パナソニックホームズの二世帯住宅は、暮らす人たちのタイプに合わせた住まいを提案してくれます。

「二世帯住宅で後悔をした」という話はよく聞くので、義父母との生活をこれから始めようとしている人が不安を抱くのは当然です。
少しでも不安を和らげるためには、二世帯住宅の間取りにこだわらなければいけません。
そこでおすすめのハウスメーカーが、パナソニックホームズです。
パナソニックホームズには、柔軟に対応できるだけの用意があります。
二世帯住宅を考えている人は、パナソニックホームズを検討するべきです。
今回は「パナソニックホームズの二世帯住宅の特徴!間取りと価格について」を解説します。
理想的な二世帯住宅を手に入れるための参考にしてください。
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パナソニックホームズの二世帯住宅の特徴
パナソニックホームズでは自由で柔軟な二世帯住宅を提供するにあたり、次の「4つかたち」を提案できる体制が特徴的です。
- 融合タイプ
- 半融合タイプ
- 半独立タイプ
- 独立タイプ
タイプの名称を見るだけで、2つの世帯の近さがわかります。
融合タイプは同居に近く、独立タイプはお隣さんのイメージです。

パナソニックホームズの二世帯住宅の価格
参照元:パナソニックホームズ公式
パナソニックホームズで二世帯住宅を建てる場合の価格の目安は「3,000万円から5,500万円程度」です。
価格幅が広いですがタイプによって変わります。
融合タイプ
「3,000万円から4,000万円程度」半融合タイプ
「3,500万円から4,500万円程度」半独立タイプ
「3,700万円から4,700万円程度」独立タイプ
「4,000万円から5,500万円程度」
上記は目安の価格です。
間取りで共有するスペースが少なくなるほど価格は上昇します。
例えばキッチンを別にすれば倍の設備費とスペースを確保しなければいけません。
独立させる設備が増えるほど価格が上昇するのは当然です。

融合タイプの特徴と間取り
融合タイプは、すべての空間を共有するいわば「同居」に近い二世帯住宅です。
共有しないのは寝室のみ、設備はすべて共同で利用をします。
融合タイプの特徴
- 「リビング」「キッチン」「浴室」などすべてを共有
- 居室を増やすだけなので価格が抑えられる
- 設備を共有するので電気代や水道料金なども抑えやすい
融合タイプは、子供世帯の夫婦2人が正社員で共働きをしている場合におすすめです。
親世帯が食事や孫の面倒をみてくれます。
2世帯が家事を共有することで暮らしやすくするタイプです。
キッチンも共有するので、食費も抑えられます。
全体的にコストが抑えられるのが特徴です。
しかしスペースの共有はストレスを溜めるかもしれません。
特にキッチンは好みがあります。
融合タイプは、子供世帯で主にキッチンを利用する方の親と二世帯を始める場合におすすめです。
長年一緒に暮らしてきたので勝手がわかっています。
気づかいのストレスをできるだけ減らせる家族が選択をするようにしましょう。
また、親世帯が共働きに理解を示している必要もあるようです。
融合タイプの間取り例
間取りは、1階の中央に大きなリビングダイニングキッチンを設置します。
二世帯が自由に集まれる場所です。
親世帯の寝室も1階につくります。
寝室の他に孫と遊べるスペースがあると便利です。
孫がカゼをひいたときに親世帯が面倒を見られるスペースにもなります。
2階は主に子供世帯の寝室をつくります。
一緒に暮らす人数が多いので、2階にサブの洗面所とトイレがあると朝の忙しい時間もスムーズになります。
できれば義父母と同居する人のことも考え、ちょっとしたプライベート空間を設けておくとストレスの発散につながるかもしれません。

