多くの人に注目されているBESSで家づくりを進めたいと考えている人は多いのではないでしょうか。しかし、いざBESSの家を建てるとなるとさまざまな不安が生じるものです。そこで、BESSの家を建てて後悔した人の情報をまとめました。これからBESSで家を建てる際の参考にしてください。
ココに注意
BESSで後悔した情報を紹介していますが、BESSは人気で性能も素晴らしい家です。同じ失敗を繰り返さないための参考程度にお考えください。
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目次
BESSで家を建てて後悔&失敗したことベスト5
BESSの展開するワンダーデバイスを購入して後悔した人の情報をまとめました。
音漏れや2階部分に熱が篭ってしまう
まず、テレビの音が筒抜けという点で不満を抱いている人がいます。たとえば、リビングでテレビを見ているときに、その音が寝室の中にまで響いてしまうのです。寝室のドアを閉めてもテレビの音が響く状態になってしまうようです。これはテレビを壁掛けにしたために壁伝いで響くことが原因のようです。ただし、壁掛けにしなければこの問題は解決されます。
夏になると2階が地獄のような暑さになるという情報もあります。冬はあまり寒さを感じず暖かいのですが、夏は特に2階が酷くなるとのことです。屋根裏がなく、吹き抜けの構造となっていて、熱気が上にこもってしまうことが原因です。
間取りのつめが甘かった点で後悔している人がいます。たとえば、子供部屋を1つしか作っていなかったのに、2人子供ができてしまったというご家族があります。また、収納スペースが足りずに困ったという人もいました。これらの問題については事前に将来のことを踏まえたうえで計画を建てることで解決できるでしょう。
メンテナンスにお金がかかる
実際にBESSの家を建ててみてメンテナンスの費用が予想以上にかかると後悔している人がいます。家をいつまでも維持するためには定期的にメンテナンスをしなければいけません。しかし、メンテナンスのためには費用がかかってしまいます。BESSの家はメンテナンスの費用を軽減するための工夫はあまりされていないようです。そのため、予想していたよりも費用がかかってしまい後悔している人がいます。事前にメンテナンスでどのくらいの費用がかかるのか計算した上で家づくりをするべきでしょう。
たとえば、外補修作業がたくさん発生して手間がかかるという意見があります。建築後にメンテナンスをすることも楽しみの1つとして考えられる人に向いている家といえます。
耐震性や断熱性はそれほど優れていない
最近はどこのハウスメーカーも耐震性や断熱性に気を使った家を展開しているところが多いです。一方、BESSはログハウスであることを重視していて、憧れのログハウスを建てられるのですが、住まいの機能性についてはそれほど重視していません。家のハード面に対してあまりこだわりを追求することができないのがデメリットとなっています。
そのため、家を建ててから耐震性について後悔している人が少なくありません。また、断熱性がそれほど優れていない点で不満を覚えている人がいます。住宅性能については普通の工務店と同じぐらいのレベルであると考えましょう。他社と比較して特に優れているというわけではないのです。住宅性能をできるだけ高めたいという人にとっては後悔するケースが多いでしょう。
あまり自由度が高くない
BESSは規格住宅であり、あまり自由度が高くない点に不満を覚えている人がいます。たとえば、間取りや部屋の広さ、形などはかなり制限があります。規格による制限がかなりきついことに後悔している人が多いです。たとえば、動線などにこだわりがあったとしても、それを実現することはなかなか難しいでしょう。事前に用意されている規格と自分の好みが一致しているならば満足できるのですが、細かなこだわりを実現できないと不満を感じやすいです。
BESSはあくまでも決められた範囲内でプランを決めていくという内容であり、完全な自由設計というわけではありません。自由設計というよりも建売住宅を購入するというイメージを抱いた方がよいでしょう。内装や外観デザインはとてもシンプルであり、あまり個性を出すことはできません。
あくまでもログハウスの雰囲気を感じられる家
BESSは安価でログハウスを建てられる商品として人気を集めています。この点を勘違いしている人は後悔するケースが多いようです。リアリティのあるログハウスを建てたいと夢見ている人は後悔するでしょう。本格的なログハウスを建てたい人が購入するべき商品ではないからです。予算が限られていて、本格的なログハウスを建てるのは厳しいという人が、細かなこだわりは捨てて安価でログハウスを建てたいという需要に応えているのがBESSの家です。このようなコンセプトがあることを勘違いしていると後悔するケースが多いでしょう。
BESSは木造軸組工法と丸太軸組工法を組み合わせた独自の工法を採用しています。この点について不満を感じるケースがあります。一般的なログハウスとは異なる部分があることを理解しておくべきでしょう。
BESSで新築を建てたユーザーの声+アドバイス
住宅ローンの組み方に関して少し後悔(静岡県浜松市)
一番失敗したなと思う部分:費用・住宅ローン
家自体にはとても満足していて、この家での暮らしを大変満喫していますがやはり住宅ローンの組み方に関して少し後悔をしています。少し無理をしてしまったので、よく考えて家づくりをするべきだったかなと思っています。
先輩からのアドバイス
少しでも住宅ローンを減らせるよう、できる限り頭金を用意しておくべきだと思います。そして将来ローンを組んだ当時と家族構成や家計が大きく変わる可能性もあるということをよく考慮してローンの返済計画を立てておくことが重要だと思います。
毎月の返済額をもう少し安くしておけば...(静岡県浜松市)

失敗した点:費用・住宅ローン、設備
商品名:ワンダーデバイス
一番失敗したなと思う部分:費用・住宅ローン
立てる前に覚悟はしていたものの、思わぬところでの大きな出費など家計に変動があったりするとローンもなかなか重荷になることもあるのが大変です。毎月の返済額をもう少し安くできるようにしておけばよかったかなと少し後悔しています。
先輩からのアドバイス
頭金をもっと多く出すことができればローン額も減らせたかなと思うので、やはり家を建てる前はきちんと資金計画も立てて余裕を持って取り組むことが大事だと思います。安くはない金額を何年も払い続けるので家計を見直すことも大事です。
まとめ
BESSの家について後悔している点をまとめました。規格住宅のログハウスであり、あまり細かなこだわりを追求することができず、住宅性能も平均的なレベルである点に後悔している人が多いです。BESSのコンセプトを理解した上で建てるべきでしょう。ログハウスの雰囲気を感じられる家を安い費用で建てたい、あまり細かなこだわりを重視しないという人に向いています。
失敗した点:費用・住宅ローン、設備
商品名:G-LOG