かつてのヤマダレオハウスは、価格が相場よりも安い家を提供しているハウスメーカーとして有名でした。坪単価が20万円代の商品を提供していた時代もあったので、昔を知っている人ならば安いイメージを持っているのではないでしょうか。
最近は、大手ハウスメーカーの中で比較をすると、安い坪単価を提示していますが、かつての驚くほどの価格とまではいきません。その分、パフォーマンスを充実させたハウスメーカーです。家づくりを検討している人は、進化をしているレオハウスを知っておかなければ、後悔をするかもしれません。
そこで今回は、レオハウスの商品別坪単価と特徴を解説します。参考にしてください。
この記事では、
- レオハウスの展開する商品の特徴と坪単価がわかる
- 実際に住友林業で家を建てた方の坪単価を知れる
- 各商品の特徴や価格帯を知ることできる
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【保存版】ハウスメーカーの坪単価一覧!各業者の費用・相場を比較しよう
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目次
ヤマダレオハウスの坪単価は45万円〜70万円が相場
レオハウスはお得に家を建てることができるハウスメーカーとしてよく知られています。そんなレオハウスの坪単価は、45万〜70万円程度です。ローコストの住宅を提案しているのがレオハウスの特徴です。費用を抑えて一戸建てを建てたいと考えている人に最適です。
レオハウスが提供している商品の坪単価を見ていきましょう。
商品(クリックで詳細) | 坪単価 |
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Coco | 約45万~65万円 |
HappyLEOhouse | 約45万~65万円 |
NEXIS | 約50万〜70万円 |
坪単価45万円はローコスト住宅ハウスメーカーの中でも最安の値段ではないでしょうか?地域や仕様、オプションなどによって変動しますのであくまで目安とお考えください。
ヤマダレオハウスの概要
参照元:ヤマダレオハウス公式ページ
CMでクレヨンしんちゃんを採用していたので、知っている人も多くいるのではないでしょうか。2006年に株式会社ナックが設立をした会社です。ナックといえばボトルウォーターの「クリクラ」、クレヨンしんちゃんをCM採用した理由もこれでわかります。
もともとはナックとタマホームの業務提携でスタートしましたが、2008年に解消をしました。その後の紆余曲折を経て、2020年5月にナックが全株式をヤマダ電機に譲渡します。ヤマダ電機の完全子会社になったことで、「株式会社ヤマダレオハウス」が誕生しました。
親会社の変更により、イメージは変わります。坪単価は設立当時より高い価格ですが、相場からみれば適性価格です。新しいヤマダレオハウスの商品は確認をしておくべきではないでしょうか。ここからは商品別の坪単価を解説します。
【ヤマダレオハウス】商品別の特徴と坪単価を紹介
それでは、レオハウスの商品ごとの坪単価と特徴を確認していきましょう。
CoCoの坪単価と特徴
参照元:cocoの公式ページ
CoCoの坪単価は「45万円から65万円程度」、自分たちの気にいる家が適正価格で実現できる新スタイルの注文住宅です。
ここがポイント
- 「ベーシック(基本仕様)」+「暮らしのこだわり」=「CoCoの住まいづくり」
- プランニングはフルオーダーの自由設計。
- こだわりの外観。
CoCoは、住む人の望みが反映できる商品です。解消したい問題を抱えている家族はプランニングでその思いを伝えましょう。「共働きなので家事の時短を意識して、家族の時間をつくりたい」「大容量の収納が欲しい」「二世帯住宅」など、家族が抱く望みや悩みをかなえるプランの提案をしてくれます。
こだわりの外観

外観は、来客する人が最初に見る顔です。街並みに合わせた外観にしたいなど、こだわりを持っている人もいます。
CoCoでは、外観デザインをイメージしやすくするため「CGシミュレーション」と「設計者によるスケッチ」の利用が可能です。完成イメージが湧く方法としては十分、営業担当者との共有がしやすいサービスとなっています。
先ほどの坪単価で、ここまでのサービスが利用できると考えれば、価格は相場よりも安いのではないでしょうか。さらに、CoCoの魅力はこれだけではありません。
暮らしのこだわり
CoCoでは、テーマ別のセレクトパックが用意されています。おすすめされているメニューは次のとおりです。
- 和テイスト(その1):坪庭(敷地の一部につくった小さな庭)で採光と品格を実現。
- 和テイスト(その2):「伝統タイプの和空間」と「モダンタイプの和空間」のどちらかを選択して、心地よい和を実現。
- ホームセーフティ:防犯ガラスの採用で家族を守る。
- 趣味:壁をカスタマイズして趣味を楽しむ。
- ガレージ:室内とガレージを隣接させることで買い物運びも楽ちん仕様に。
- 収納:空間にちょっとした収納を設けることで便利と充実を実現。
- 自然素材:ムク材の採用で癒しの空間を演出。
- 子育て:落書きを消すことができる壁を設置、子どもの五感をはぐくむ。
- ペット:ペットが遊べる場所を提案、その姿を見るだけで癒される家に。
- 青空:屋上庭園を採用して青空リビングを実現。
それぞれのテーマには、プロのアイデアとノウハウが活かされています。メニューから選択することで、希望をかなえられる仕様です。多くのテーマをあらかじめ用意しておくことが、坪単価を安くする要因につながります。
設備は豊富なラインナップ
楽しみながら住まいを考えたくはないですか?住まいづくりは設備の選択も大切です。その設備のラインナップが限定的だと楽しむことはできません。
CoCoでは、予算に合わせて設備がセレクトできるように、グレード別の最新モデルが豊富なラインナップで準備してあります。住み始めた時のことを想像しながら、キッチンや洗面台、浴室などを選択して、完成をワクワクしながら待ちましょう。
CoCo はZEH対応
CoCoはZEH(「使うエネルギー≦創るエネルギー」になる住宅)に対応している商品です。使うエネルギーを抑えるには、省エネが実現できる機能と設備が必要、ZEHに対応している商品ということは、それだけで機能性が高いことの証明になります。その省エネ住宅に、太陽光発電システムによる優れた創エネをプラスすることで、自給自足の住宅が完成するのです。
太陽光発電システムや設備に関しては、ヤマダ電機の子会社という事実が信頼に変わる気がしませんか?

