積水ハウスのZEH住宅「グリーンファースト ゼロ」で契約をしようか悩んでいる人はいませんか?積水ハウスはZEH住宅へ、積極的に取り組んでいるハウスメーカーです。ZEH住宅で家を建てたいのならば、検討するハウスメーカーの中に積水ハウスを含めましょう。
しかしグリーンファーストゼロの特徴を知らなければ検討や比較ができません。まずは積水ハウスが手掛けるZEH住宅のグリーンファーストゼロについて詳しくなっておきましょう。そこで今回は「積水ハウスのZEH住宅グリーンファースト ゼロの特徴は?」について解説をします。特徴をかなえる積水ハウスの技術力も合わせて紹介するので参考にしてください。
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積水ハウスのZEH住宅「グリーンファースト ゼロ」の特徴は?
積水ハウスが販売するZEH住宅「グリーンファースト ゼロ」の主な特徴は次の2つです。
主な特徴
- エネルギー収支ゼロを目指す住まい
- レジリエンス(強靭性)な住まい
グリーンファーストゼは、2つの特徴をかなえながらも住む人が我慢しない生活を実現します。積水ハウスの考える防災対策は「災害に耐える社会と住まい」です。温暖化防止を考慮しながら快適で安心な住まいを提供しています。
温暖化対策と聞くと、「ある程度の我慢が強いられる」と感じる人はいませんか?グリーンファーストゼロは、開放的で心地良い住まいながらも省エネを実現する住まいが特徴です。そして特徴をかなえるだけの技術が積水ハウスにはあります。
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特徴①グリーンファーストは評価の高い住まい
積水ハウスのグリーンファーストゼロは2013年4月に販売を開始した商品です。販売開始以降、多くの人がグリーンファーストゼロを選んでいます。
ココがポイント
- 積水ハウスの2020年度ZEH普及率は91%(北海道を除く)
- 年間約1万棟のZEH住宅を供給
- 供給累計は6万棟以上
積水ハウスのZEH普及率は、一条工務店に次いで2位です。ZEH普及率が90%を超えているのは一条工務店と積水ハウスだけで、3位のセキスイハイムは85%、他のハウスメーカーは70%にも達していません。積水ハウスがZEH住宅に力を注いでいることがわかります。
またグリーンファーストゼロは、多くの賞を受賞している住まいです。
多くの賞を受賞
- 2015年1月:「平成26年度省エネ大賞」で審査委員会特別賞を受賞
- 2016年11月 :推進により「平成28年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞
- 2017年2月の推進等が「第26回地球環境大賞」経済産業大臣賞を受賞
- 2017年11月「Green Solutions Awards 2017」Sustainable City Grand Prize部門で世界2位の評価
- 2021年12月:「2021年度省エネ大賞」省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞を受賞
グリーンファーストゼロは、輝かしい受賞歴を有している商品です。販売実績と受賞歴が、グリーンファーストゼロの評価を上げています。
特徴②毎日の快適が実現する住まい
グリーンファーストゼロが選ばれるのは、毎日の快適が実現する特徴を有しているのがひとつの理由です。グリーンファーストゼロは、省エネを求めるだけでなく、省エネと快適の2つをかなえてくれます。
ココがポイント
- 大きな窓による快適
- 生活しやすい室温による快適
- 家中の温度差を感じない快適
グリーンファーストゼロは、積水ハウスの優れた技術により大きな窓の設置が可能です。大きな窓が室内に太陽の光を注いでくれます。大きな窓から見える四季の移り変わりも快適です。また断熱性能が高いので、快適な室温が保たれます。家中の温度差を感じない住まいなので、冬でも快適です。家中を断熱材で包む技術が、冬温かく夏は涼しい住まいを実現します。グリーンファーストゼロは、快適な毎日を実現できるのが特徴です。
特徴③エネルギー収支ゼロのエコ住宅
グリーンファーストゼロはZEH住宅、エネルギー収支ゼロは当然です。地球と家計に優しい特徴を有しています。
ココがポイント
- 大きな窓からの光で昼間は照明いらず
- 冷暖房設備の利用は必要最低限で済む高断熱住宅
- 先進の設備機器が省エネを後押し
