- 「タマホームはローコストって聞いたけど最上級商品も安いのかな?」
- 「大安心の家プレミアムって普通の大安心の家と何が違うの?」
タマホームの「大安心の家プレミアム」で悩んでいる人はいませんか。大安心の家プレミアムは、ベストセラー商品である「大安心の家」の上位商品です。プレミアムの名に恥じない高品質な住まいを実現します。
しかし「高品質」と聞いて「何が?」と思う人もいるはずです。大安心の家プレミアムで悩まれている人は、特徴や大安心の家との違いを確認しておきましょう。そこで今回は、次の内容について解説をします。
ココがポイント
- 大安心の家プレミアムの特徴
- 大安心の家と大安心の家プレミアムの違い
- 大安心の家プレミアムの坪単価と総額
大安心の家プレミアムが気になる人はぜひ参考にしてください。
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大安心の家プレミアムの特徴
参照元:タマホーム公式ページ
最初に、大安心の家プレミアムの特徴を確認しておきましょう。大安心の家プレミアムのコンセプトは「最高品質を低価格で」です。
暮らしやすい家であるのは当然のこと、そのうえで満足のできる生活が実現できる住まいが価値のある家ではないでしょうか。
大安心の家プレミアムは、品質とデザインにこだわり抜いた商品です。プレミアムの名にふさわしい特徴を有しています。しかもタマホーム自体の特徴である低価格も実現した商品です。総額が安いにも関わらず、魅力的な特徴を多く有しています。
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大安心の家プレミアムは美しいファサードが特徴
大安心の家プレミアムは、美しいファサード(建物の正面から見た外観のこと)が特徴です。見るものに、洗練された重厚感を与えてくれます。美しく見える秘密は高さの統一です。大安心の家プレミアムでは、次の高さを同じにしています。
さらに詳しく
- 軒とサッシ上部のライン
- 玄関下がり壁とサッシ上部
正面から大安心の家プレミアムを見ると、外観に無駄な線がないことがわかります。水平ラインが強調されることで、どっしりと構えた邸宅のような美しい外観にしているのです。
自然エネルギーを上手に活用する効率性の高い設計
大安心の家プレミアムは、自然エネルギーを活用できる効率性の高い設計を行っています。自然の恩恵を受けながら、電気代が節約できる設計です。
ココがポイント
- 停滞する暖気の留まりを解消
- 太陽の入射量を抑える工夫
大安心の家プレミアムは、垂れ壁(天井から数cmほど垂れ下がった壁)をなくしています。天井付近に停滞する暖気は、垂れ壁が原因です。垂れ壁をなくすことで空気の停滞をなくし、風通しの良い住まいに仕上げてくれます。
また、軒の出を1,000mmにすることで、夏の日差しを遮る工夫をしているのも特徴です。入射角が低くなる冬は、部屋の奥まで日差しが入り込みます。太陽と風を上手に取り入れることで心地よい住まいにするのがポイントです。
広い窓で開放感を演出
大安心の家プレミアムは、「ハイ&ワイドサッシ」を採用しています。先ほど垂れ壁を排除していると解説しましたが、排除できるのはハイ&ワイドサッシのおかげです。天井いっぱいまで広がる窓が、部屋の開放感を上げてくれます。ハイ&ワイドサッシは、風通しの他にも次のメリットがあるのがポイントです。
ココがポイント
- 部屋の採光が増え圧迫感が減少する
- 内外のつながりが強調される
- 外観のデザイン性を上げる
ハイ&ワイドサッシに慣れてしまうと、垂れ壁のある住まいに違和感を抱くかもしれません。それほどの開放感を住まいに与えてくれます。開放感が生活にゆとりを与えてくれるので、ストレスの解消にも役立つ仕様です。
大安心の家プレミアムは長期優良住宅に対応
大安心の家プレミアムは、標準仕様(プランによっては対応不可の場合あり)のみで長期優良住宅に対応できる商品です。タマホームで長期優良住宅を建てると、最長60年間保証を受けられます。
ココがポイント
- 耐震等級:等級3
- 一次エネルギー消費量:等級6
- 断熱等性能等級:等級5以上
- 劣化対策等級;等級3
- 維持管理対策等級:等級3
上記を満たすのにオプションは必要ありません。すべて標準仕様だけで高性能な住まいに仕上げてくれます。保証も充実した商品です。
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大安心の家プレミアムは自由設計