子どものころから一緒に暮らしてきた人の輪に飛び込むことを想像しましょう。
言いたいことが言えない状況に陥るかもしれません。
二世帯住宅で失敗をする人の多くは融合タイプの間取りを選択します。
うちは大丈夫!なんて勝手なことを考えずに、できるだけ義父母と一緒に暮らす人のストレスを溜めない間取りを提案することが大切です。
二世帯住宅を失敗しないためにも、居場所を確保するようにしましょう。
パナソニックホームズが提案する融合タイプの間取りは、価格を抑えたい人におすすめです。
フルタイムで正社員をしている夫婦は、孫の面倒を見てもらうためにも融合タイプを検討しましょう。
半融合タイプの特徴と間取り
半融合タイプは、日々の家事をある程度共有しながらも、世帯ごとのプライベート空間を設ける間取りです。
メインのリビングや浴室を共有することで、お互いの暮らしを尊重しながら上手に助け合うことができます。
半融合タイプの特徴
- 「玄関」「リビングダイニングキッチン」「浴室」を共有
- 子供世帯が暮らす2階に簡易的なキッチンとリビングを設置
- 浴室とメインのキッチンは一緒なのである程度の光熱費が抑えられる
半融合タイプは、2つの世帯が良い距離感を保ちながら協力のできる間取りが特徴です。
家事のメインは親世帯にお願いをします。
普段の食事は全員1階の広いリビングダイニングキッチンで取る間取りです。
さらに晩酌などができるサブキッチンを2階にも設置するので、夫婦のプライベート空間も充実します。
ちょうどよい距離感がある提案ですね。
ただしサブとはいえ、ある程度の設備を追加して設置するためスペースが必要になり、融合タイプより価格が高くなりがちです。
冷蔵庫やサブリビングに設置するテレビやソファーなど、家電や家具の用意が必要になります。
半融合タイプの間取り例
1階にメインの設備を集めます。
広さのあるリビングダイニングキッチンの横に和室を設けることで親世帯と孫が遊べる空間ができ、さらに開放感がうまれるのも特徴です。
1階にドライコーナーを設けることで、洗濯の家事動線も取りやすくなります。
洗濯で親世帯が2階に上がる機会を減らすことで、子供世帯のプライベート空間がより強く維持できる間取りです。
2階には、子供世帯の寝室とサブリビングやキッチンを設置します。
寝室の奥にプライベート空間を設置することで、一人の時間をつくれるのも特徴です。
子供世帯だけで寛げる空間があります。
半融合タイプの注意点は、程よい距離感があだになるかもしれない点に気を付けましょう。
「融合タイプ」や「独立タイプ」は建てる前から距離感がハッキリしているのが特徴です。
住む前からお互いの立ち位置がある程度見えています。
しかし、半融合タイプは住み始めてからでないと立ち位置がわかりません。
例えば、子供世帯が常に2階のリビングで食事を取るようになると親世帯の不満がたまります。
さらに、孫が病気になったときだけ頼られる状況に不満を爆発させるかもしれません。
「便利屋じゃない」といった口論が始まります。
プライベート空間を求めすぎることで不満が噴出することもあるのです。
中途半端な状態が、二世帯住宅に抱いていた理想と異なる場合に見られます。
半融合タイプを選択するときは、二つの世帯である程度のルールを決めておくべきです。
パナソニックホームズの二世帯住宅ならば、相談したことでタイプの変更ができる自由度があります。
半独立タイプの特徴と間取り
半独立タイプは、半融合タイプよりもプライベート空間を増やした間取りが特徴です。
共有するのは玄関とリビングダイニングキッチンだけ、浴室も別に設置します。
半独立タイプの特徴
- 「玄関」と「リビングダイニングキッチン」のみ共有
- 2階にサブのキッチンやリビングと浴室を設置
- プライベート空間が増える分コストが上がる
半独立タイプは、お互いの距離感を保ちながら、頼るときは頼るといった特徴です。
2階にも浴室があるので、仕事で帰りの遅い人も入浴がしやすくなります。
親世帯が寝ている時間に入浴する場合、「うるさくできない」と気を使うはずです。
浴室を2階にも設置して、親の寝室から距離を置ければストレスなく入浴ができます。
ただ、家事の共有がしづらくなることも考えておきましょう。
洗濯は親世帯と子供世帯、別々に行います。家事負担が半融合タイプよりも増えるのが特徴です。
半独立タイプの間取り例
1階のリビングは和室と隣接させることで解放感を作ります。
和室は孫と遊べる空間です。玄関を共有するので、リビングを通ることなく2階へ行ける階段を設置します。
2階には2つ目の浴室と洗面所を設置、洗濯もすべて行えるスペースです。
ダイニングキッチンのスペースも確保しているので、子供世帯が友人を呼ぶにも抵抗がありません。
半独立タイプは、世帯のプライベートが確保された間取りです。
ただし半融合タイプと同様、お互いの距離感をハッキリせず二世帯住宅を建てると、トラブルを招くかもしれません。
パナソニックホームズの営業マンと打ち合わせをする前に、二つの世帯で十分に話し合うことが必要です。
独立タイプの特徴と間取り
独立タイプは、完全に分離させることで独立性を高める二世帯住宅です。
生活は別にしながらも、万が一のときは近くにいるといった安心感が持てます。
独立タイプの特徴
- すべての空間を独立させるので設備もすべて別
- 将来的に賃貸の併用も可能
- 家を2棟建てるような価格になる
玄関も別になるので、価格は一気に上がります。
ただ、お互いが干渉しあうことのない生活ができることが大きなメリットであり、さらに光熱費の計算がしやすくなることなどメリットといえるでしょう。
お互い普段は独立した生活を送り、お祝いをするときなどだけ1階に集まります。
また、万が一の事態にも対応しやすいのが特徴です。
独立タイプの間取り例
1階に玄関を2つ設置します。
玄関の横に設置したお互いの玄関収納を通ることで、世帯に行き来できる間取りです。
行き来できる扉をふさぐことで賃貸への変更が簡単にできます。
2階も独立しているので、1階と同じ設備が用意される間取りです。
リビングや浴室など、設備が増えることから、寝室などを圧迫するかもしれません。
完全に独立をした間取りなので、お互いのプライベートが守れます。
どちらかというと子供世帯が親の年齢を心配して、二世帯住宅を始めようと考えた人向けのタイプです。
孫も大きいことから、親世帯の面倒を必要としません。
しかし近くに住んでいるのでお互いが安心できる間取りです。
独立タイプはお互いの世帯が顔を合わせない日々が続くこともあります。
すべての世帯で利用がしやすいタイプですが、価格面がデメリットです。
光熱費や食費もそれぞれでかかります。
ライフスタイルにお互いが干渉せず、プライベートを重視したいと考えている家族におすすめの間取りです。
パナソニックホームズの多層階二世帯住宅
二世帯住宅のイメージは2階建てかもしれませんが、パナソニックホームズならば多層階のプランも提案ができます。

