- 「クレバリーホームのCXシリーズの標準装備ってどう?」
- 「クレバリーホームのCXの価格帯が知りたい!」
クレバリーホームの人気商品、CXシリーズで悩まれている人はいませんか。クレバリーホームのCXシリーズは、「価格以上の、価値ある住まい」を掲げる商品です。ローコストで性能の高い住まいが建てられます。
しかしローコストと聞くと標準装備が気になることでしょう。オプションが増えれば価格も上昇します。標準装備の事前把握は重要です。そこで今回は、クレバリーホームの人気商品であるCXシリーズの標準装備について解説をします。
気になる価格帯も解説するので、合わせて参考にしてください。
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クレバリーホームcxの詳細
参照元:クレバリーホーム公式サイト
クレバリーホームのCXシリーズは、2002年に発売が開始されました。20年以上のロングセラー商品です。クレバリーホームは1997年に誕生しました。誕生から5年後に販売を開始したCXシリーズは、今もなお人気シリーズです。
- 2002年:「タイルの家」をお求めになりやすい価格帯で商品化
- 2015年:新CXシリーズ誕生
- 2018年:NEWデザイン誕生
CXシリーズは時代に合わせて進化をしています。だからこそ人気が維持でき、ロングセラー商品として成長をしました。CXシリーズの主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 優れたコストパフォーマンス
- 先々の暮らしを考えた性能
- 外壁タイル
CXシリーズは、すべてにおいてバランスのとれた商品です。魅力的で強靭な構造、住宅性能、設備を用意しながらも価格帯を抑えています。街並みに調和するデザイン性と、耐震性や耐久性を備えた外壁タイルが標準装備されている商品です。
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クレバリーホームcxの標準装備は?
クレバリーホームが誇るCXシリーズの標準装備を解説します。
クレバリーホームcxの標準装備①構造と構法
参照元:公式サイト
クレバリーホームのcxシリーズは、「プレミアム・ハイブリッド構法」が標準装備されています。その名のとおり、2つの構造を組み合わせた耐震性の高い構造です。強い揺れエネルギーをバランスよく受け止めます。
構造と構法
- SPR構造
- モノコック構造
SPR(ストロング・ポスト・グリッド)構造は、通し柱(多層階住宅で土台から軒まで通した1本の柱)をグリッド毎に配した構造です。構造上のポイントとなるグリッド毎に、バランスよく柱を通します。1階と2階を強固に一体化させる構造です。クレバリーホームでは、豊富な実績で培ったノウハウにより独自の設計基準に沿った設計を行います。必要強度をグリッド単位で確保することで、すべての住まいで安定した強度の高い構造体を実現する体制です。SPR構造が自由度と耐震性を高めてくれます。
モノコック構造は、強固につながった6面体構造です。構造用耐力面材で構成された「床」「壁」「天井」の6面を高精度HSS金物で接合します。一体化させることで、強い揺れエネルギーや強風を面全体で受け止め、抵抗力を高める構造です。
一般的な在来工法は、強い揺れエネルギーが点に集中し、建物をねじれやすくします。6面全体で受け止めるモノコック構造がねじれを防ぐのです。しかもCXシリーズでは、高い強度のエンジニアリングウッド(構造用集成材)を標準装備させています。素材選びも万全です。
プレミアム・ハイブリッド構法は、実物大振動実験で強度が証明された構造です。長きにわたり安心が続く工法が標準装備されています。
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クレバリーホームcxの標準装備②基礎
クレバリーホームのCXシリーズは、ベタ基礎を標準装備させています。強い揺れを受けても歪みにくい、剛性の高いベタ基礎です。面で支えるベタ基礎が、建物の荷重を分散します。住まいを強固に支えてくれる基礎が標準装備です。
ココがポイント
- 根太レス工法の床を採用
- マークアンカーボルトが土台の断面欠損を最小限に
- 基礎と躯体を強固につなぐ柱脚金物
クレバリーホームのCXシリーズは、土台・大引と床構造用合板を一体化させる根太レス工法を施しています。変形を抑えてくれる工法です。さらに、断面欠損を最小限にするマークアンカーボルトで基礎と土台を強固に繋いでいます。