高断熱の恩恵は心地よさだけではありません。冷暖房や給湯の利用は、効率化により軽減されます。照明はLEDを採用、省エネ家電がエネルギーの無駄遣いを防ぐのです。浴槽などの水栓を工夫することで、お湯の無駄遣いも防ぎます。
また、瓦一体型太陽光発電システムや燃料電池が創エネ量をサポートするのも特徴です。創エネ力と省エネ力が合わさることで、電気が売電できるほどのエコ住宅が完成します。グリーンファーストゼロは、収支ゼロ以上が目指せる商品です。
特徴④環境へ配慮した住まいづくり
グリーンファーストゼロは、環境配慮型の住まいです。光や風など、住まいに自然を取り込むことでCO2の排出を抑えています。環境配慮はグリーンファーストゼロの特徴です。おのずと環境に配慮した暮らしを実現します。また、積水ハウスは「5本の樹計画」に取り組んでいるハウスメーカーです。家の庭に5本の樹を植える推奨を行っています。
環境へ配慮
- 3本は鳥のため
- 2本は蝶のため
2001年~2020年までの間に累計1709万本の木を植えてきました。環境へ配慮した住まいづくりは、グリーンファーストゼロの発売以前から取り組まれている地球と人に優しい行動です。
特徴⑤安心安全な住まい
積水ハウスのグリーンファーストゼロは、ZEH住宅なだけではありません。防災住宅としての特徴も有しています。万が一の災害にも負けない住まいです。災害が発生した時でも、家族の安心と安全を守ります。
防災住宅としての特徴
- 生活空間の確保
- 水と食料の確保
- 電力の確保
自然災害は「地震」「豪雨」「強風」など、いろいろな場面が想定されます。いろいろな災害に対応するため、グリーンファーストゼロは「耐震性」「台風圧性」「耐衝撃性」「床下浸水配慮仕様」を備えた住まいです。ありとあらゆる自然災害から生活環境を守ります。
災害が発生した後の生活確保も重要です。グリーンファーストゼロでは、「食品庫」と「雨水タンク」の装備により、3日~5日程度の生活を確保します。備蓄スペースの確保がある住まいです。「省エネ」「創エネ」「畜エネ」により、電力の確保も問題はありません。自然災害に負けない強さと復旧までの生活を守る安心がグリーンファーストゼロには備わっています。安心安全な住まいは、グリーンファーストゼロの特徴です。
グーンファーストゼロが持つ優れた特徴が実現できる理由を解説
積水ハウスが手掛けるグリーンファーストゼロの特徴を解説しました。しかしグリーンファーストゼロで依頼をするには実現できる理由を知らなければいけません。住まいの心地よさを損なわずに、環境にも配慮した住まいが建てられる理由を確認しておきましょう。
積水ハウスはZEH住宅へ積極的に取り組んでいる
積水ハウスは、ZEH住宅普及率からもわかる通り、ZEH住宅へ積極的に取り組んでいるハウスメーカーです。グリーンファーストゼロの販売開始は2013年ですが、以前から取り組みを開始していました。環境に配慮した商品を販売開始したのは1996年です。高性能断熱仕様と高性能遮熱断熱複層ガラスを標準とした注文住宅の販売を開始しました。1999年には、次世代省エネルギー仕様を主力商品で標準化しています。
グリーンファーストの名称を使い始めたのは2009年からです。太陽光発電システムや家庭用燃料電池等を搭載した住宅を、グリーンファーストと総称し販売を始めました。注文住宅だけではなく賃貸住宅など、すべての主力商品に対応ができる商品です。
そして数々の実績と経験から2013年にグリーンファーストゼロが発表されます。販売開始時に「2020年の暮らしを先取りするゼロエネルギー住宅」と紹介をしていました。当時からZEH住宅へ積極的に取り組んでいたからこその言葉です。
グリーンファーストゼロが高断熱の理由
グリーンファーストゼロは、積水ハウスの各商品に付加するサービスです。グリーンファーストゼロを加えることで、通常よりも断熱性能は30%アップします。どの商品にも付けられるサービスです。
ココがポイント
- ハイグレード断熱仕様
- 開口部にアルゴンガス封入複層ガラスと高断熱サッシ採用
- 日射通風配慮設計などのパッシブ技術
グリーンファーストゼロは、ハイグレード断熱仕様の住まいです。どんなに優れた断熱材を採用しても、隙間や熱伝導率の高い素材があれば効果は下がります。積水ハウスは、断熱材のつながりとバランスを考慮し、適材適所に配置する断熱仕様です。部位ごとにさまざまな断熱材を利用します。
家中を断熱材で包むことで、室内の温度ムラを抑え気密性も確保する住まいです。ぬくもりが家全体でつながる快適性を実現した工法を採用しています。