3階から9階建ての注文住宅が建てられます。
多層階で二世帯住宅を建てるメリット
- 1階を親、2階を共有フロア、3階を子供世帯など各フロアでプライベートが維持できる
- 独立タイプが希望ならば、階数を増やして水回りを別フロアに設置できる
- パナソニックホームズならばホームエレベーターの提案が可能
多層階での二世帯住宅は、いろいろなプランに対応できるのが特徴です。
ホームエレベーターを設置すれば、親世帯でも移動が楽になります。
屋上を設置することで、二世帯が集まって外でホームパーティをすることも簡単です。
デメリットは価格だけ、延床が広くなるので先ほどの目安よりも高額になるかもしれません。
パナソニックホームズの営業マンとよく相談をして検討することをおすすめします。
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まとめ
「パナソニックホームズの二世帯住宅の特徴!間取りと価格について」を解説しました。
二世帯住宅は、ハウスメーカーの対応力がカギになります。
2つの世帯が一緒に暮らすのですから、さまざまなライフスタイルに対応できるだけの提案力が必要です。
まずは住み始めてからのトラブルをなくすため、お互いの世帯の距離感を話し合っておきましょう。
話し合うことで住み始めてからのトラブルを回避します。
「話し合うことすら気を使う」と思った人は、本当に二世帯住宅でやっていけるかを考えるべきかもしれません。
パナソニックホームズには、4つのタイプと多層階の用意があります。
柔軟な対応力が魅力のハウスメーカーです。
二世帯住宅を検討している人には、話し合った結果をカタチにできるパナソニックホームズをおすすめします。