古河林業の坪単価と総額は？30坪40坪50坪の相場を知ろう

創業から100年以上の歴史を持つ古河林業ですが、残念ながら知名度はそこまで高くはありません。注文住宅づくりではじめて知ったという人も多いのではないでしょうか。それだけに坪単価や総額、どんな家を建てるのか等が気になります。

「相談してみればわかる」も正しいですが、最低限の情報は仕入れておくべきです。そこで今回は、相談前に知っておいてほしい古河林業の内容について解説をします。

古河林業が気になっている人はぜひ参考にしてください。

古河林業の坪単価と総額

最初に一番気になる費用のことについて解説をします。古河林業はコストパフォーマンスに優れたハウスメーカーです。知名度の高い大手ハウスメーカーと比較をした場合、坪単価や総額は低い方に分類されます。

古河林業の坪単価

古河林業の坪単価は55万〜95万円程度です。古河林業の30坪40坪50坪の総額目安相場は次のとおりです。

上記の価格はあくまでも目安なので簡単な予算の確認程度に活用してください。総額には諸費用などが含まれています。本体価格を含んだ注文住宅を取得するために必要な費用です。

ハウスメーカーは坪単価によって次のように分類できます。

古河林業はミドルコスト～ハイコストで注文住宅を建てるハウスメーカーです。ほとんどの大手ハウスメーカーは100万円を超えるハイコストであることから、安い方に分類できることがわかります。

古河林業の坪単価は高い？類似ハウスメーカーと比較

古河林業を検討するときに、よく競合他社として名前の上がるハウスメーカーと坪単価や総額目安を比較しておきましょう。

住宅メーカー名	構造	坪単価
古河林業	木造住宅	55万〜95万円
木下工務店	木造住宅	40万〜70万円
一条工務店	木造住宅	45万〜80万円
住友林業	木造住宅	60万〜100万円
三井ホーム	木造住宅	70万〜130万円
スウェーデンハウス	木造住宅	65万〜183万円

木造住宅に定評のあるハウスメーカーと比較をすると、古河林業の坪単価は中間に位置していることがわかります。木下工務店や一条工務店の坪単価と比較をしても大きな違いはありません。

しかし古河林業は、完全自由設計の住まいが特徴のハウスメーカーです。坪単価が平均的な価格帯にも関わらず、完全フルオーダーの住まいを実現します。特に商品を定めていないのが古河林業の特徴です。他社と違い坪単価を抑える規格住宅を用意していません。完全自由設計でも自社一貫体制の構築により、他社の規格住宅と大差ない価格帯で住まいを建ててくれます。安く建てたいが間取りへの希望が多いという人は、古河林業に相談をしてみましょう。

古河林業の概要

参照元：公式ページ

古河林業の概要は次のとおりです。

古川林業残念ながら全国対応をしていません。後ほど特徴でも解説をしますが、古川林業は100％国産材の家を建てています。そのため調達できる資材を超えるほどの建築は不可能です。国産優良木をもちいて、一棟一棟丁寧に作り上げています。

古河林業の特徴

「坪単価と総額相場がちょっと高い」と思った人はいませんか。高いと思った人も古河林業の特徴を確認しましょう。コストパフォーマンスに優れていることがわかります。

国産材100％の家づくり

古河林業と言えば国産材100％の家づくりです。古河林業では、細かい部材から下地に至るまで、構造材・端柄材については１００％国産材にこだわります。品質の安定した木材で、優れた注文住宅を建てるのが特徴です。

社名に林業が付いていることから、森づくりの事業にも携わっていることがわかります。古河林業は、家づくりに必要な森づくりを続けるハウスメーカーです。一本の木が立派に成長するには半世紀かかると言われています。創立から100年以上経つ古河林業だからこそ、国産材100％が実現できるのです。

国産材にこだわる理由は耐久性も関係してきます。日本の気候風土に合う耐久力のある国産材を利用することで耐久性を上げているのです。50年以上の耐久性があれば、木造サイクルと合致します。国産材にこだわることで、住む人と地球にやさしい住まいを建てるのが特徴です。

古河林業で建てた人の口コミを見ると、大黒柱ツアーを絶賛する声が多く見られます。住まいの大黒柱を自らの目で選ぶツアーです。家族みんなで選んだ木が、完成時に住まいの大黒柱として立っています。古河林業だからこそ実現できる魅力的な施策です。

