- 「桧家住宅のzehの特徴が知りたい」
- 「桧家住宅は、省エネエコ住宅の価格帯も安いの?」
桧家住宅は、大手ハウスメーカーよりも比較的安く建てられるのが特徴のひとつです。「ならzeh住宅も安いのでは?」と思う人もいることでしょう。zeh住宅を少しでも安く建てたいと考えている人は、桧家住宅の省エネエコハウスが気になるはずです。気になるのならば、最初に桧家住宅のzehの特徴を確認しておきましょう。
そこで今回は、次の内容について解説をします。
ココがポイント
- 桧家住宅のzehの特徴
- 桧家住宅のzehはZ空調で快適に
- 省エネエコ住宅の価格帯
桧家住宅の省エネエコ住宅に興味のある人は参考にしてください。
こちらもチェック
クリック移動【目次】
桧家住宅のzehの特徴は?
最初に桧家住宅のzehの特徴について解説をします。桧家住宅は高気密高断熱の住まいを得意とするハウスメーカーです。zehにも、優れた技術が注ぎ込まれています。
zeh住宅で大切なのは、暖房器具の利用を抑える家であることです。省エネ効果を高めれば、エネルギーの消費が少なくて済みます。桧家住宅のzehは、高気密高断熱に注力しているのが特徴です。
桧家住宅(ヒノキヤ)の坪単価と総額は?30坪40坪50坪の相場を知ろう
続きを見る
Wバリア工法で高気密高断熱を実現
桧家住宅のzehは、Wバリア工法を採用しています。泡とアルミの効果で、オールシーズンにわたって快適を継続させる工法です。Wバリアが、家族を優しく包み込んでくれます。W断熱工法の特徴は次のとおりです。
ココがポイント
- 屋根と壁にはアクアフォーム、基礎にはアクアフォームNEO+TPを採用
- 赤外線を防ぐアクエアーシルバー
- 壁中の湿気を逃がすアクアシルバーウォールライト
室内の快適さを継続させるのに重要なのがアクアフォームです。後ほど詳しく解説をします。さらに桧家住宅のzehでは、屋根からの紫外線を防ぐためにアクエアーシルバーを採用しました。アクエアーシルバーは水発泡の断熱材に最適な、通気スペーサーです。水発泡と言えばアクアフォーム、相性の良い2つが室内の快適性を守ります。
アクエアーシルバーの特徴は、アルミ面の表見コーティングです。蒸着されたアルミが厳しい紫外線を反射します。遮熱効果に期待ができる素材です。夏場に暑くなりやすい小屋裏からの熱を防ぐことで、真夏でも省エネで暮らせます。
アクアシルバーウォールライトは、特殊加工が施された透湿・防水・遮熱シートです。壁内に設置することで、室内の冷暖房効果を向上させます。また、壁体内の湿気を外に逃がすのも特徴です。雨水や風の侵入も防いでくれます。結露を防止することで、断熱材の耐久性を向上させるのもポイントのひとつです。
桧家住宅のzehは、価格を抑えながら快適に過ごせる工夫が施されています。高気密高断熱な住まいが、zeh住宅においても活躍するのが魅力です。
一定の条件を満たすことで優遇などが受けられます
≫長期優良住宅対応のハウスメーカー一覧
性能の高いアクアフォームが室内を快適にする
桧家住宅のzeh住宅に欠かせないのがアクアフォームです。「気密性」「断熱性」「吸音性」に優れています。桧家住宅は「暑さ対策は屋根断熱、寒さ対策は基礎断熱の向上」が大切と考えるハウスメーカーです。高性能のアクアフォームを施すことで、一年中を快適にします。
ココがおすすめ
- 環境に優しい断熱材
- 現場での吹付発泡施工
- 自己接着力による高気密
アクアフォームは、環境に優しい断熱材です。環境に優しいということは、人体にも優しいと言えます。環境へ配慮をすることで、住む人の健康も守ってくれるのが特徴です。住む人の健康を維持します。
水で発泡するのも特徴です。桧家住宅のzehは、現場での吹付でアクアフォームを発泡させます。発泡させることで、家の隅から隅まですっぽりと覆うのがポイントです。温度のバリアフリーを実現します。
自己接着力の強さも魅力です。柱や梁にアクアフォーム自体が密着をして張り付きます。隅から隅まで隙間の少ない住まいの完成です。気密性を上げることで、室内の快適な温度を逃がしません。省エネ効果も期待ができる断熱材です。
アクアフォームは、屋根と基礎に直接施工します。夏は屋根からの熱をアクアフォームが防ぎ、冬は床下からの冷気を防ぐのが特徴です。特に基礎には防湿効果の高い「アクアフォームNEO+TP」」を採用しています。防虫剤を使用しているので、床下のシロアリ対策も万全です。
