二世帯住宅をどこのハウスメーカーに依頼しようかと悩まれている人はいませんか。二世帯住宅を検討しているのならば、パナソニックホームズがおすすめです。独自の先進テクノロジーにより、性能の高い住まいが建てられます。
パナソニックホームズが建てる二世帯住宅は、二世帯の暮らしと財産を守る住まいです。しかもパナソニックホームズには提案力があります。豊かな実績による知識とテクノロジーが、満足度の高い住まいにつながるのです。
検討をされている人は、パナソニックホームズが建てる二世帯住宅について知識を増やしましょう。そこで今回は、パナソニックホームズの二世帯の特徴について解説をします。標準装備や価格帯と合わせて参考にしてください。
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パナソニックホームズの二世帯住宅の特徴
パナソニックホームズの二世帯住宅は、主に2つの建て方が用意されています。
- 暮らし方から選ぶ「つどいえ」
- 3~9階建ての多層階住宅「Vieuno(ビューノ)」
「つどいえ」は、2012年7月に発売された二世帯住宅提案商品です。パナソニックホームズの戸建住宅商品に暮らし方として展開できます。パナソニックホームズの多層階住宅ビューノでも「つどいえ」の展開が可能です。
「それじゃパナソニックホームズの二世帯はつどいえだけじゃない?」と思われるかもしれません。ただあえて2つの建て方があると紹介をしました。理由は、ビューノには多層階だからこそ実現できる二世帯のカタチがあります。
パナソニックホームズで二世帯を建てるならば「つどいえ」です。「つどいえ」で建てるのならば、「ビューノで建てるか」「多層階ではなく他の商品で建てるか」を検討しましょう。それぞれの特徴や価格帯、標準装備を詳しく解説していきます。
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パナソニックホームズの二世帯住宅の価格帯
「つどいえ」で建てる場合の価格帯は3,000万~5,500万円程度です。契約する商品やタイプによって価格帯は大きく変動します。パナソニックホームズの邸宅仕様である「カサートプレミアム」で建てれば、価格帯は5,500万円以上です。
ビューノで二世帯住宅を建てる場合の価格帯は4,500万円以上となっています。階数や用途によっては億を超えるかもしれません。ビューノは3階~9階建てまでを選べる商品です。賃貸やテナント目的の階層を作れば、価格帯はどんどん上昇します。予算に合わせて検討をしましょう。
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二世帯住宅①つどいえ
「つどいえ(two・do・ie)」の名前には「家族が楽しく集う家」といった思いが込められています。
ココがポイント
・two:「2つの」
・Do:「~する=くらす」
・ie:「家」
二世帯住宅でありながらも大家族のような暮らしを実現するのが「つどいえ」です。家族が集えるリビング、二世帯のストレスから解放される空間の提案など、暮らす人たちの状況やライフスタイルに合わせて提案をする用意が「つどいえ」にはあります。
つどいえの特徴
「つどいえ」の主な特徴は次の3つです。発売を開始した2012年から変わることなく次の3つを提案してくれます。
- 大家族を楽しむ
- お互いを思いやる
- みんなで家事楽
家族が集う場所と言えばリビングダイニングです。「つどいえ」では、パナソニックホームズの優れたテクノロジーにより、広々としたリビングが実現します。家族が感じられるリビングで、大家族の時間が楽しめる仕様です。
ただすべての時間を共有するわけにはいきません。プライベートな時間を設けなければ、ストレスがたまります。お互いを思いやるためには、プライベート空間の確保が重要です。「つどいえ」ならば、一人一人の時間を尊重する空間の提案ができます。
暮らしに家事はつきものです。しかも二世帯で家事をするのですから、助け合いも必要になります。
二世帯の家事分担で必要なのは、お互いの負担ではなく助け合える状況です。「つどいえ」では、多くの実績により得た知識とテクノロジーで、それぞれの家族に合わせた家事楽提案をしてくれます。
つどいえの4つスタイル
「つどいえ」では、家族に合わせた4つのスタイルが用意されています。
- 融合タイプ
- 半融合タイプ
- 半独立タイプ
- 独立タイプ
それぞれの特徴や価格帯を解説します。
融合タイプの特徴と価格帯
融合タイプは、ほとんどの空間を二世帯が共有するスタイルです。リビングやキッチン、浴室や収納に至るまで共有します。それぞれの世帯で家事をするのではなく、まとめて行えるスタイルなので家事時間の短縮が可能です。
