キューブ型でシンプルなデザインが特徴の一条工務店が手掛けるアイ・キューブは、家を建てようと悩んでいる人の目を引く外観をしています。一目見て「ちょっと気になるなぁ」と思われる人はいませんか?目を引くのは、外観だけではありません。一条工務店は、内装や目に見えないところまで広くこだわる工務店です。少しでも気になった人は、内容までも詳しく確認することをおすすめします。

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一条工務店のアイ・キューブの特徴は?
最初に、一条工務店が手掛けるアイ・キューブの特徴から確認をしていきましょう。
アイ・キューブの名前の由来
「外観がキューブ型だからでしょ」という声が聞こえてきそうですが、残念ながら違います。一条工務店のアイ・キューブ(i-cube)は、名前の付け方にもこだわりがあるのです。
- i:「私」という意味
- c:「comfort」快適さという意味
- u:「usability」使いやすさという意味
- b:「benefit」家計へのやさしさという意味
- e:「ecology」環境へのやさしさという意味
住む人を4つの言葉の意味が支える住宅、アイ・キューブという命名から所感ではありますが、変えがきかない住宅という強い気持ちが伝わってきます。この思いを知った上でアイ・キューブの詳細を確認すると、「名は体を表す」ということわざを思いだすかもしれません。
アイ・キューブは「快適」「使いやすさ」「家計」「環境」が考えられた設計の住宅です。
アイ・キューブは自由設計
一条工務店のアイ・キューブは自由設計なので、自分の家族構成に合わせた間取りの提案が可能です。「自由設計ってよく聞くけど何?」と思われる人もいることでしょう。自由設計とは間取りは変更可能ですが、キッチンやバスは指定のものを装備するという意味です。選べない建売住宅と、全てが自由に選べる注文住宅の中間だと思ってください。間取りの自由がありつつ、設備の仕様が選べないことから注文よりも価格が安くなる方法です。
住む場所の向きやサイズには、こだわりたいものです。人によってことなるライフプランに、アイ・キューブならば柔軟に対応をしてくれます。平屋への対応も可能なので、相談をしてみましょう。
「1日の終わりは映画を見たい!」「寝室にはできるだけ解放感が欲しい!」人により、いろいろと家に対する期待があるはずです。自由設計のアイ・キューブだからこそ、その思いをあますことなく相談できます。少しでも理想に近づけてください。
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アイ・キューブはツーバイシックス構造
ツーバイシックス構造とは、木造枠組壁工法の規格の1つです。「ツーバイフォーの家は地震に強い」という言葉を聞いたことはありませんか?ツーバイシックスは、ツーバイフォーと家を建てる工法自体は同じですが、利用する角材の大きさが異なります。ツーバイフォーは「2インチ×4インチ」、ツーバイシックスは「2インチ×6インチ」の角材を建物の外壁面に利用していることから、より強度が増すことは言うまでもありません。
地震に強いツーバイフォーの住宅より、外壁が1.6倍も厚くなります。


最近は、家の中でもカラオケが簡単にできるようになりました。「防音性」が強いツーバイシックス工法のアイ・キューブならば、家の中で騒いでも近所に迷惑をかけません。
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アイ・キューブの価格
ここまでの説明を聞くと、やはり気になるのは価格です。アイ・キューブの坪単価は65万円からとなっています。坪単価とは、一坪あたりに必要な建築費のことです。本体価格を延床面積で割ると算出できます。
アイ・キューブを30坪の家に建てた場合、65万×30坪で、19,500,000円が最低でも必要です。ただし、この価格はオプションを何も付けず建てた場合の価格、この価格に自分のこだわりをプラスすることで当然ですが高くなります。また、建てる土地によっては水道の引き込み作業が必要になる場合もあることから、坪単価のみで価格をかたづけることはできません。(水道の引き込み作業が必要になるケースは、アイ・キューブだから必要というわけではありません。)
オプションを詰め込めば坪単価100万円を超えることもあります。建てる前の基礎で価格が上がるかもしれません。平屋を希望すれば基礎や屋根の範囲も増え、価格は上がります。坪単価は目安です。アイ・キューブは最低でも坪単価65万円からということを知っておきましょう。
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アイ・キューブの生活に役立つ標準仕様の設備
アイ・キューブには、生活に役立つ設備が装備されています。アイ・キューブの標準仕様を確認しておきましょう。