開口部は高気密高断熱サッシで温かさを逃がさない
開口部に採用しているのは、断熱性と気密性、さらには結露も抑えてくれる省エネサッシです。室内の快適な温度は、開口部から最も多く逃げていきます。桧家住宅のzehは、高性能サッシを採用することで、家全体を包み込むのが特徴です。
ココがポイント
- サッシは熱伝導率の低い樹脂素材を地域と商品別に採用
- 窓は「Low-Eペアガラス」で赤外線を大幅カット
サッシは室内側を樹脂、室外側をアルミにした複合サッシです。断熱効果は、通常で使用されるアルミサッシの3倍と言われています。外側をアルミにすることで、価格を抑えているのも桧家住宅のポイントです。アルミと樹脂のハイブリッド構造で、コストパフォーマンスを高めています。
ガラスは「Low-Eペアガラス」を標準にしました。建てる地域によって「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」を使い分けています。2枚のガラスの間に注入された熱伝導率の低いアルゴンガスが、住まいの快適さを維持する仕様です。断熱効果は単板ガラスの約4倍と言われています。
桧家住宅は、Wバリア工法の性能の高さを検証しました。性能の違いは一目瞭然です。Wバリア工法で建てた住まいの方が、室内の快適性を長く維持することが証明されています。桧家住宅のzehは、高気密高断熱の住まいです。
桧家住宅のzehはZ空調で快適に
桧家住宅と言えば快適な住まいを実現する「Z空調」です。桧家住宅は、快適な住まいにはZ空調が欠かせないと紹介をしています。その差は、桧家住宅が運営をする体感ラボ「ZOOON」で実感ができます。
ZOOONでは、zeh性能を満たしたzeh仕様の部屋とZ空調の部屋を用意し、2つの部屋の快適性を体感できる施設です。ZOOONでは、「zeh住宅=快適」という解釈の間違いを正しています。ただし勘違いをしてはいけません。zeh住宅を否定しているのではなく、快適さにはZ空調が必要と説明をしているのがポイントです。
快適さの違いは、YouTubeでも紹介をされています。zeh住宅の性能を満たしているだけの住宅では、室内に温度のムラができるのです。Z空調の家は、室内の温度ムラがほぼないことが紹介されています。どんなに優れた断熱材を採用しても、温度のムラを解消するのは難しいです。
桧家住宅では、zeh住宅仕様にZ空調の組み合わせを推奨しています。Z空調を付け加えることで、快適なzeh住宅が完成するのがポイントです。「でもZ空調を採用することで省エネ効果は大丈夫なの?」と不安を抱く人もいることでしょう。次はZ空調の特徴を解説します。
-
ヒノキヤの空調革命「Z空調」を解説!全館空調シェアNo1の実力は
続きを見る
Z空調の特徴
Z空調は全館空調シェア率№1の桧家住宅人気設備です。発売開始から6年間で22,000棟以上の住まいに設置されました。メーカー保証も10年付いているのが特徴です。性能が優れているので、桧家住宅でzehを建てるのならば、Z空調の採用は欠かせません。特徴を詳しく解説します。
連続運転で利用しても電気代が安い
桧家住宅のZ空調は、低コストであることが実測値で証明されています。zehは、使う電気の量よりも創られる電気量が上回らなければいけません。性能の高いZ空調は、電気代も高くつくと勘違いする人もいます。しかし実際はコストパフォーマンスに優れた設備です。
Z空調が、家全体の消費電力量に占める割合は3割程度、24時間連続運転しているにも関わらず、消費電力が抑えられます。しかも家中を同じ温度に保つ性能の高さです。心地よさと省エネの2つが実現します。
Z空調は、桧家住宅が建てる高気密高断熱のzeh住宅と相性が良いです。優れた断熱性能のおかげで、室内の温度が保たれます。気密性が高いので、隙間から室内の快適な温度が逃げることもありません。桧家住宅のzehとZ空調が組み合わさることで、最高のzeh住宅が完成します。
Z空調が夏場の寝苦しさを解消
Z空調は、暑苦しい夏の夜を快適にしてくれます。夏バテや睡眠不足、熱中症のリスクも軽減する設備です。一度利用をしたら、Z空調の心地よさに多くの人が感謝します。それほどの性能の高さです。