充実した内容を見ると、相場よりも価格は安いです。坪単価が抑えられているCoCoは大人気の家、お気に入りの住宅をCoCoで実現してください。
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レオハウスのCocoの特徴は?価格帯や評判をご紹介します!
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HappyLEOhouseの坪単価と特徴
HappyLEOhouseの坪単価は「45万円から65万円程度」、12のテーマに沿った120のプランが理想の家づくりを実現させます。
ここがポイント
- 120のプランから自分の好みに合った理想の暮らしを実現する規格住宅。
- 耐震等級3の家。
- 長期優良住宅対応の家。
「自分の色を持った個性のある家が手ごろの価格で欲しい!」といった要望を、12のテーマと120のプランでかなえる商品です。最初はテーマ選びが大切、12のテーマを確認しましょう。
収納が充実した家
収納の充実は多くの人が求めるテーマです。
- 玄関に設置されたシューズクロークには、ベビーカーや自転車の収納も可能。
- 子供部屋に収納を設置して、片づけを自然に身につけさせる。
- ウォークインクローゼットで趣味や服を大容量に収納。
- パンドリーを設置することでキッチンの収納力も問題なし。
モノであふれる生活にイライラする人もいます。子どもの出しっぱなしに毎日小言をいうのは、両方が疲れる残念な状況です。子どもの言い分も考えてみましょう。片付ける場所がないのかもしれません。片付ける場所を提供するだけで、問題が解決します。
収納を充実させれば、家族のイライラが低減されるかもしれません。趣味や服など、モノが多い家族におすすめのテーマです。
ガレージのある家
車の活用に注目をしたテーマです。
- 勝手口とガレージを繋げることで雨の日の荷物の出し入れが簡単。
- 全体が見渡せる対面キッチンの採用。
- 17帖もある広々としたLDK。
子どもが小さいと、暮らしに車の活用が重要です。家の中の動線だけでなく、ガレージから生活スペースまでの動線も考えられたテーマ、多くの荷物も簡単に運べます。雨の日も関係ありません。
夏で車がないときは、子どもをビニールプールで遊ばせてみてはいかがでしょうか。ガレージは車を駐車するだけのスペースではありません。いろいろな工夫ができるスペースです。
土間のある家
有効活用できる便利な土間を設置したテーマです。
- 自転車やベビーカーなどが置ける便利な土間スペース。
- 広々としたバルコニーを憩いの場にすることも可能。
- 19.5帖の広いLDK+4帖の土間が室内の解放感を演出。
土間の用途はさまざまです。趣味、雨の日の物干しスペース、子どもの遊び場、高価な自転車置き場など、活用方法が選べます。たくさんの買い物をしたあと、片づけを後にしてちょっと置いておくなんてことも可能です。便利に利用できる土間は、最近人気が急上昇しているプラン、間取りに組み込む人が多くいます。おすすめのテーマです。
回遊動線のある家
共働き家庭におすすめのテーマです。
- まとまった動線が子どもを見ながらの家事に役立つ。
- キッチン、リビング、ダイニングの回遊動線が住む人全員の動きをスムーズに。
- 収納も充実。
工夫された回遊動線と充実した収納で、家事の時短につながります。育児、家事、仕事に追われる毎日、少しでも時間をつくるには時短が必要です。工夫をされた間取りで上手に時間を有効活用しましょう。
屋上のある家
屋上が毎日の疲れを癒してくれます。
- 家にいながら屋上でアウトドア生活が実現。
- プランターを置くことで家庭菜園も可能。
- 20.3帖の広々としたLDK。

屋上は解放的なプライベート空間、自由な発想でいろいろな用途に活用できます。毎日の仕事で疲れているので家を出たくない、でも子どもたちの不満を解消したいと悩みを抱える人はいませんか?屋上でアウトドア感覚の遊びをするだけでも、子どもたちの不満は解消されます。屋上は家族を笑顔にしてくれる憩いの場所です。
吹き抜けのある家
自然光を室内に取り込めるテーマです。
- 吹抜けで解放感が得られる。
- 収納も充実。
日が差し込む明るいリビングは、家族を笑顔にしてくれます。日当りは、建てるときに気にしなければいけないポイントです。吹抜けを設置することで、室内の日当りの良さと解放感は問題ありません。高さの解放感を得たい人におすすめのテーマです。
畳コーナーのある家
自由に寝転んで休むことができる畳コーナーは、子育てにも重要な空間です。