古河林業は、国産材100％の家づくりにこだわっています。それに伴い、住む人にもメリットが生じるのがポイントです。大黒柱ツアーに興味がある人は、古河林業に問い合わせをしてみましょう。

完全自由設計

古河林業は、間取り、性能、素材のすべてを一邸ごとにデザインするハウスメーカーです。間取りはもちろんのこと、自然素材やそれに伴う性能まで自由に選べます。「木造で建てるなら梁を見せたい」「無垢材で気持ちのいいリビングにしたい」といった要望も、古河林業ならば可能です。

お客様対応をするスタッフはコミニケーションスキルに長けています。豊富な経験により備わった聞く力と優れた提案力で、住む人の期待に応えるのが特徴です。「こんなイメージ」といったフワッとした内容でも問題ありません。古河林業のスタッフが多様なアイデアで期待に応えます。

スタッフが自由に提案できる理由は、自社プレカット工場と専任大工の存在が大きいです。古河林業は、自社のプレカット工場で気兼ねなくオーダーメイドの加工が施せます。自社内で完結するからこそ自由に行えるのです。

専任大工の存在も自由度の高い住まいを支えています。古河林業を知り尽くした経験豊かな大工が、優れた技術で施工をするのです。一邸一邸丁寧に作り上げられた住まいには、住む人の希望が詰まっています。先ほどの坪単価や総額で、完全自由設計の住まいを建てるのが特徴です。コストパフォーマンスに優れています。

自社一貫体制

古河林業は生産～引き渡しまで、自社一貫体制でお客様と向き合うハウスメーカーです。他社を挟まないので、スムーズに相談が進みます。きめ細かな対応に定評のあるハウスメーカーです。

自社一貫体制の魅力は低価格の実現です。古河林業がコストパフォーマンスに優れている理由のひとつに、流通コストや中間マージンを削減していることがあげられます。流通コストや中間マージンが上がっても質や性能は上がりません。無用な費用が削減できるからこそコストパフォーマンスが向上します。

責任の所在がはっきりするのもメリットです。下請けに依頼するハウスメーカーは、工程ごとの会社に責任を押し付けるかもしれません。いくつもの会社が絡むと、問題がうやむやにされることもあります。古河林業は一貫体制です。間違いがあれば、古河林業の責任を問えます。だからこそ品質の維持にこだわるのです。

先ほど説明をしたとおり、古河林業は木材の生産も自社で行っています。高品質と安心価格が実現できる体制が特徴です。

優れた保証とアフターサポート

古河林業は、建てた後の安心も継続するハウスメーカーです。住む人目線のサービスを展開しています。引き渡し後も頼れる存在としてあり続けてくれるのが特徴です。主なサポート内容を紹介します。

古河林業の初期保証は10年です。引き渡しから6カ月と2年後に行われる点検で何かありましたら無償でメンテナンスを行ってくれます。10年後は有償メンテナンスを受けることで、最長50年間の保証が受けられるハウスメーカーです。

点検サポートは最長で60年間、構造躯体に関しては40年目(その他長期保証部分は30年)まで無料点検を実施します。長きにわたり無償点検を実施することで、安心して暮らせる住まいを継続させる体制です。

サポート窓口も24時間のコールシステムで対応してくれます。夜中でも何か気になる点が生じたら電話で受付をしてくれる体制です。大型の台風が発生したときは本部を設置するなど、きめ細かなサポート体制を整えておくのがポイントです。
古河林業の保証とアフターサポートは、大手ハウスメーカーに負けていません。坪単価や総額以上のサービスを用意しています。

古河林業が建てる家の性能

特徴の次は性能です。坪単価や総額と性能を比較することで、コストパフォーマンスの高さを確認しましょう。

安心で安全な住まいが長く続く構造

古河林業が建てる注文住宅は、「木造軸組工法+モノコック構造」です。柱と梁に採用される素材は4寸(12㎝)仕様、太さに合わせて通常の2倍ある筋交い(45㎜×105㎜)と秋田杉の国産構造用パネルを採用しています。素材の質を高めることで強固なモノコック構造を採用、強靭な6面体が強い揺れエネルギーをバランスよく分散します。