アイ・キューブは全館床暖房仕様
アイ・キューブと言えば「ほぼ100%の床に床暖房が張り巡らされた家」と答える人もいるのではないでしょうか?設備の中でも、真っ先に全館床暖房仕様を思い浮かべます。
リビングだけではありません。ほぼ100%です。廊下や浴室、トイレに至るまで、すべてに床暖房がカバーされています。100%と言っても、テレビの置き場として固定をする場合は、その場所をあらかじめ外すこともできるので安心してください。寒い時期、家のどこにいてもポカポカあったまることを想像してみてください。これが標準仕様なのだから驚きです。
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一条工務店の高気密高断熱を叶えるいろいろな装備
一条工務店の家と言えば高気密高断熱です。アイ・キューブでは高気密高断熱を叶えるために、いろいろな工法と素材がふんだんに利用されています。
「高性能ウレタンフォームを利用した外内ダブル断熱構法」
高性能ウレタンフォームとは、一般的に利用される断熱材のグラスウールよりも、約2倍高い断熱性を誇る素材です。これを、「外壁」「天井」「床」などの構造パネルに採用しています。結果、アイ・キューブが示すQ値(断熱性の高さを示す値)は0.51W/m2・Kです。これは国が示す次世代省エネ基準の5倍以上の断熱性を意味します。数値が、一条工務店のアイ・キューブが断熱性に優れていることを証明しているのは、言うまでもありません。
「高性能樹脂サッシを採用」
家の熱を逃がす場所、それは窓です。どんなに家の隙間を減らしても、窓の隙間から熱を逃がしてしまいます。アイ・キューブでは、防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシを全窓に採用しているため、高い断熱性を保つことができるようになりました。防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシは省エネ対象を受賞した窓、効果は折り紙つきです。
「リビングに大きな窓を付けたい!」と要望される人もいます。大きな窓を希望しても、防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシを利用したアイ・キューブならば、断熱性を大きく損なう心配はありません。
「熱交換換気システムにロスガード90を採用」
ロスガード90は、熱交換型で高性能のフィルターを備えた一条工務店の換気システムです。最適な室内の温度を損なわず、最大90%の温度交換効率で家の中の空気を入れ換えることができます。高い気密性との合わせ技で、ランニングコストの冷暖房費は大幅減、省エネ性能としても世界トップレベルの性能です。
「断熱性能を高める断熱ハニカムシェードを採用」
断熱ハニカムシェードとは、ハニカム(六角形)の層による断熱効果と、シェード(日よけ)により強い光をさえぎるといた2つの効果を持つブラインドです。一条工務店が利用するのはトリプルハニカム(ハチの巣)構造で、さらに賢く断熱をしてくれます。夏は厳しい太陽の日差しを防ぎ、冬はひんやりとした窓付近の体感を解消するブラインドです。
これらがアイ・キューブならば標準仕様で組み込まれています。先ほど説明した「快適」「使いやすさ」「家計」「環境」がちりばめられた仕様です。
その他の標準仕様も確認
アイ・キューブの標準仕様は、床暖房やハニカムシェード、ロスガード90だけではありません。そのほかにも多くの標準仕様があります。ここからは、アイ・キューブの標準仕様を確認しておきましょう。
- 布基礎:地面に、逆T字型にコンクリートを打ち込むことで基礎にする方法、他の基礎が希望の場合はオプションです。
- オール電化:オール電化を外すこともできますが、その場合エアコン(1台)、IHクッキングヒーターが標準から外されます。
- 断熱玄関ドア:窓だけでなく玄関ドアにも断熱素材を利用しています。
- シューズボックス(i-スタンダード)
- スリット階段:蹴込み板(段板の間で垂直部分を塞ぐ板のこと)がなく、骨組みが見えている階段のことです。
- システムキッチン(i-スタンダード)
- 食器洗乾燥機
- 浴室(i-スタンダード):真空断熱材入り浴槽付きのユニットバスです。※まれにユニットバスをバストイレ一緒と勘違いする人もいますが、それは3点ユニットバスのことなので違います。
- ランドリーパイプ
- トイレ:洋風サイホン便器です。(ウォシュレットトイレ)
- 洗面化粧台仕様:(i-スタンダード)
- テレビボード(i-スタンダード)
- インターホン:カラーテレビドアホン
他にも標準仕様はあります。外すこともできるので相談をしてください。
アイ・キューブでおすすめのオプション
アイ・キューブにするのならば、次のオプションを付けてみてはいかがでしょうか?
