低予算でもグレードの高い住宅を建てられるユニバーサルホームのメリット、デメリットをご紹介したいと思います。
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ユニバーサルホームの特徴
ユニバーサルホームは1995年設立、本社は東京都中央区にあります。有名なフランチャイズハウスメーカーである「アイフルホーム」の創業者、加藤充さんによって立ち上げられた住宅会社です。アイフルホームとの違いは、アイフルホームよりさらに合理化・低価格化が進められていること。
ユニバーサルホームには直営店とFC店があり、FC店は地元の工務店が加盟をして住宅の販売を行っています。住宅建築の際に下請け業者に工事を発注せず、加盟店が直接受注、施工することで「完全責任施工」の体制で建築を行っています。
特徴としては「低予算でもグレードの高い住宅を建てられる」という点があります。
ユニバーサルホームの注文住宅のメリット
ユニバーサルホームのメリットをまとめると以下の4点のことが言えます。
- 独自の地熱床システムで、省エネルギーなのにいつでも快適
- 頑丈な基礎で地震に強い
- 床下の湿気を遮断
- 床下がなく、津波や豪雨に強い
もう少し詳しく解説しますので、合わせてご覧ください!
メリット1:独自の地熱床システムで、省エネルギーなのにいつでも快適
ユニバーサルホームのホームページを見ると、ユニバーサルホームで建築した人がユニバーサルホームを選んだ理由の第1位として「地熱床システム」が挙げられています。
さらに詳しく
地熱というのは、夏はひんやり冷たく、冬はほんのり暖かいもの。ユニバーサルホームでは、この自然のエネルギー「地熱」を利用して、快適に暮らせるように工夫をしています。
自然のエネルギーは「太陽」「水」「風」などいろいろありますが、この「地熱」はなんと天候の影響を受けないのです。太陽であれば、曇っていれば降りそそぐエネルギーは減るし、水も風もしかり。しかし地熱はそういった天候の影響を受けないという点で他よりも「安定した」エネルギーと言えるのです。
実際に床下の温度は「真夏は25度から真冬は15度」の範囲を安定して保っており、この天然の冷暖房効果により1年をとおして快適な室内環境を作り出すことができるのです。さらに、この床下温度の利用することで、省エネルギーな家となり、冷暖房費を抑えることが可能となっています。
メリット2:頑丈な基礎で地震に強い
ユニバーサルホームの地熱床システムは、地面と床下に砂利を敷き詰めて密閉し、その上をコンクリートで仕上げています。砂利は地面とほぼ一体化し、外部からの圧力も砂利間で吸収・分散。これは線路と同じ原理なのですが、石が次の石に振動を分散してから伝えるということが、振動を消しあう効果をもたらします。
コンクリートだけではダイレクトに振動・衝撃を受けてしまうところ、この砂利を挟むことにより、砂利が振動を吸収・分散してくれるのです。
メリット3:床下の湿気を遮断
地熱床システムは、コンクリートで覆われた完全密封構造。その為、外部からの湿気を遮断し、湿気やシロアリの被害を受けにくいというメリットがあります。(床下に湿気を貯めこまず、シロアリの生息条件に適さないため)
メリット4:床下がなく、津波や豪雨に強い
地熱床システムは、砂利を地面から床下まで敷き詰めて密閉しています。床下は隙間が一切ありません。津波が起こった場合、通常の一般住宅は床下が空洞の為床下に波が入り込み、その浮力で家が持ち上げられ、横からの波で流されてしまう。という状況になってしまいます。
ユニバーサルホームの場合はそもそも床下に隙間がない為、波は入り込まず、雨水や土砂も流れ込むことはありません。床下が密閉されているので、床下浸水はありえないのです。津波・豪雨・洪水に強い家と言えるでしょう。
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ユニバーサルホームの注文住宅のデメリット
ユニバーサルホームのデメリットもまとめてみました。
- 地熱床システムならではのデメリット
- 完全なオリジナル住宅を建てるのは難しい
デメリット1:地熱床システムならではのデメリット
キッチンの床には、よく床下収納がありますよね。床下収納には、普段あまり出し入れしない食品や、ぬか床・みそ・醤油といった買い置き調味料などを入れている人も多いかと思います。地熱床システムを採用すると、床下収納は作れないので、こういった物の置き場所を別に確保しなくてはいけません。
また、メリットである「冬は1階の床全体が暖かい」ことの裏返しになるのですが、同じく地熱床システムならではのデメリットとして、冷たい床部分がないということがあります。
これはどういったデメリットなのかというと、冬ならば室内保管で良さそうな食品を、そのあたりに置きっぱなしには出来ないということです。
例えば、冬に購入しがちなかさばるものとして「丸ごと一株の白菜」とか「みかんの段ボール1箱」などがありますよね。これらは、冬は寒いし大丈夫だろうということで、冷蔵庫に入れずに室内に置きっぱなしの家庭が多いかと思うのですが、床全体が暖かいので、その変に適当に放置するわけにもいきません。
ユニバーサルホームの地熱床システムでは、玄関だけ寒くしておこうとか、この部屋だけは暖房しない、といったことは選択出来ません。多大なメリットと比較したらデメリットと呼べるほどのことではないかもしれませんが、些細な事柄だけに見落としがちなので、その点少しだけ注意が必要です。
デメリット2:完全なオリジナル住宅を建てるのは難しい
ハウスメーカーには完全な自由設計と、規格型住宅があります。「自由設計」といいながらもそこまで自由ではないハウスメーカーも多数あります。
ユニバーサルホームも例外ではなく、他と同様に規格型住宅よりであり、「あらかじめ用意された規格の中で、自由に組み合わせて設計」するスタイルとなっています。ただ、比較的選べる商品タイプも多く、コンセプトも幅広いので、多数の選択肢の中から選ぶことが出来るのは嬉しいですね。
まとめ
今回はユニバーサルホームのメリットデメリットを説明しました。ユニバーサルホームの地熱床システムは、ユニバーサルホームの大きな特徴であり、他の住宅メーカーにはない画期的なシステムです。多くの人から支持される大きなメリットがあると同時にデメリットになる部分もあります。
ユニバーサルホームでは、在来工法を基本に、現代の高気密・高断熱・高耐震に対応できるように改良がなされており、コストパフォーマンスの高い住宅を提供しています。ユニバーサルホームのウリである地熱床システムを取り入れたい人、出来るだけ低予算で高性能な家を建築したい人は検討する価値のあるハウスメーカーです。