建物の耐震性が優れていても、土台から崩れたら意味がありません。クレバリーホームのCXシリーズは、基礎にも工夫を施しています。建物を守る強固な基礎が標準装備されている商品です。
クレバリーホームcxの標準装備③外壁
参照元:公式サイト
クレバリーホームと言えば、外壁タイルの標準装備です。人気のCXシリーズも当然ながら外壁タイルが標準装備されています。性能を高めてくれる外壁タイルの主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 耐候性、耐汚性、耐傷性に優れている
- デザイン性が高い
- メンテナンスコストを削減
クレバリーホームのタイルは、長きにわたり美しさを持続させます。自然素材を採用しているので、天候による劣化や退色を防ぐのが特徴です。色あせることなく美しい状態を維持します。親水機能が備わっているので、セルフクリーニング特性があるのも魅力です。タイルに付着した汚れは、雨が洗い流してくれます。静電気も起こりにくいため、ホコリも付着しにくいです。
タイルはデザイン性も高めてくれます。威風堂々とした外壁が標準装備で実現できる商品です。しかもCXシリーズは18種類のタイル(一部オプション仕様あり)が用意されています。お好みのデザインが選べる仕様です。メンテナンスコストも抑えられます。一般的な外壁に必要なメンテナンスコストの半分以下です。暮らし始めてからのランニングコストも抑えられます。
クレバリーホームを選ぶ理由に、外壁タイルの標準装備を挙げる人もいるほどの人気です。CXシリーズは、外壁タイルを広めるために商品化されました。外壁タイルの住まいが、お手頃の価格帯で建てられます。
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クレバリーホームcxの標準装備④屋根
クレバリーホームは屋根に次の2種類を標準装備として用意しています。
- 陶器瓦
- スレート屋根
陶器瓦は、耐久性とデザイン性に優れた素材です。摂氏1000度以上の高温で焼かれているため耐久性が高く、色落ちがしにくい特徴を持っています。機能性や美観を求めているのならば陶器瓦がおすすめです。
スレート屋根は、ケイミューのカラーベストを標準装備させています。セメントと繊維で作られた板状の屋根材です。瓦よりも耐久性が低く、15年程度で塗り替えをしなければいけません。
屋根材により、見た目は大きく変わります。外壁タイルのデザインと合わせて検討しましょう。
クレバリーホームcxの標準装備⑤断熱
クレバリーホームは高気密高断熱を実現するハウスメーカーです。CXシリーズでは断熱材に、無機質繊維系断熱材を標準装備させています。隙間なく断熱材を充填するのが特徴です。他にも工夫を施しています。
ココがポイント
- 気密性を高めるベーパーバリアシートを標準装備
- 透湿・防水・遮熱シートで熱の放射を防ぐ
- コンセントボックスにも丁寧な気密処理
クレバリーホームのCXシリーズは、室内側の外壁内部にベーパーバリアシートを標準装備させています。気密性を高めることで、室内の心地よい温度を逃がさない仕様です。
外側には透湿・防水・遮熱シートを標準装備させています。夏は外部からの輻射熱を反射し、冬は内部の熱を守るシートです。室内の環境を維持します。遮熱性と防水性の劣化が少ないのもポイントです。湿気を繊維の隙間から逃がすので、性能を維持してくれます。CXシリーズは住む人の健康を守る住まいです。ヒートショックや冷えから守ってくれます。高い断熱性能を標準装備だけで実現する商品です。
クレバリーホームcxの標準装備⑥窓
参照元:公式サイト
クレバリーホームのCXシリーズの窓は、次の2つを標準装備としています。
- アルゴンガス入りLow-E複層ガラス
- アルミ樹脂複合サッシ
一般的な複層ガラスではなく、熱伝導率の低いアルゴンガス入りLow-E複層ガラスを標準装備としています。夏は外からの厳しい暑さを防ぎ、冬は暖房で暖められた快適な室温を逃しません。冷暖房効率を上げるガラスが標準装備です。サッシは内側を樹脂にした複合サッシを採用しています。純粋な樹脂サッシよりは性能が落ちますが、コストパフォーマンスに優れたサッシです。内側の素材だけを樹脂にすることで、熱伝導率を下げています。
クレバリーホームの窓は、一般的な素材レベルを採用しているのが特徴です。コストを抑えながら確かな性能の窓を標準装備で用意しています。
クレバリーホームcxの標準装備⑦キッチン