窓には、「SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)」を採用、一般のアルミ樹脂サッシの1.4倍の断熱性です。開口部の熱伝導率を下げることで、高い断熱性を有する住まいを実現します。
また、グリーンファーストゼロの外観に見られる深い軒は、冬に日差しを取り込み夏は遮る工夫です。窓を適切に配置することで、通風配慮設計を採用しています。自然を上手に利用した断熱仕様です。グリーンファーストゼロの断熱性は、心地よい住まいと省エネを実現します。
グリーンファーストゼロが災害に負けない理由
積水ハウスは、各構造で優れた耐震性を発揮する技術を施しています。
災害に負けない理由
- 鉄骨1~2階建て:シーカスダンバーの採用
- 鉄骨3~4階建て:フレキシブルβシステムの採用
- 木造1~3階建て:基礎ダイレクトジョイントとMJ接合システムの採用
シーカスダンパーは、住宅用に開発した高減衰ゴム(新幹線で利用されいているゴム)が地震エネルギーを熱に変えるダンバーです。耐久性も高く、強い地震の揺れエネルギーも吸収し揺れを低減させます。
フレキシブルβシステムは、重量鉄骨梁勝ちラーメン構造です。高さ60mの高層ビルと同じ耐震技術が採用されています。震度7の地震でも倒壊しない構造です。力強い重量鉄骨を強固に組み合わせることで家族を守ります。
木造は接合部を強化する構造です。独自開発の基礎ダイレクトジョイントとMJ接合システムにより、震度7でも倒壊はしません。
積水ハウスは、どの商品においても自然災害に負けない住まいを提供しています。グリーンファーストゼロが特別といったわけではありません。優れた技術により耐震性の高い住まいを提供しています。
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大きな窓や大空間の理由
積水ハウスは、各構造に優れた構法を採用しています。強度と自由度の高い住まいが実現するオリジナル構法です。各構造のオリジナル構法が大きな開口部や大空間を実現します。
大空間を実現
- 鉄骨1~2階建て:最大7000mmの大スパン、30帖のリビングが柱なしで可能
- 鉄骨3~4階建て:通し柱不要なので、各階で自由な間取りが可能
- 木造1~3階建て:開口部が広げられるラーメン構造と強いモノコック構造の融合
各構造で、耐震性などの強度を維持したまま自由度の高い間取りが実現できる技術を採用しています。グリーンファーストゼロの大空間は、積水ハウスが開発した技術力の賜物です。
優れた空間デザインが実現する理由
グリーンファーストゼロに限ったサービスではありませんが、積水ハウスでは「邸別自由設計」を採用しています。自由度を高める技術があっても、活かせる存在が居なければ宝の持ち腐れです。積水ハウスはプロの知恵でプランニングをしていきます。
グリーンファーストゼロの坪単価
グリーンファーストゼロは、各商品にプラスするサービスです。積水ハウスの坪単価は50万〜100万円、この坪単価に下記のグリーンファーストゼロの価格が追加されます。
グリーンファーストゼロの価格
- 高断熱仕様:約20万円
- 太陽電池:約175万円(4.5kwの場合)
- 熱料電池:約115万円
- HEMS:約8万円
- 蓄電池:170万円~200万円程度
上記はグリーンファーストゼロ発売当時の価格です。国の補助金も含まれています。上記はあくまでも目安として活用してください。建てる地域や、建てる時の国の経済状況によっても変わります。
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積水ハウスのZEH住宅「グリーンファースト ゼロ」の特徴まとめ
積水ハウスのZEH住宅「グリーンファースト ゼロ」について解説をしました。最後にまとめます。
ココがポイント
- 積水ハウスはZEH住宅に力を注いでいるハウスメーカー
- グリーンファーストゼロの実力は受賞歴や実績が証明している
- グリーンファーストゼロは災害時でも安心の住まい
- グリーンファーストゼロは各商品にプラスするサービス
積水ハウスのZEH住宅は、普及率や実績から多くの人に選ばれていることがわかります。積水ハウスは、木造と鉄骨造の両方を手掛けるハウスメーカーです。ZEH住宅を検討している人は、両構造でZEH住宅がかなえられる積水ハウスと相談しましょう。ZEH住宅を検討しているのならば積水ハウスがおすすめです。