大安心の家プレミアムは、家族の要望を叶えてくれる自由設計が特徴です。タマホームが家族に合わせた最適なプランを提案してくれます。理想を叶える納得の家づくりが魅力のひとつです。
ココがポイント
- 専任の営業担当がマンツーマンでサポートする体制
- 家族構成やライフスタイルの変化、予算にも納得できる提案
- イメージを具現化しながら進める内装と設備の提案
タマホームには、多くの実績があります。実績で得たノウハウにより、より多くの提案をしてくれるのが特徴です。住む人の要望に提案で答えるだけの実力があります。大安心の家プレミアムは、理想の間取りが実現する商品です。
構造性能へのこだわりが高い
大安心の家プレミアムは、タマホームの上位モデルです。20年、30年と長きにわたり安心して暮らし続けるため、構造性能にもこだわっています。耐震性と耐久性を高める工夫にも抜かりはありません。
ココがポイント
- 木造軸組在来工法を採用
- 構造体を一体化させる耐力面材
- タマホームオリジナルダンパーを標準装備
タマホームと言えば木造軸組在来工法です。設計の自由度を高められる伝統的な技を採用しています。
自由度に強さをプラスするのが耐力面材です。壁に構造用耐力面材を採用することで、地震などの揺れエネルギーを分散させます。木材の接合部に揺れエネルギーを集中させないことで、強い揺れにも負けません。
さらに大安心の家プレミアムは、タマホームオリジナルダンパーを採用しています。揺れエネルギーを消費・吸収するダンパーです。オリジナルダンパーが、建物の変形を抑えることで、長きにわたり高い性能を維持してくれます。
経年劣化の少ない外壁材を採用
大安心の家プレミアムには、「窯業系シーリングレスサイディング」が採用できます。シーリング目地がないので、綺麗さを長持ちさるのが特徴です。つなぎ目が目立ちにくくなるので、外観の美しさも向上します。
セルフクリーニング効果もあるので、メンテナンスコストがカットできるのも魅力です。従来の外壁より塗り替え回数を減らせるので、費用を2/3に削減できます。住み始めてからのコストカットにも役立つ素材です。
また、オプションにはなりますがタイルも採用ができます。外観に重厚感を求めているのならば外壁タイルを検討しましょう。耐久性と耐候性が上がります。特にこだわりがないのならば、経年劣化の少ない窯業系シーリングレスサイディングで十分です。
断熱性と遮熱性に優れた窓
窓には熱伝導率の低い素材を採用しています。開口部の熱伝導率を下げることで、断熱性を上げているのも特徴です。
ココがポイント
- アルミ樹脂複合サッシ
- Low-Eペアガラス(遮熱タイプ)
サッシにはアルミ樹脂複合サッシを採用しています。室内側を樹脂によりカバーすることで、熱を伝えにくくするサッシです。結露対策やインテリア性の向上にも活躍をします。費用を抑えながら性能を高めるサッシです。
窓にはLow-Eペアガラスを採用しています。夏の厳しい日差しを遮るガラスです。逆に冬はエアコンで温まった暖気を逃がしません。電気代を抑えながら室内の快適性を維持するのが、大安心の家プレミアムの特徴です。
シンプルなデザインのバルコニー
バルコニーには、強化ガラス仕様ハンドレールを採用しています。主張し過ぎないバルコニーなので、外観スタイルを選びません。どのような外観デザインにも合う適応力があります。
ココがポイント
- クリア&フラットなミニマルデザイン
- クリア感と平滑感を表現
- ガラスはセルフクリーニング効果を標準装備
- クリアタイプとマットタイプを用意
ガラスを採用すると気になるのが汚れです。特にバルコニーの外側の掃除は危険も伴います。しかしセルフクリーニング効果があるので、汚れの少ない状態を維持できるのが特徴です。汚れを気にせず、綺麗なバルコニーが維持できます。
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大安心の家と大安心の家プレミアムの違いを解説
大安心の家プレミアムは、ベストセラー商品である大安心の家の上位モデルです。そのため後ほど詳しく解説しますが、坪単価や総額は大安心の家プレミアムの方が上がります。しかし総額の違いは、品質とデザイン性の向上につながっているので安心してください。
名前にプレミアムを使うだけの違いが2つの商品の間にあります。だからといって大安心の家がおすすめでないわけではありません。大安心の家はタマホームのベストセラー商品です。ただ大安心の家では物足りないと思った人は、プレミアムとの違いを確認しておくべきです。
外観のデザイン
大安心の家と大安心の家プレミアムでは外観のデザインが違います。公式サイトにおける外観の説明は次の通りです。