- 夢発電システム
- さらぽか空調
詳しく解説をしていきます。
夢発電システムで初期費用を軽減
アイ・キューブは、夢発電システムの利用が可能です。夢発電システムとは一条工務店のオリジナル太陽光発電システムのこと、アイ・キューブはオール電化仕様なので、オプションで付けることをおすすめします。
「夢発電システムの特徴」
- 一条工務店グループが生産する屋根と一体化した太陽光パネルの屋根
- 屋根と一体した形が評価され「グッドデザイン賞」を受賞
- 10Kw以上の大容量パネルにより、大きな発電力が期待できる
- 搭載費用は一条工務店提携金融機関による立替払いが可能、住宅ローンとは別で借り入れることができる
- ローンの支払いは、入居後に発生した売電収入でもOK
夢発電システムを利用すれば、初期費用は0円です。支払いも月々の売電収入で払えるので助かります。
標準仕様のオール電化にしたのならば、夢発電システムを利用する方がお得感があります。災害時に停電が発生しても、電気が使える安心感を得られるのはありがたいことです。アイ・キューブを建てる場所を考慮して、大きな発電が期待できるのならば設置を検討することをおすすめします。
一条工務店オリジナル全館さらぽか空調
さらぽか空調とは、家の中で快適な空気を一年中体感できる空調システムのことです。部屋のどこに居ても、心地よい快適空間をあじわうことができます。冬は全館床暖房システムで「ぽかぽか」を維持、夏は除湿で家中を「さらさら」に涼しくしてくれます。子どもの喘息に悩んでいる人はいませんか?苦しむ姿を見ていると、まるで心臓を掴まれるような思いになります。今症状がなくても、喘息はいつ発症してもおかしくありません。
さらぽか空調は、室内の空気環境を改善します。喘息に影響を及ぼす、ダニやカビの発生を抑制する湿度と温度コントロールが可能です。
さらぽか空調で、「花粉は99%捕集(20μm〜30μm)」「PM2.5は95%捕集(1.0μm〜2.0μm)」」「カビの胞子は99%捕集(10μm〜100μm)」「黄砂は99%捕集(4μm)」のカットが実現します。
小さいお子さんがいるのならば、全館さらぽか空調をオプションで付けるのがおすすめです。暖房機器によるやけどの心配も、さらぽか空調ならばありません。空気によって発症する病気を抑制してくれます。価格は坪単価2万円ほどあがりますが、価格以上の効果がきたいできるオプションです。
まとめ
一条工務店が手掛けるアイ・キューブの魅力を解説しました。十分な魅力が伝わったと思いますが、最終的に気になるのは価格です。断念をする理由に、価格を上げる人も少なくありません。確かに一条工務店の坪単価は高いです。
ただ、一生に一度の買い物となる場合が多い住宅の購入、妥協してもいいのでしょうか?高いと言っても、腰を抜かすほどではありません。アイ・キューブは、費用に見合った生活が手に入れられる住宅です。後悔をしない決定をしてください。