、「断熱性能」「省エネルギー」「暮らし心地」に優れた住まいを一棟でも多く届けたいという思いで商品化されました。適正価格でありながらも、最も厳しい北海道の基準を上回る商品です。

 

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ENELITEの種類

 

2018年に販売を開始したENELITEですが、2023年現在では次の2つがコンセプトモデルとして販売されています。

  1. ENELITET THERMO(エネリート・サーモ)
  2. ENELITET ZERO(エネリート・ゼロ)

 

ENELITET THERMOは、2022年9月1日から販売を開始したENELITETの新バージョンです。UA値は「0.26W/m2・K」と、2018年に販売を開始したENELITETの性能を上回りました。HEAT20のG3もクリアした断熱性能を有する商品です。

 

ENELITET ZEROは、高い断熱性を活かしたクレバリーホームのZEH住宅として販売をされています。環境にも住まう人にも優しい住まいを実現する商品です。断熱性能に関しては、ENELITET THERMOに劣りますが、ZEH基準は軽々とクリアしています。太陽光パネルなどが標準装備されたZEH仕様です。

 

クレバリーホームは、「ENELITET THERMO」と「ENELITET ZERO」の2つを公式サイトに掲載し販売をしています。

 

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クレバリーホームのENELITEの坪単価と価格

 

クレバリーホームのENELITEの坪単価は50万円~70万円程度

 

クレバリーホームのENELITEの坪単価は50万円~70万円程度です。高い断熱性を誇る商品が低価格で建てられるのは、クレバリーホームの魅力ではないでしょうか。省エネ性能を実現した商品が、適正価格で建てられます。

 

もちろん耐震性の高さやクレバリーホームの特徴とも呼べるタイル外壁も付いた坪単価です。断熱性能のことばかり紹介をしていましたが、安全性や耐久性に関しても問題はありません。

 

クレバリーホームのENELITEの坪数別価格帯

 

ENELITEの坪単価から、坪数別の価格帯を算出した結果は次のとおりです。

坪数本体価格建築総額
25坪(82.64㎡)1,250万~1,750万円1,667万~2,333万円
30坪(99.17㎡)1,500万~2,100万円2,000万~2,800万円
35坪(115.7㎡)1,750万~2,450万円2,333万~3,267万円
40坪(132.23㎡)2,000万~2,800万円2,667万~3,733万円
45坪(148.76㎡)2,250万~3,150万円3,000万~4,200万円
50坪(165.29 ㎡)2,500万~3,500万円3,333万~4,667万円

 

上記はあくまでも目安です。建てられる予定坪数における価格帯を参考にしてください。建築総額は、諸費用なども含めた価格です。本体価格だけでは住み始めることができません。注文住宅の予算を検討するときは、建築総額を確認しておきましょう。

 

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クレバリーホームのENELITEの断熱性能

 

ENELITEの魅力と言えば断熱性能です。ただENELITE THERMOとENELITE ZEROでは、断熱性能に若干の違いが生じています。それぞれの断熱性能を確認しておきましょう。

 

ENELITE THERMOの断熱性能

 

ENELITE THERMOは、クレバリーホーム史上最高レベル(2023年7月現在)と称しています。UA値は「0.26W/m2・K」を実現する商品です。北海道の省エネ基準やHEAT20のG3をクリアしています。
HEAT20のG3をクリアしたということは、非暖房の冬の日でも室内はおおむね15℃を下回らない性能です。ENELITE THERMOは高い断熱性により次のメリットが生じます。

 

メリット

  • 一年中快適に暮らせる
  • 省エネなので光熱費の節減やCO2の削減を実現
  • 家の中の温度差を少なくすることでヒートショックを予防
  • 開放的な間取りが可能
  • 結露が防止できるので、住まいの耐久性が向上

 

ENELITE THERMOの断熱性能は、上記のメリットが生じるほどの高さです。住む人の健康にもつながります。家計と健康、さらには地球環境にも優しい住まいです。ではなぜENELITE THERMOは高い断熱性を実現するのでしょうか。それは、断熱性能を高めるために、適切な処置をしているからです。

 

「天井」

小屋裏には熱がこもりがちです。その熱を室内へ伝えないために、天井には厚さ300mmのブローイング断熱材(エリアによっては高性能グラスウールマット)が充填されています。ブローイング断熱材を隙間なく充填することで、屋根から伝わる熱を室内に通しません。

 

「外壁」

外壁は断熱性と気密性、遮熱性を実現する工夫が施されています。

ココがポイント

  • 透湿・防水・遮熱シートで熱の放射を抑える
  • 断熱材区分最高性能のフェノールフォーム断熱材1種2号CⅡを45mm
  • 高密度の無機質繊維系断熱材を充填
  • ベーパーバリアシート(気密シート)で壁内部の室内側を覆う

 

いくつもの工夫により、外壁からの熱伝導を抑えます。

 

「窓」

外壁を優れた断熱材で覆っても、窓から熱を侵入させては意味がありません。窓には「樹脂サッシ」と「アルゴンガス入りLowEトリプルガラス」を採用しています。熱伝導率の低い樹脂サッシとトリプルガラスは、オプション仕様にするハウスメーカーがほとんどです。標準仕様にすることで、高い断熱性能を実現します。

 

「基礎」

床下の対策も万全です。

ココがポイント

  • 基礎には押出法ポリスチレンフォーム3種aDを施工(外側:50mm、内側:100mm)
  • 24時間にわたり機械式強制排気を行う防湿対策
  • 地中に埋められた断熱材のシロアリ被害を防ぐタームガードシステム

 

外気を床下と遮断させることで、室内の環境を守ります。床下からの侵入もさせません。
ENELITE THERMOは、万全な対策で「0.26W/m2・K」を実現します。