木造3階建てでも安心の「スーパー格子床構造」も魅力です。一般的な床構造と比較して、約3倍もの剛性を有しています。「木造軸組工法+モノコック構造」と「スーパー格子床構造」で、耐震性を高めているのが特徴です。

通常より骨太の素材は、耐震性だけでなく耐久性も向上させます。他にも断熱性や耐火性の向上にも活躍する素材です。部材寸法を最大限に活用することで、自然災害にも負けない耐久性の高い注文住宅が実現します。

より高断熱を実現する技術

古河林業が優れているのは耐震性だけではありません。実は断熱性能にも優れています。断熱性を高める秘密は、古河林業のオリジナル技術で開発された「コーチパネル」の存在です。コーチパネルが心地よく省エネ性の高い住まいを実現します。

コーチパネルの主な特徴は次のとおりです。

ネオマフォームは、微細な機能構造です。断熱性の高いガスで発泡することで、高い断熱性能を発揮します。ガスは気泡の中に閉じ込められるので、25年が経過しても劣化が見られない断熱材です。

古河林業は、厚さ80㎜のネオマフォームを自社で加工した100％国産の木材の溝にはめ込みます。古河林業の技術により隙間はありません。100％国産材の木材に隙間なくはまったネオマフォームが「コーチパネル」です。高断熱のコーチパネルが、住まいの快適さを保ちます。

コーチパネルを採用した古河林業の住まいは、「UA値0.46以下」です。坪単価や総額以上のパフォーマンスを実現します。

長期優良住宅の条件を標準仕様だけでクリア

古河林業の建てる注文住宅は長期優良住宅が標準仕様です。標準仕様で100年住み続けられる住まいを実現します。「構造の安定」「温熱環境」「劣化の軽減」「維持管理」で最高ランクを取得するハウスメーカーです。

古河林業の家「いくらで建てた？」実際の声

1坪10万円値引きキャンペーンに応募

商品名：i-smart

建築費用：3,200万円／坪数38坪

坪単価：84万円

初めて展示場へ行った際、平均は坪単価が60万前後という話でした。その後1坪10万円値引きキャンペーンに応募すると、外れはしたが、当選した人が断ってきた枠があるのでどうかという話に受けることに。しかし、実際蓋を開けてみると坪単価の設定が10万円上乗せされたような金額設定になっていました。最初は少し騙されたかなとも思いましたが、やはり家造りの立派な基礎や国産材のみを使用。大黒柱ツアーなど家への思い出を家族と一緒に作ってスタートできるなどの魅力がたくさんある会社さんです。

家のデザインに関しては自分で色々なこだわりやりたいことがはっきりしていないと、普通の家になる可能性が高いので提案力はあまり期待せず楽しい家造りをしていって下さい。住み心地はとても素晴らしいのでお墨付きです。

古河林業の割引情報

古河林業で実際に建てた人の口コミを見ると多くの人が値引きを実現させています。ただ値引き額には個人差があるようです。「100万円の値引き」や「50万円の値引き」など、値引きに差が生じています。情報をまとめると値引き率は3％～8％程度です。
値引きを成功させた人のほとんどが交渉で獲得をしています。営業マンと良い関係を築くことで、より多くの値引き額を獲得しましょう。

また、「もっと値引きしたい」と言う人にはキャンペーンの応募をおすすめします。古河林業はたまに1,000万円値引きキャンペーンを実施するハウスメーカーです。直近では2023年6月に実施されました。2等は5万円値引きです。かなりの値引き差がありますが、1等に当選すれば1,000万円の値引きが受けられます。条件などもあるので、確認してから応募をしましょう。

古河林業の坪単価と総額まとめ

古川林業の坪単価と総額について解説をしました。坪単価や総額を見て「高い」と感じた人もいるかもしれません。ただ特徴や性能を見れば、コストパフォーマンスに優れていることがわかります。坪単価や総額以上の価値がある住まいを建てるハウスメーカーです。

大黒柱ツアーやキャンペーンが気になった人は、古川林業へ相談をしてみましょう。ただあえて古河林業のデメリットを挙げるとすれば施工エリアです。施行エリアに該当しなければ古川林業で建てることはできません。エリアに該当する人で優れた木造住宅を求めている人は、一度相談してみることをおすすめします。