ヤマト住建と言えば高断熱・高気密の家づくりが非常に上手という点です。この記事ではヤマト住建のメリットデメリットについて説明します。
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ヤマト住建の口コミ・評判まとめ!エネージュを建てた感想は?
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目次
ヤマト住建の特徴
ヤマト住建株式会社は、昭和62年創業し、兵庫を基盤においているハウスメーカーです。
経営理念は「万人に喜びを」。ヤマト住建は住まいを通じて全国のお客様に喜んでもらえる企業になるため、「長寿命」「広い」「安い」「高性能」を家づくりのポリシーとし、健康面にもこだわった省エネで快適な暮らしができる家づくりに力を入れています。
ココがおすすめ
CMや広告はほとんど出さず、広告費を最小限に抑えることで、ローコストな高性能住宅を実現しています。
ローコストハウスメーカーといえば、テレビのコマ―シャルでバンバンアピールし、そのハウスメーカー名が耳に残っている、といった企業がいくつかありますよね。

広告宣伝費は安くはありませんから、その分、家そのもので勝負しているヤマト住建には好感が持てますね。
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ヤマト住建の特徴と各商品の坪単価を総まとめ
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ヤマト住建の注文住宅のメリット
ヤマト住建ののメリットをまとめると以下の2点のことが言えます。
- 幅広い商品がある
- 高気密高断熱で健康的な住宅「エネージュ」
もう少し詳しく解説しますので、合わせてご覧ください!
メリット1:幅広い商品がある
ヤマト住建には、いろいろなニーズに対応出来るよう、幅広い商品が用意されています。ゼロエネルギー住宅(ZEN)、全館空調の家、空間を利用したスキップフロアの家、屋上を自由な発想で楽しめる屋上庭園の家、などがあります。
この中で得におすすめしたいのが、最後の「屋上庭園」の家。屋上をもう一つのリビングととらえ、その家族ごとの楽しみの空間とするのです。
お子さんの遊び場にぴったり
例えば、小さい子どものいる家庭では、子どもが2~3歳位まではよく公園に行きますが、お出かけ前の着替えやら荷物の準備やらが大変だったり、公園に着いたら着いたで勝手に道路に飛び出していって危険だったりと、公園に遊びに行く・公園で遊ばせるだけでも一苦労だったりしますよね。
自分の家に公園として「屋外で」遊ばせられるスペースがあれば、本当にちょっとしたすきま時間でも外で子どもを遊ばせてあげられるし、小さいプールを出してプール遊びをする時も、道路への飛び出しを心配する必要がありません。また、狭いベランダや庭先にプールを出すのとは違うのでゆったりでき、なんならママも一緒にくつろぐことが出来ます。
BBQやドッグランにも使える?
その他にも、仲間とBBQをする、ドッグランとして思いっきり犬と遊ぶ、寝転がって花火を見る、ハーブの栽培をする、のんびり夫婦でコーヒーを飲む、星空を眺める、キャンプに行く前の疑似キャンプとしてテントを張って家族で寝る等々、様々な使い方が出来ます。
その時その時の家族に合わせた使い方で、人生の楽しみが豊かに広がっていきそうです。
メリット2:高気密高断熱で健康的な住宅「エネージュ」
ヤマト住建には、大人気の高気密・高断熱住宅「エネージュ」という商品があります。
高気密・高断熱で1年を通して理想的な環境を保ち、快適な暮らしを実現する高性能住宅です。このエネージュならではの性能で、今までになかった低コスト・ハイクオリティな「全館空調システム」が実現。人にも環境にも優しい住まいを提供しています。
例えば壁は内・外のW断熱。
ココがポイント
内側と外側の両方に断熱材を入れることで断熱効率をアップ。さらに屋根や基礎にも断熱材を入れ、家全体を快適な温度に保てるようにしています。また、サッシはトリプル樹脂サッシを使用。エネージュUWが採用している高性能樹脂サッシは、樹脂サッシとLow-Eトリプルガラスが夏の強烈な太陽光を遮断、冬は寒さや結露から守ってくれます。
その断熱効果は、アルミサッシの約4倍。こういった取り組みにより、高気密・高断熱にすることで、室内空間は、一年を通して快適な温度に保たれます。冬のトイレ・脱衣所・お風呂場といった場所は、冬はとても冷えてヒートショックが起こりやすい危険な場所となりますが、ヤマト住建の家なら家全体が快適な温度に保たれているため、ヒートショックは起こりにくくなります。
このような住居全体を均一な温度に保つ全館空調は、ヒートショック対策に大変有効ながら、導入費用も毎月の光熱費も高いというのがこれまでの欠点でした。しかしヤマト住建なら、この全館空調をエアコン1台で実現可能なため、低コストかつ省エネで運用出来るのです。
ヤマト住建の注文住宅のデメリット
ヤマト住建のデメリットもまとめてみました。
- オプション追加でどんどん高くなる
- 営業マンに当たりはずれがある
デメリット1:オプション追加でどんどん高くなる
ヤマト住建は、CM等の広告費はあまり使わず、その分性能の良いローコストの家作りをしています。しかしローコストで高性能とはいえ、標準仕様で納得いかない場合は、オプションを付けることになるので、その分金額はどんどん高くなってしまいます。
ローコストハウスメーカーでは標準仕様では一番グレードを低くして安く見せるということは良くあることです。その為標準仕様から外れた場合には、安い価格では家は建たない、というのはローコストハウスメーカーにおいてはありがちなのです。
ヤマト住建に限ったことではありませんが、標準仕様でどこまで納得出来るのかは、しっかりと調べておきましょう。また、あらかじめ予算を伝えてからプランの相談に入るとよいかもしれませんね。
デメリット2:営業マンに当たりはずれがある
これも何もヤマト住建にかぎった話ではないのですが、ヤマト住建でも担当の営業マンのレベルにばらつきがあるようです。

例えば、ネットではヤマト住建の営業マンに対し「営業のやり方が強引である」とか「契約後は態度が変わってしまう」とか「いいかげん」といった口コミがありました。このような営業マンへの不満は本当にどこのハウスメーカーでも見られるものなので、ヤマト住建がダメとだ頭から思うのではなく、いろいろな営業マンと接してみると良いかと思います。
どんな人柄なのか、どんな仕事ぶりなのか、自分の為にどのくらいやってくれるのかなどを実際に感じ、自分の感性で営業マンとの相性を判断しましょう。
まとめ
今回はヤマト住建のメリットデメリットを中心に書いてきました。ヤマト住建は、海外基準の寿命の長い住まいを作るハウスメーカーです。
高気密・高断熱の健康的な家をつくりたい、地震に強い家を出来る限りリーズナブルに建てたいという方にお勧めです。ただし、オプションにより価格は跳ね上がりますので、その点は注意が必要です。契約前には、標準仕様で納得できるのか、総予算はいくらなのか?など、明確にしておく必要があるでしょう。