クレバリーホームの商品に関する記事は、以前から何度か紹介していますが、その中でもエネルギーを自給自足できる住まいZEH住宅(スマートエブリ・ゼロ)が注目されています。
この記事では「クレバリーホームのENELITE(エネリート)」の特徴や、価格帯について紹介していきます。
- スマートエブリ・ゼロの特徴を知りたい
- ZEH住宅をお考えの方
- 環境に優しい住宅を建てたい方
少しでも興味のある方は、参考にしてくださいね!
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スマートエブリ・ゼロの特徴
参照元:クレバリーホーム公式ページ
「SMART EVERY ZERO(スマートエブリゼロ)」は、クレバリーホームが提案するZEH基準を高いレベルでクリアした、環境にも、住まいにも優しいZEH住宅です。
住宅を購入する際に、どのくらいの費用が掛かるのか?という取得費用が注目されがちです。これは、目に見える費用として「安いのか?高いのか?」を比較する材料として、とても分かりやすいからですね。
この目に見える費用を世間一般では、「初期費用(イニシャルコスト)」といっています。しかし、住宅は買って終わりではなく、むしろ住み始めてからかかる費用「ランニングコスト」のほうが大きくなってきます。
イニシャルコスト<ランニングコスト
「スマートエブリゼロ」は、このような住み始めてからかかる費用(ランニングコスト)となる「エネルギーコスト」「メンテナンスコスト」を大幅に削減することができる特徴を持った住宅になっています。
ZEH住宅というと、エネルギーコスト(収支)をゼロにすることばかりに目が行きがちですが、クレバリーホームが提案する「スマートエブリゼロ」は、暮らしのエネルギーだけではなく、生涯のメンテナンスコストも抑えられる外壁を取り入れているところも注目すべき点です。
ココがポイント
この外壁を取り入れることで、一般的な住宅の外壁メンテナンスコストを1/2以下に抑えることができるようになります。
つまり、「スマートエブリゼロ」はZEH住宅の性能を取り入れエネルギーコストをゼロにし、さらにメンテナンスのかかりにくい外壁を取り入れることで、メンテナンスコストをも削減できる理想的な住宅なんです。
スマートエブリ・ゼロの標準仕様
SMART EVERY ZERO(スマートエブリゼロ)は、ZEH基準となるUA値0.6W/㎡・kを上回る断熱性で、冷暖房費をかかりにくくするために、壁・天井・床の断熱材を適材適所選択しています。
断熱仕様
- 壁:無機質繊維系断熱材100㎜
- 天井:無機質繊維系断熱材(ブローイング)200㎜
- 床:押出法ポリスチレンフォーム3種65㎜
- 窓:樹脂サッシ複層Low-Eガラスアルゴンガス入り
そして、いくら断熱性が高くても隙間風が入ってきては「暖かい家」にはなりません。その隙間風をシャットアウトするために、壁の室内側にシートを張り巡らせています。これは計画換気にも影響を及ぼす点になるので、高断熱住宅には、気密性が欠かせません。
気密仕様
- 壁内ペーパーバリアシート
また、高い断熱性・気密性を十分に生かすため、省エネ設備を採用しています。良い性能に良い設備を搭載することで、エネルギーコストを最小限に抑えることにつながります。
省エネ設備仕様
- HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)
- 高効率エコキュート
- LED照明
- 高効率エアコン
- 全熱交換換気システム(熱交換効率80%)
省エネを追求した後は、自宅で作り出すエネルギーを確保します。クレバリーホームでは、ここでも性能にこだわります。太陽光発電の先進国であるドイツ発祥の「Qセルズ」の太陽光パネルを利用して、効率を高めています。
創エネルギー仕様
- 太陽光発電システム「Qセルズ」
自宅で消費する電力の多くを、自家発電で賄うことができます。搭載量が多い場合、消費できなかった電力は、電力会社へ売ることができるため、光熱費を大幅に削減することにつながります。
スマートエブリゼロが搭載する太陽光発電システムの出力保証は、国内最高レベルの25年保証を実現しているので、いざというときにも安心です。
太陽光発電買取価格の基本!
