一条工務店は「耐震性・高気密・高断熱」の優れた住宅を価格を抑え、提供し続けているハウスメーカーです。
そんなハウスメーカーのSAISON(セゾン)を検討する場合の特徴やメリット・デメリットをについて考えてみました。
こちらもチェック
クリック移動【目次】
一条工務店SAISON(セゾン)の特徴

コンセプトの違いによって2タイプの商品が準備されています。同じヨーロピアンデザインでも、より高級感を追求した「Fタイプ」明るくナチュラルな「Aタイプ」と商品ごとにデザインの個性が分かれます。
ヨーロピアンデザインや輸入住宅などの注文住宅を検討されている方はオススメのセゾンシリーズです。また、セゾンはI-HEAD構法(従来の木造軸組み)で建てられており間取りの自由度が高い点も魅力の一つです。ツーバイシックス(2×6)工法の一条工務店シリーズで、間取りで困っている方にも一度みていただきたい商品だと思います。
では実際に、一条工務店セゾンの設備やメリットなど気になる点を確認してみましょう。
セゾンはヨーロピアンデザイン
一条の洋館「セゾン」Fタイプ
品格あるヨーロピアンデザインを基本に、上品な室内空間を無垢材をふんだんに使った注文住宅です。
セゾンAタイプ
カジュアル感のあるヨーロピアンデザインで、ナチュラル感ある素材を使った明るいイメージの注文住宅です。


外壁から比べるSAISON(セゾン)
一条工務店のセゾンの「Fタイプ」「Aタイプ」共にヨーロピアンデザインですが外壁や外溝によって、同じ間取りであっても住宅の表情は違ってきます。
住宅購入後も快適に住う為に初めに思い浮かぶ要素は、間取りや設備などではないでしょうか。住宅を建てた後、家族以外の方が初めに見るものは外観です。また自宅に帰宅する際に毎日見る外観は、これから住宅ローンを払っていく中でモチベーションにも大きく影響するかもしれません。
そんな外観のイメージを主に作るのは外壁だとすると、注文住宅を検討する際には十分に気にするべき要素に思えてきます。
さらに、外壁は見た目だけでなく将来の住宅のメンテナンスのコストに大きく影響する項目です。外壁の塗り替えは大掛かりになることが多く、足場を組んで行います。外壁の塗り替えメンテナンスを5〜10年毎に行うのか、30年毎に行うのかでは初期費用を考慮したとしても大きく今後の費用負担に影響することからも重要なポイントです。
住宅の外壁の種類は細かく、一般的には6種類に分けられることが多いです。
※あくまでもメンテナンス期間は目安となります、施工状態や素材によって変動します。
一般的な外壁の種類
1.窯業系サイディング
メンテナンスの目安は8年~
住宅で多く使われている外壁で、費用が手軽でデザインが多い点が魅力。
2.金属サイディング
メンテナンスの目安は10年~ひび割れや凍結の心配が少なく、仕上がりが均一な外壁。
3.ALCコンクリート
メンテナンスの目安は10年~
コンクリートの一種ですが、水に浮くほど軽量で、運搬の負担もすくなく加工もしやすい外壁。
4.タイル
メンテナンスの目安は30年~
圧倒的な高級感があり、タイルは汚れが付きにくくメンテナンスは長期間不要と言われています。
5.塗り壁(セメントモルタル・土)
メンテナンスの目安は7~10年
日本式で昔ながらで独特の味わいが魅力の塗り壁ですが、最近では洋風のものまで。工期は長くなりやすい。
6.板張り
メンテナンスの目安は3~7年
耐火性・耐久性を考慮する必要がある板張り、他の外壁よりも重点的にメンテナンスをしながら付き合うとよい味がでやすい。
多くの種類がある外壁、どんな外壁を選ぶかで外観やこれからのメンテナンスにも影響していきます。今回は、一条工務店の外壁においてのセゾンの外壁はどうなのか?簡単にまとめています。
セゾンシリーズの外壁について
一条の洋館「セゾン」Fタイプ
少し坪単価の高いセゾンFタイプ外壁の標準設備は、外観はレンガタイル(一階一面)が標準+サイディングです。
セゾンAタイプ
外装はサイディングが標準設備となっています。セゾンシリーズの外壁においては、セゾンFの方が、標準仕様が良いものになっています。
一条工務店を検討する方の中で、魅力的に映りやすいハイドロテクトタイルはセゾンでは、残念ながら使えないようです。ハイドロテクトタイルは「TOTOの光触媒技術のハイドロテクトを採用しており汚れが落ちといわています。

このハイドロテクトタイルを採用出来ないセゾン、この点も人によってはメリット・デメリットになりうる問題です。外壁については一条工務店を選択した方は、ハイドロテクトタイルをどう考えるかによってもセゾンを選ぶかそれ意外か。セゾンの中でもFかAかと選択する基準になると思います。
-
一条工務店の評判は?実際に家を建てた人の口コミと感想
続きを見る
SAISON(セゾン)のメリットとデメリット
今回は記事では、一条工務店のセゾンを「デザイン」「外壁」を中心に考えてみました。
一条工務店の商品の中で、ヨーロピアンデザインを基調としたセゾンシリーズは比較的に坪単価は低く抑えられている商品です。ハウスメーカー選びで、重要な価格の面ではとてもメリットを感じられるシリーズだといえます。
セゾンはI-HEAD構法(従来の木造軸組み)で建てらており、間取りの自由度が高い点が魅力です。I-HEAD構法の家は(ツーバイシックス(2×6)工法)よりも、気密性・耐震性は若干見劣りする項目になってはしまいますが、他のハウスメーカーの木造軸組みの住宅と比べると一条工務店のセゾンは比較的住宅性能は高いといえます。
-
一条工務店のメリットとデメリットは何?契約前に知っておくべきこと
続きを見る
一条工務店の商品の中で比較的価格を安く抑えられている分、標準設備は他のシリーズと比べると見劣りする点はあります。例えば、一条工務店の住宅設備で人気の全室床暖房はオプションとなっていたり標準設備はGRAND SAISON(グランセゾン)やi-smart(アイスマート)よりもグレードが低いものになります。
ポイント
ちなみにキッチンは
「セゾンF」: i-クオリティシリーズ
「セゾンA」: i-スタンダードシリーズ
標準設備の点で納得できれば、価格的にとても魅力ある一条工務店のセゾンシリーズを選びたくなるのではないでしょうか。
メリット
- 検討しやすい坪単価
- I-HEAD構法(従来の木造軸組み)で間取りが自由
- ヨーロピアンデザイン
- 比較的、費用は抑えられる
- 費用や要望によって標準グレードを選択できる
デメリット
- 全室床暖房がオプション
- I-HEAD構
- 気密性は一条工務店のシリーズの中では若干劣る
今回は、一条工務店のSAISON(セゾン)についてまとめてみました。
ヨーロピアンデザインが素敵な個性を出す商品で、一定層の方に人気のシリーズです。そんな魅力たっぷりのセゾンのメリット・デメリットを要望と照らし合わせてみていくと冷静な判断がしやすいですね。
一条工務店は住宅性能のメリットが高いハウスメーカーといわれています。そんな一条工務店で各商品の説明を受けていくと魅力的なオプションの数々を紹介されます。
採用したいオプションが説明を受けるたびに増えていき、結局どの商品を選んでよいかわからなくなることも少なくありません。そうならない為には、まずは一条工務店の全体像やそれぞれの商品の良さをきちんとしたうえでライフスタイルに合わせた優先順位や予算を元に商品を選ぶことをオススメします。