- 畳は転んでも安心な子どもの遊び場。
- LDKに隣接する畳コーナーから広さを感じられる。
リビングに隣接した畳コーナーが、子どもの自由な遊び場になります。キッチンからも見えるので、料理をしながら見守ることもできる間取りです。カラーバリエーションも豊富なので、自分好みの和テイストが演出できます。
テラスバルコニーのある家
庭のスペースが確保できなければ、テラスバルコニーを採用しましょう。
- 8.7帖の広いテラスバルコニーなのでホームパーティーも可能。
- 23.3帖の広いLDK。
広いバルコニーは、日常生活にも便利です。洗濯物と布団をまとめて干すこともできる広さを有しています。家庭菜園もできる広さです。ペットのお昼寝スペースとしても活用ができます。いろいろな使い方の工夫かできるテラスバルコニーは、人気のテーマです。
ストリップ階段のある家
階段をストリップにすることで明るさと風が得られる空間になります。
- ストリップ階段がオシャレで空間を広く見せてくれる。
- スタンドカフェ風のキッチン。
ストリップ階段はデザイン性の高さ、採光と風通しに定評のあるテーマです。設置されているだけで家の雰囲気が変わります。吹抜けがプラスされているので、さらに解放感が得られる間取りです。たくさんの光で明るい家になること間違いなしのテーマとなっています。
2階にリビングのある家
周囲の目線が気にならない2階リビングも選ぶ人が多い人気の間取りです。
- 窓を開けていても周囲の目線が気にならないリビング。
- サニタリーも2階で家事動線に優れた間取り。
2階をリビングにすると、明るさを求め自然と家族が集まります。プライベート空間の部屋は寝るときに活用するだけです。解放感のあるリビングで家族の絆が深まるテーマとなっています。
コンパクトな家
家事やコストを軽減するため、欲しいを詰め込んだ効率の良いコンパクトがテーマです。
- シンプルで高機能な間取り。
- 家事と財布に優しい。
理想と現実のギャップから、せっかくのマイホームで絶望を味わう人もいます。大変な掃除、毎日の食事の準備や洗濯、大変にもかからず光熱費やメンテナンス費用がかかるなど、不満を漏らす人がいることも事実です。
そこで提案されたのがコンパクトにまとめたテーマ、必要なものを詰め込んだ無駄のない家が、家事にも財布にも優しい家の実現をしてくれます。
らせん階段のある家
らせん階段を主役にしたテーマです。
- らせん階段の存在が毎日をドラマのひとコマにする。
- 玄関の収納スペースが便利。
家の中心にらせん階段を設置することで、オシャレな間取りを実現します。らせん階段はコンパクト、狭小住宅にもおすすめです。
規格住宅だから坪単価が抑えられます。12のテーマと120のプランが相場よりも安い価格と、住む人の希望がかなう家を実現しました。気になるテーマをじっくりと検討してみてください。
NEXISの坪単価と特徴
参照元:NEXISの公式ページ
NEXISの坪単価は「50万円から70万円程度」、ヤマダホールディングスグループが開発した「災害時に強い住宅」です。
ここがポイント
- 高性能なレジリエンス(困難や逆境でも心が折れることなく、状況に合わせ柔軟に生き延びようとする力)住宅。
- 抗ウイルス、抗菌仕様。
- 設備と保証の充実。
災害時の強さは、電気と飲料水を自給自足できる住宅だからです。優れた太陽光発電システムと蓄電池、空気から飲料水を生み出す製水器が災害時の不便を軽減します。
室内に照明を当てるだけで床に蓄積された菌やカビ、ウイルスなどを分解・除去する「可視光型光触媒」のフローリング材を採用、部屋を菌から守る仕様です。壁紙クロスにも施されています。
さらには最長60年保証を実現、住宅設備には長期10年間の安心保証が付いている商品です。さすがはヤマダホールディングスグループ、内容が充実しています。内容を見れば坪単価が安いことは間違いありません。相場よりも控えめな価格もNEXISの魅力のひとつです。
まとめ
レオハウスならば坪単価を抑えつつ、内容の充実した家を建てることができます。かつての20万円代はなくなり価格は上がりましたが、それ以上にパフォーマンスも向上しているのが魅力です。
日本最大手の家電量販店であるヤマダ電機の子会社になったことが、レオハウスにとってプラスに働いているのではないでしょうか。60年保証など、見える内容も充実しました。坪単価以上のパフォーマンスがレオハウスの特徴です。60万円代の坪単価で抑えつつも、大手ハウスメーカーを利用したいと考えている人におすすめをします。