さらに詳しく
・価格帯目安:3,000万~4,000万円程度
・メリット:価格帯とランニングコストが抑えられる
・デメリット:プライベートの確保が難しい
多くの設備を共有するため、価格帯が抑えられます。広い戸建てに部屋数と洗面室を分ける程度です。玄関もリビングダイニングキッチンもすべて共有、二世帯分の家具家電の用意も最小限で済みます。
家事が共有できるので、電気ガス水道の支払いがラクです。二世帯で浴槽が2つあれば、それぞれで掃除してお湯を張ります。電気ガス水道の費用は2倍です。設備をひとつにまとめることで、家計に優しい住まいが完成します。
ただプライベート空間の確保が難しいです。義理の両親と同居する人の中には「家に帰るのが苦痛」とまで追い込まれるケースもみられます。狭い空間でもかまわないので、プライベート空間の確保が重要です。
半融合タイプの特徴と価格帯
半融合タイプは、玄関や浴室、リビングやキッチンなどを共有するスタイルです。共有するメインのキッチンを設置しながらも、子世帯にサブリビングやサブキッチンを設置して、各世帯のプライベート空間を確保します。
さらに詳しく
・価格帯目安:3,500万~4,500万円程度
・メリット:共有が主体でありながら各世帯の時間も大切にできる
・デメリット:融合タイプより価格帯が上昇
融合タイプよりは共有する設備が減ります。そのため価格帯は融合タイプよりも高額です。しかし、各世帯のプライベート空間が増えます。周囲に気兼ねなく夫婦そろって晩酌がしたいなど、親世帯の就寝時間を気にすることなく家族の時間を楽しめます。
浴室やメインリビングは共有です。ランニングコストはある程度抑えられます。家事も分担できるタイプなので、負担が減らせるのも特徴です。二世帯の良さを十分に維持しながら、ある程度のプライベート時間を確保します。
ただ設備が増える分、家具家電の購入負担も増えます。ダイニングテーブルは、ダイニングの数だけ必要です。サブキッチンにテレビを設置したい場合は購入費用が掛かります。
半独立タイプの特徴と価格帯
半独立タイプは、生活の一部を共有するスタイルです。浴室を世帯ごとに設置します。仕事で帰宅時間が遅く、世帯の就寝時間に入浴を済ます人は親世帯に気を遣うことでしょう。浴室を親世帯から離すことで、気兼ねなく入浴が楽しめると言ったライフスタイルに合わせた間取り提案が可能です。
さらに詳しく
・価格帯目安:3,700万~4,700万円程度
・メリット:各世帯の独立性が上がる
・デメリット:共有を減らすことで価格帯が上昇
主な共用箇所はリビングダイニングキッチンと玄関です。二世帯の休みが合ったときだけメインリビングで食事をするなど、二世帯住宅の良さを日常ではなくイベントとして行えます。距離感を保つことで、自宅で気を使い疲れるといった状況を防げるのがポイントです。
各世帯の主に家事を担う人が義理の場合におすすめします。キッチンの使い方は世帯の色が濃い場所です。使い方の不一致により、お互いが不満を抱くと言った事態を防ぎます。
ただし家事の負担が増えるので注意をしましょう。浴室の清掃は世帯ごとに行います。お湯張りも世帯ごとなので、ガス水道料金が上がることでしょう。価格帯は融合タイプよりも高額になる点に注意をしましょう。
独立タイプの特徴と価格帯
独立タイプは、すべての空間を完全に分離するスタイルです。玄関すらも二世帯にそれぞれ設置します。どのタイプよりもプライバシーを重視するのが特徴です。大げさに言えばお隣さん感覚ではないでしょうか。子育てや高齢によってピンチが訪れたとき、親族のお隣さんだからこそ無償で力添えをしてもらえます。
さらに詳しく
・価格帯目安:4,000万~5,500万円程度
・メリット:プライバシーの確保が高い
・デメリット:価格帯が一番高いタイプ
極端ですが、注文住宅を2棟建てるイメージです。1階を親世帯、2階を子世帯といった上下タイプの他に、2階建てを2棟建てて行き来できるドアを設置するなどのタイプもあります。距離感は十分に保てるので、プライバシーの確保は可能です。
独立をしているので、将来は簡単なリフォームで賃貸への変更もできます。すべての設備がそれぞれに設置されているので、追加工事はほとんど必要としません。ライフスタイルの変化に対応できます。
一番のデメリットは価格帯です。二世帯のタイプの中では一番高く、ランニングコストも上昇します。設備が劣化するスピードもほぼ同じです。買い直しやメンテナンス費用などが上がります。二世帯住宅の価格帯面で得られるメリットはほとんど得られないタイプです。
二世帯住宅②Vieuno(ビューノ)