 

ENELITE ZEROの断熱性能

ENELITE ZEROは、THERMOの断熱性能には及ばないものの、ZEH基準はしっかりと上回っています。エネルギーの無駄遣いをなくす断熱性能です。

 

「天井」

ENELITE ZEROは、厚さ210mmのブローイング断熱材を充填天井に充填しています。ブローイング断熱材を隙間なく充填させることで、天井からの熱を抑える仕組みです。ペーパーバリアシートを貼ることで、湿気を抑える工夫も施されています。

 

「外壁」

外壁に施されている技術は次のとおりです。

ココがおすすめ

  • 無機質繊維系断熱材を100mm充填
  • ベーパーバリアシート(気密シート)で壁内部の室内側を覆う
  • 透湿・防水・遮熱シートで熱の放射を抑える

 

3つの工夫で壁からの熱伝導をおさえています。

 

「窓」

窓には熱伝導率が低い「樹脂サッシ」を採用、ガラスは「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」です。樹脂サッシを標準装備させることで、冷暖房の効率を高めています。

 

「基礎」

床下には、押出法ポリスチレンフォーム3種65mmを採用することで、断熱性と気密性を高めました。吸水率が低いので、耐久性にも優れています。長きにわたり住まいの断熱性能を保つ工夫です。

 

ENELITE THERMOを見た後ですから、「あれ?少し物足りない?」と思われるかもしれません。ただENELITE ZEROの断熱性能も十分です。トリプルガラスと複層ガラス、断熱材の厚さなど少しずつ違いがありますが、ZEH基準は余裕でクリアしています。

 

クレバリーホームのENELITEの特徴

 

クレバリーホームのENELITEの特徴

 

ENELITEが優れているのは断熱性能だけではありません。断熱性能以外の特徴を紹介します。

 

外壁タイルの採用

 

クレバリーホームの外壁と言えばタイルです。クレバリーホームは、オプション仕様にするハウスメーカーが多いタイル外壁を標準装備としています。耐候性、耐汚性、耐傷性に優れた外壁タイルです。

 

クレバリーホームの外壁は、次の特徴を持っています。

ココがポイント

  • 耐候性が高いので天候による劣化や退色を防ぐ
  • セルフクリーニング機能でキレイを継続
  • 硬度が高いので擦りキズや掻きキズの心配はほぼ不要

 

クレバリーホームの外壁タイルは、メンテナンスコストを抑えてくれます。天候による劣化や退色が起こりにくく傷も付きにくいです。耐久性の高さから、メンテナンスコストを抑え、建ててからの費用を少なくします。
セルフクリーニング機能も備わっているので、いつまでもキレイが長続きするタイルです。外壁のお掃除をラクにしてくれるので助かります。

 

ENELITEは、クレバリーホーム自慢のタイル外壁が標準仕様です。いつまでもキレイが続く性能の高いタイルが、理想の我が家にしてくれます。

 

高い耐震性能

 

ENELITEはプレミアム・ハイブリッド構法を採用することで耐震性能を高めています。安心で安全な住まいを実現する構法です。
プレミアム・ハイブリッド構法は、2つの構造を組み合わせた構法で、クレバリーホームが独自に開発をしました。プレミアム・ハイブリッド構法は次の2つの構造を組み合わせています。

 

プレミアム・ハイブリッド構法

  • 1階と2階を一体化させる「SPG構造」
  • 揺れに抵抗する「モノコック構造」

 

貫く柱により住まいを一体化させるSPG構造と、6面体で地震の強い揺れエネルギーを受け止めるモノコック構造を組み合わせた住まいです。独自のグリッド設計システムや高精度HSS金物など、構造を強固にする工夫もたくさん施されています。

 

ENELITEは断熱性能に注目されがちですが、他の性能も十分です。先ほどの坪単価で、安心で安全、さらには心地よさを加えた住まいが実現をします。

 

クレバリーホームのENELITE ZEROの特徴

 

ENELITE ZEROは、ZEH仕様の商品です。THERMOより断熱性能は劣りますが、省エネと創エネに優れています。

省エネと創エネ

  • 省エネ性の高い設備を標準装備
  • 安定して発電できる太陽光発電システム
  • HEMSでエネルギーを見える化

 

冷暖房や給湯、照明などの消費電力比率は高いです。それらの消費量を抑えるために、省エネ効果の高い設備を標準装備させています。自然エネルギーでお湯を沸かすエコキュートなど、意識をしなくてもエコな暮らしが実現する設備ばかりです。
太陽光発電は、高緯度で照度の低いドイツで開発されたシステムを採用しています。くもりや冬でも安定して発電できる優れモノです。発電力の高さにより、安定した創エネを実現します。オプションでリチウムイオン蓄電システムの採用が可能です。

 

住まいのエネルギーはHEMSで見える化をしています。消費量を確認することで、節電意識が高まるのがポイントです。発電量と合わせて確認することで、住まいのエネルギーの流れを把握できます。

 

ENELITE ZEROは、ZEH住宅の基準を満たしている商品です。ZEHを求めている人は、ENELITE ZEROを検討しましょう。

 

クレバリーホームのENELITEまとめ

 

クレバリーホームのENELITEについて解説をしました。最後にまとめます。

ココがポイント

  • ENELITEにはTHERMOとZEROの2種類がある
  • ENELITEの坪単価は50万円~70万
  • クレバリーホームのENELITEは断熱性能に優れている

 

ENELITEは、お手頃な坪単価にもかかわらず性能に優れた住まいです。THERMOとZEROのどちらを選んでもコストパフォーマンスに優れています。性能の高さを追求するのならば、THERMOで相談しましょう。安くZEH住宅を建てたいのならばZEROがおすすめです。

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