クレバリーホームのキッチンは、クリナップ製を標準装備させています。デザイン性と素材にこだわったシステムキッチンです。ステンレスは錆びにくく熱に強いので安心して使用ができます。クリナップならではの硬質な美しさが特徴です。
オプション仕様にはなりますが、「美サイレントシンク」に変更ができます。油汚れとキズが付きにくい仕様です。共働きで忙しい人は、標準装備以外のオプションも検討されることをおすすめします。
ワンランク上のキッチンを求めている人には、オプション仕様のタカラスタンダードがおすすめです。有名なホーローキッチンで、いつまでもキレイが保てます。
クレバリーホームcxの標準装備⑧浴室
クレバリーホームの浴槽はリクシル製を標準装備させています。サーモバスSが採用された浴槽が標準装備です。サーモバスのおかげで、お湯の温度は4時間が経過しても2.5度しか下がりません。また床はキレイサーモフロアを採用しています。浴室に入った際の冷っとする足元を防ぐ仕様です。独自の断熱層が足裏の熱を逃がしません。冷たさを感じにくくすることで、冬のお風呂を快適にします。
オプションでTOTOを選択することも可能です。浴室にこだわりのある人はオプション仕様も検討しましょう。
クレバリーホームcxの標準装備⑨トイレ
クレバリーホームのトイレはリクシル製を標準装備させています。フチレス形状なので、掃除がラクにできる一体型のシャワートイレです。サッとひと拭きするだけでお掃除が終わります。
足元もシャープな形状なので、汚れが拭きやすい点も特徴のひとつです。パワーストリーム洗浄で、しっかりと汚れを落としてくれます。掃除がラクになるトイレが標準装備です。
オプション仕様でパナソニック製が用意されています。タンクレストイレに興味がある人は、オプション仕様を検討しましょう。
クレバリーホームcxの標準装備⑩洗面台
クレバリーホームの洗面台はリクシル製を標準装備させています。キレイアップカウンターで掃除がしやすい仕様です。キレイアップ水栓のおかげで水栓回りもキレイが長続きします。
収納も多く、機能性も高いです。汚れにくく整理整頓のしやすい洗面台が標準装備されています。オプション仕様でパナソニックやトラクスが用意されています。
クレバリーホームcxの坪単価と価格帯
クレバリーホームの人気商品、CXシリーズの坪単価と価格帯を紹介します。今まで解説してきた魅力的な標準装備が付いているとは思えない価格帯です。
クレバリーホームcxの坪単価
CXシリーズの坪単価は55~75万円程度です。外壁タイルが標準装備でありながらも坪単価は抑えられています。コストパフォーマンスに優れた商品です。
ただし、オプション仕様が増えると坪単価や価格帯は一気に上がるので注意をしましょう。CXシリーズは、標準装備だけでも十分に満足ができる商品です。
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クレバリーホームcxの坪数別価格帯
CXシリーズの坪単価から、坪数別の価格帯を算出しました。費用を検討する際の参考にしてください。
坪数 | 本体価格 | 建築総額 |
---|---|---|
25坪(82.64㎡) | 1,375万~1,875万円 | 1,833万~2,500万円 |
30坪(99.17㎡) | 1,650万~2,250万円 | 2,200万~3,000万円 |
35坪(115.7㎡) | 1,925万~2,625万円 | 2,567万~3,500万円 |
40坪(132.23㎡) | 2,200万~3,000万円 | 2,933万~4,000万円 |
45坪(148.76㎡) | 2,475万~3,375万円 | 3,300万~4,500万円 |
50坪(165.29㎡) | 2,750万~3,750万円 | 3,667万~5,000万円 |
一覧表の価格帯はあくまでも目安です。建てる予定の坪数から費用の検討に活用してください。建築総額は本体価格に諸費用などを含めた価格帯です。住宅ローンの検討時に利用しましょう。
クレバリーホームcxの標準装備まとめ
クレバリーホームのCXシリーズの標準装備と価格帯について解説をしました。充実した標準装備でありながらも価格帯は抑えられています。タイル外壁を求めている人には、お手頃価格のCXシリーズがおすすめです。
ただオプション仕様を増やすと、価格帯が一気に上がるので注意をしましょう。あれもこれもと選ぶと、坪単価が上がります。CXシリーズは標準装備で十分に満足できる商品です。コストパフォーマンスを重視している人におすすめします。