ココがポイント
- 大安心の家:住まう人の個性を演出する外観デザイン
- 大安心の家プレミアム:美しいファサードの秘密は、高さの統一
大安心の家は、豊富に取り揃えた素材からバリエーションを自由に選べます。選べる自由度を楽しみながら作り上げる外観です。
大安心の家プレミアムは、特徴でも紹介したとおり美しいファサードを強調しています。素材のバリエーションは大安心の家よりも多いのがポイントです。外観デザインは大安心の家プレミアムの方が充実しています。
窓の大きさ
大安心の家プレミアムはハイ&ワイドサッシが標準仕様です。部屋がより広く感じられます。
大安心の家は、一般的な窓が標準仕様です。オプションで設置もできますが、大安心の家にハイ&ワイドサッシを付けるのならば大安心の家プレミアムの検討をおすすめします。
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オリジナルダンパーを標準装備
大安心の家プレミアムは、タマホームオリジナルダンパーが標準仕様です。大安心の家は標準仕様ではありません。タマホームが建てる家は耐震性の高い構造体なので安心ですが、オリジナルダンパーを設置すれば耐久性が上がります。
ハイ&ワイドサッシと同様に、もし大安心の家で設置を検討しているのならば、大安心の家プレミアムを選ぶ方がおすすめです。
選べる外壁
大安心の家と大安心の家プレミアムの違いで注目するのが外壁です。外壁には大きな違いがあります。
ココがポイント
- 大安心の家:窯業系サイディングを標準仕様
- 大安心の家プレミアム:窯業系シーリングレスサイディングとモルタル塗り壁を標準仕様
大安心の家は、窯業系サイディングのみを標準仕様としています。一方の大安心の家プレミアムは、ひとつ上を行く窯業系シーリングレスサイディングです。シーリングレスを施すことで、外観に一体感をもたらします。美しい外観が実現できるのはシーリングレスです。
さらにモルタル塗り壁の選択肢も用意されています。標準仕様を2種類用意することで、選べる自由度を用意したのが違いです。性能と質の高さも大安心の家プレミアムの方が明らかに上をいっています。
大安心の家プレミアムの総額はいくら?
最後に気になる総額を解説します。タマホームはローコストで有名なハウスメーカーです。しかし名前にプレミアムが付いているので坪単価や総額が気になります。
大安心の家プレミアムの坪単価
大安心の家プレミアムの坪単価は、45~75万円程度です。大安心の家が35~50万円程度なので、少々高額に思えるかもしれません。
ただ坪単価だけで比較をすると高額に見えますが、先ほど解説をしたとおり坪単価の違いが性能に影響をしています。コストパフォーマンスから考えると、「さすがはタマホーム」と思える坪単価です。
大安心の家プレミアムの総額
注文住宅には、外構工事や税金など別の費用も必要です。それらを含めた総額を坪数別に確認しておきましょう。
25坪(82.64㎡) | 1,500万~2,500万円 |
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30坪(99.17㎡) | 1,800万~3,000万円 |
35坪(115.7㎡) | 2,100万~3,500万円 |
40坪(132.23㎡) | 2,400万~4,000万円 |
45坪(148.76㎡) | 2,700万~4,500万円 |
50坪(165.29 ㎡) | 3,000万~5,000万円 |
上記はあくまでも目安です。一般的な広さと言われている38坪で建てる場合の総額は2,247万~3,745万円となっています。全国平均費用は3.569万円(2022年度住宅金融支援機構調査)です。タマホームの大安心の家は、一般的な総額よりも比較的安く建てられます。
大安心の家プレミアムの特徴まとめ
大安心の家プレミアムの特徴や大安心の家との違いについて解説をしました。総額を見ると、大安心の家プレミアムは標準の一般的な価格を提示しています。しかし、ローコストハウスメーカーで有名なタマホームの商品です。一般的な総額ですが、性能の高さは標準を越えています。
安く建てたいのならば大安心の家がおすすめです。ただ違いでも解説をしたとおり、オプションでデザインや質、性能などを上げるぐらいなら最初から大安心の家プレミアムで契約をするべきです。
大安心の家はコストパフォーマンスに優れていますが、プレミアムのコストパフォーマンスにはかないません。費用との相談が必要ですが、タマホームでよりコストパフォーマンスの高い商品を求めているのならば、大安心の家プレミアムをおすすめします。