ビューノは、9階建ても建てられる他とは少々異なるパナソニックホームズの人気商品です。狭小地などで二世帯をする場合はビューノをおすすめします。限られた土地で、広い間取りを実現する商品です。
ビューノの二世帯住宅の特徴
ビューノの二世帯住宅は「みんなが幸せになれる都会の二世帯住宅」を掲げています。距離感の確保を考えた間取り提案が可能です。主に採用されるのは「つどいえ」の独立タイプ、各フロアを各世帯が独占します。
ビューノの二世帯住宅のメリットは次のとおりです。
ココがおすすめ
・狭小地でも二世帯住宅が可能
・1フロアで世帯を完結
・家賃収入の確保
ビューノは床面積を上に求める商品です。最大9階建ての住まいが実現します。1・2階を親世帯、3・4階を子世帯といった、1棟で2階建てを2つ建てるといった提案も可能です。面積を上に求めるからこそ、狭小地でも広々とした住まいが実現できます。
1フロアを世帯で完結するのがビューノの二世帯住宅の特徴です。完全独立タイプなので、プライバシーの確保ができます。ひとつ屋根の下で暮らしている一体感があるにも関わらず、ストレスフリーの生活が可能です。
二世帯住宅として利用する以外の部屋は、賃貸として貸し出すこともできます。1階をテナントにして貸し出すことも可能です。二世帯が一緒になって自営業をするといったスタイルも選択できます。時が過ぎ、二世帯住宅を解消することになっても、簡単なリフォームで賃貸への変更が可能です。
一定の条件を満たすことで優遇などが受けられます
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ビューノの標準装備
ビューノの主な標準装備は次のとおりです。
標準装備
- ホームエレベーター
- 設備はオールパナソニック商品
- 光触媒のタイル
- 制震装置
多層階住宅なので、階段の上り下りをなくすホームエレベーターが標準装備されています。「親世帯の足腰が不安だけど1階はテナントにしたい」といった悩みも問題ありません。標準装備されているホームエレベーターが問題を解消してくれます。
キッチンや水回りの設備はオールパナソニック製品です。グループ生産で対応するので、良い設備を低価格で設置します。多層階なので、設備の量も大変です。できるだけ負担を減らす工夫をしています。
外壁は光触媒が備わったタイルが標準装備です。多層階なので、外壁の掃除やメンテナンスに手間がかかります。光触媒が備わっているので、雨と太陽で汚れが落ちる仕様です。
また、多層階なので揺れを低減する制振装置が標準装備(階数や用途によっては未搭載の場合もあり)されています。多層階住宅になると不安なのが地震です。ビューノは標準装備で地震対策も行っています。
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パナソニックホームズの多層階二世帯住宅
二世帯住宅のイメージは2階建てかもしれませんが、パナソニックホームズならば多層階のプランも提案ができます。
3階から9階建ての注文住宅が建てられます。
多層階で二世帯住宅を建てるメリット
- 1階を親、2階を共有フロア、3階を子供世帯など各フロアでプライベートが維持できる
- 独立タイプが希望ならば、階数を増やして水回りを別フロアに設置できる
- パナソニックホームズならばホームエレベーターの提案が可能
多層階での二世帯住宅は、いろいろなプランに対応できるのが特徴です。ホームエレベーターを設置すれば、親世帯でも移動が楽になります。屋上を設置することで、二世帯が集まって外でホームパーティをすることも簡単です。
デメリットは価格だけ、延床が広くなるので先ほどの目安よりも高額になるかもしれません。
パナソニックホームズの営業マンとよく相談をして検討することをおすすめします。
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パナソニックホームズの二世帯住宅の特徴まとめ
パナソニックホームズの二世帯住宅の特徴について解説をしました。パナソニックホームズは気に入った商品に暮らし方提案の「つどいえ」を採用するのが特徴です。4種類のタイプで、さまざまなライフスタイルに対応します。
狭小地に建てるのならばビューノの採用がおすすめです。価格帯は高額ですが、家賃収入が得られれば住宅ローンの足しになります。空間を有効活用できるのがポイントです。多層階住宅に積極的に取り組むパナソニックホームズだからこそ信頼ができます。
いろいろな状況に合わせて二世帯住宅を提案してくれるのが特徴です。二世帯住宅の検討をしているのならば、パナソニックホームズにも相談されることをおすすめします。