- 10Kw未満=10年間
- 10Kw以上=20年間
搭載量によって、メリットデメリットが出てくるので、よく計算して決めましょう。
スマートエブリ・ゼロの価格帯
スマートエブリゼロの価格帯は、55~65万円台/坪です。高断熱・高気密・高性能な設備が導入されるので、クレバリーホームの一般モデルよりは高くなっています。
しかし、その分省エネ効果が高く、太陽光発電で作り出すエネルギーもあることから、長い目で見ると、収支は逆転してきます。
注意ポイント
クレバリーホームでは、エネルギー効率をさらによくするため、「リチウムイオン蓄電池(オプション)」を用意しています。
これは、太陽光が発電をしない時間帯(夕方や夜)の使用電力を、深夜の電力が安い時間帯に蓄電したものを利用することで光熱費を抑えようという仕組みです。
しかし、現在販売されている「蓄電池」の容量や価格、耐久性などを考えると、まだまだ一般家庭が取り込むレベルに来ていないのが正直なところです。補助金が出てはいますが、デメリットをカバーするほどのものではないので注意が必要です。
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スマートエブリ・ゼロの耐震性
スマートエブリゼロでは、独自の「PG工法」を取り入れています。一般的な在来工法が採用している「通し柱」の本数を2~3倍使用することで、建物全体の強度を格段に上げることができました。構造計算をして、地震による、建物への負荷を減らす「通し柱」の位置を1邸1邸確定しています。
ココに注意
しかし、通し柱にも欠点が存在します。それは、梁を結合する部分が極端に強度が下がるという点です。この強度欠損をカバーするべく、クレバリーホームが採用しているのが、「高精度HSS金物」です。これを採用することで、強度欠損をなくせることから、より地震や台風に強い家が作り上げられます。
また、金物を使うことで懸念される点が「錆(さび)」です。これにもしっかりと対応しており、カチオン電着塗装をはじめとした何重もの塗装処理により防錆性をアップさせています。
さらに詳しく
カチオン電着塗装とは
自動車の塗装などに使われ、錆に強い塗装といわれています。
そして、年々脅威を増している地震に対して、より耐震性を上げるべく、壁倍率5を実現できる面で支えるモノコック構造を採用しています。これにより、6面体すべてで外力に耐えることができるので安心して住まうことができます。
スマートエブリ・ゼロの間取り
ZEH住宅となる「スマートエブリゼロ」は、他のタイプ同様「自由設計」です。従来の省エネ住宅は、熱損失をできるだけ避けるように、小さな窓になってしまったり、壁の面積を少なくすることで真四角な家になったりとデメリットが存在していました。
スマートエブリゼロは、従来の省エネ住宅のデメリットを回避する一つとして、熱伝導率が1/1000となる樹脂でできた窓を採用しています。このような工夫で、間取りへの制限も回避することができるため、自由な間取りを実現することができるようになっています。
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スマートエブリ・ゼロの評判
一般的に、ZEH仕様にすると、標準的な価格から300万円程度上昇するといわれていますが、クレバリーホームの住宅は基本性能が高いために、そこまでの費用がかからずにZEH仕様の住宅が手に入るようになっています。住宅性能だけではなく、クレバリーホームの特徴であるメンテナンスのかかりにくい外壁が採用されていることもあり、トータル的にお得度が高いことが、高評価につながっている様子です。
愛知県 50代
約40年住んだ家からの建て替えでしたが、住んでから一番驚いたのが光熱費の違いです。冬場になると、灯油やガス、電気と3つの熱源を使っていたのですが、今回ZEH住宅のオール電化にしたところ、光熱費が約1/3になりました。しかも、今までは、冷房も暖房も我慢しながら使っていたのですが、スマートエブリゼロではほぼ、冷暖房つけっぱなしにして快適に過ごしています。外壁の汚れ度合いについては、まだ住み始めたばかりということもあり、実感はできませんが、見た目も豪華で、汚れなさそうだと言う印象を持っています。
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