ローコスト住宅の代表格アイダ設計のメリット・デメリットをまとめてみました。アイダ設計の特徴や坪単価をまとめた記事も合わせてご覧くださいね!
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アイダ設計の評判は?実際に家を建てた人の感想や口コミまとめ
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目次
アイダ設計について
アイダ設計は1981に創業。埼玉県に本社をおく木造住宅メーカーであり、関東・東北・北陸・東海地方で事業を展開しています。主な事業は、設計・施工・監理・不動産の売買・仲介・賃貸・管理などです。
なかでも、徹底的なコスト削減によって実現されたローコストでの住宅提供が大きな特徴として挙げられます。
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アイダ設計の注文住宅のメリット
アイダ設計のメリットをまとめると以下の3点のことが言えます。
- ローコスト住宅である
- 実績のあるハウスメーカーで、難しい設計も得意
- 種類が選べる
もう少し詳しく解説しますので、合わせてご覧ください!
メリット1:ローコスト住宅である
アイダ設計の特徴であり最大メリットは「ローコスト」であることです。ローコスト住宅の実現の為に、アイダ設計ではこのような企業努力をしています。
1.最新の快適な設備を一括で仕入れる
人気のシステムキッチン、ユニットバスなど人気のある最新設備を一括大量仕入れすることで、大幅にコストを下げ、より良い設備を安く導入しています。
2.自社でのプレカッ工場でコスト削減
自社でプレカット工場を持つことで、作業効率と品質向上、コストダウンを追求しています。
3.自社一貫体制でコストダウン
解体や土地の仕入れ、販売、アフターサービスまで、自社一貫で行っています。外注をしないので、中間でかかるコストを削減することが出来ます。
メリット2:実績のあるハウスメーカーで、難しい設計も得意
アイダ設計は、創業したばかりのハウスメーカーと違い、創業から約40年に近い歴史のある企業です。その分の実績があり、良い家を作るための技術・経験を蓄積しています。
ココがポイント
実績が豊富であるということは、いろいろな提案もしてもらえるだろうし、家づくりに関するもろもろの相談にも乗ってくれるだろうという期待が持てます。歴史の浅いハウスメーカーにはない安心感と言えるでしょう。
また、アイダ設計は社名の通り「設計」からスタートした企業です。設計をルーツとするハウスメーカーとして、現在でも社内に設計専門の部署を設け、年間2000棟の設計実績を重ねています。設計部門が要望・理想をとことん聞いてくれ、家族のニーズにピッタリのプランを提案してくれますし、狭小地といった難しい設計でも設計料があがることはありません。
メリット3:種類が選べる
アイダ設計の坪単価は平均して30万から40万程度で、ハウスメーカーの中では安い方ではありますが、安い一辺倒ではありません。施主の様々な希望に応えるべく商品の種類は多種用意されています。
ココがおすすめ
例えば、安心・低価格・高品質のブラーボシリーズ(ブラーボスタンダード、ブラーボコンフォート、ブラーボゼネクト、ブラーヴォファミリー、ブラーボスタイル)、設備・構造共に最高クラスのアイベストなどの商品がラインナップされています。
一番人気の商品は?
その中で一番の人気の商品は「ブラーボスタンダード」。アイダ設計の中で一番コストパフォーマンスの高い商品です。
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「資材調達をアイダ設計におまかせすることで打ち合わせ回数を減らす」「規格設備にすることで人気の設備を安く導入する」といったことで費用を抑え、どうしても必要な部分のみを自分好みにする、という注文住宅仕様です。
「品質」は良く、かつ「自由設計」で自分の思い通りの家を造りたい、というのは家を建てたい人の共通する思いですが、それは当然価格のアップにつながります。その問題を「豊富なラインナップから選ぶ」ことで解決するのがこの商品の特徴です。出来る限り安く建てたい、でもせっかくの注文住宅だから少しは自分の好みも反映させたいという人にぴったりです。

アイダ設計のデメリット
メリットが「安い」ということであれば、デメリットは当然それによって発生する不具合であろうということは容易に想像ができます。そこで、アイダ設計のデメリットに関する口コミを集めてみました。
- 監督が来ない・監督の知識がない
- 現場作業員の態度が悪い
- 建築中のマナーが悪く、近隣に迷惑をかける(無断駐車・道路に長時間駐車)
- 台風の時、瓦が飛んだ
- 不具合だらけでアフターが遅い
- 35年保証の内容が分かりにくい
- アフターサービスの値段が分からない
- 作りがヒンソで手抜き工事がある
- 内装や使っているものが安物である
- 壁紙が茶色になってくる
- 安い分メンテナンスが多い
- 営業の人が時間にルーズだったり身だしなみがみだれていたりで信用できない・・・
いかがでしょうか。さんざんな書かれっぷりです。よい評判もあるにはありますが、悪いものの方が多かったです。口コミから考えるデメリットは以下の通りです。
口コミから考えるデメリット
- 品質に疑問を抱く家族が多くいる
- 建築中のマナーに問題があるらしい
- アフターメンテナンスを含む総額が不明
デメリット1:品質に疑問を抱く家族が多くいる
家の造り、壁紙、釘の本数など、いろいろな面で不安を抱えている人が多くいるようです。ローコスト住宅とはいえ「安かろう・悪かろう」では困りますが、どういった面でローコストに出来ているのか、屋根・壁・断熱材といった様々な素材や設備はどういったものが使われているのか等、契約前にしっかりと確認しましょう。
理解出来るまで担当営業に説明をしてもらい、設備などは現物も見た方がより安心です。建築後に思っていたものと違うと感じても、どうにもなりません。
デメリット2:建築中のマナーに問題があるらしい
道路に工事の車を停めているとか、業者さんのタバコ問題といった口コミより、自分が完成した家に住む前に、近隣トラブルが発生している可能性が考えられます。建築された家にずっと長く住んでいくことになる立場としては、近隣トラブルは絶対に避けたいところです。住んでいる最中にトラブルが起こるならまだしも、引っ越し前から近所の人に恨まれているとしたら目も当てられません。
アイダ設計に限った話ではありませんが、実際に建築現場に何度も出向き、自分が「業者の、近隣への対応」を見ておく必要があるでしょう。契約前に、別の建築中の現場に出向いて、近隣への配慮を確認しておくのも良いと思います。
デメリット3.アフターメンテナンスを含む総額が不明
アイダ設計のアフターメンテナンスについては、HPは「建物の品質や性能を持続していく上で必要となるメンテナンスを実施する事で、35年間もの長期保証を実現しております」と書かれています。
単純に35年というと安心な気がしますが、これには『点検とメンテナンスを「アイダ設計で行うこと」で35年間の長期保証を受けられる』という条件があるのです。

しかしアイダ設計は比較的安いハウスメーカーであることから、安く家が建つ分、メンテナンス費用は他より多めに考えておいた方が無難かと思います。定期的な点検をしないと建物の品質や性能が維持しにくいとも考えられます。
具体的な金額は不明なものの、1回あたり約〇〇万円といった高額になることもあるようです。この額が定期的にかかってくるとなると、いくらローコスト住宅として有名なアイダ設計でも、メンテナンス費用までをひっくるめて考えるならばそれほど安いとは言えないのかもしれません。
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まとめ
アイダ設計のメリット・デメリットについてですが、まとめると、メリットは「ローコスト」、デメリットは「ローコストであるがゆえにおきるトラブル」ということが出来るでしょう。
全般的にネット上においては不満を書く人が多いでしょうが、それでもこのようなトラブルが実際に起こっているということは契約前にしっかり把握しておき、納得の上で契約したいものです。