ココがポイント
- 体の冷え過ぎを防ぐ
- 快適な空気が家中を循環
- 快適な湿度を保つ
夏の暑い時期は、涼しい空気を天井に沿って室内に運びます。上からの風が部屋全体を涼しくしてくれるのが特徴です。自然な涼しさで24時間にわたり室内の温度を調節してくれます。
夏場のジメジメとした暑さ対策も万全です。室内の温度が設定温度に到達しても、除湿機能は継続されます。蒸し暑さを抑えるのがZ空調の特徴です。サラッとした快適さが継続されます。睡眠不足も解消する機能です。
冬は天井から床まで均一の温かさ
冬場で恐ろしいのがヒートショックです。急激な温度差がストレスにつながることもあります。「冬は寒いからトイレに行くのが億劫」という経験をしたことはありませんか。Z空調ならば、家中を快適な温度に保ってくれます。しかも天井から床まで均一の温度です。
均一の温かさは、サーモグラフィ撮影で証明されています。まさに温度のバリアフリーです。家中で寒さを防ぐので、健康的な生活が実現します。しかも部屋の空間による温度差がありません。均一の温度で暮らせます。
冬場は夏と違い、風向きを下向きにするのがポイントです。足元から温まるので、底冷えを防ぎます。窓の結露も防いでくれるのが特徴です。カビの発生や耐久性の低下など、住まいのダメージにつながる状況を防いでくれます。
いつでも家の中はキレイな空気
Z空調は、全熱交換式の第1種換気を採用しています。熱交換なので、換気の周りだけが寒くなるといったデメリットもありません。いつでもキレイな空気を快適な温度で注いでくれます。
空気がきれいなポイントは高性能フィルターの存在です。
ココがポイント
- ホコリ
- 花粉
- 虫
高性能フィルターが上記の室内への侵入を防いでくれます。クリーンな空気を循環させることで、空気も健康にするのが特徴です。花粉症がつらい人はいませんか。Z空調があれば、花粉症から住まいを守ってくれます。
省エネエコ住宅の価格帯
桧家住宅は、2015年に省エネエコ住宅へzeh住宅を追加しました。当時の価格帯は1,662万円~です。桧家住宅のzeh住宅は、「Gコンセプト(現在のスマート・ワン カスタム)」と「スマート・ワン」でzeh基準に対応する仕様を設定した商品として販売が開始されました。
省エネエコ住宅の坪単価
省エネエコ住宅の坪単価は、55万円~80万円程度です。採用する商品やオプション仕様によって価格帯は、変動します。大手ハウスメーカーよりも安く建てられる坪単価ですが、オプションを追加すると高額になるので注意をしましょう。
省エネエコ住宅の坪数別価格帯
桧家住宅の省エネエコ住宅の価格帯を坪単数別に紹介します。あくまでも目安として参考にしてください。
坪数 | 本体価格 | 建築総額 |
---|---|---|
25坪(82.64㎡) | 1,375万~2,000万円 | 1,833万~2,667万円 |
30坪(99.17㎡) | 1,650万~2,400万円 | 2,200万~3,200万円 |
35坪(115.7㎡) | 1,925万~2,800万円 | 2,567万~3,733万円 |
40坪(132.23㎡) | 2,200万~3,200万円 | 2,933万~4,267万円 |
45坪(148.76㎡) | 2,475万~3,600万円 | 3,300万~4,800万円 |
50坪(165.29 ㎡) | 2,750万~4,000万円 | 3,667万~5,333万円 |
注文住宅は、本体価格以外に諸費用などが必要です。建築総額はそれらの費用を含めた目安になります。費用を計算するときの参考に利用をしてください。
桧家住宅のzehの特徴まとめ
桧家住宅のzehについて解説をしました。省エネエコ住宅は、大手ハウスメーカーよりも安いのがポイントです。「できるだけ安く建てたい!」と考えている人には、桧家住宅のzehをおすすめします。
さらに快適な空間を実現するのならばZ空調の採用を検討しましょう。Z空調はzeh仕様に対応できます。桧家住宅がZ空調の家をすすめるのは、コストパフォーマンスに優れているのが実証されているからです。
桧家住宅のzehは高気密高断熱が特徴ですが、それだけでは室内の温度にムラが生じます。桧家住宅で建てるのならば、zeh+Z空調がおすすめです。