埼玉県民共済住宅で実際に家を建てた方に聞いた!見積もり金額と実際に建てた金額の差や見積もり方法をご紹介していきます。
この記事を読めば以下のことを知ることができます!
- 埼玉県民共済住宅のみんなの見積もり金額が知れる
- 見積もり金額と実際かかった金額の差が知れる
- みんなの見積もり方法を知れる
- 経験者からのアドバイスがもらえる
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埼玉県民共済住宅の見積もりと実際の金額は?差額もチェック
ハウスメーカーや工務店をなるべく最初に絞った方が良い
見積もりをお願いするハウスメーカーや工務店をなるべく最初に絞った方が良いと思います。沢山あれやこれと考え、調べ出すときりがなく、まずそこで時間がかかります。
何にこだわるか、何を妥協できないかを考え、絞り出した会社に見積もりをお願いした方が効率が良いです。うちは、2社に見積もりをお願いしましたが、大した違いはありませんでしたので、素材など頑丈な方で決定しました。安くてもおもちゃみたいな家では仕方ないのでしっかり検討した方がいいです。
見積もり方法 | 業者に直接連絡 |
---|---|
見積もり金額 | 約1,750万円 |
実際にかかった金額 | 約1,900万円 |
(実際の金額-見積もり) | 約+250万円 |
相見積もり社数 | 2社 |
会員特典価格として1坪あたり約32万円と明記
商品名:家族団欒の家|間取り:4LDK
建てた場所:埼玉県さいたま市
私は埼玉県民共済の生命保険に加入していたため、会員特典として県民共済住宅のみに見積もりを依頼しました。埼玉県民共済のホームページにも記載されているとおり、会員特典価格として1坪あたり約32万円と明記されており、実際、そのとおりの見積もり価格を提示されたため信頼感を持って発注することができました。
もちろん、費用の内訳についても説明を受けました。家を建てるときに、見積もりを提示されたときの注意点は、どの工事や設備は見積もりに含まれており、どの工事や設備は見積もりに含まれていないかを説明してくれるか否かです。説明してくれる会社に、発注なさったほうが、後日トラブルは発生しないと思います。
見積もり方法 | 業者に直接連絡 |
---|---|
見積もり金額 | 約1,280万円 |
実際にかかった金額 | 約1,380万円 |
(実際の金額-見積もり) | 約+100万円 |
相見積もり社数 | 1社 |
埼玉県民共済住宅の見積もりの注意点は?
埼玉県民共済住宅は、明確でわかりやすい見積もりが有名なハウスメーカーです。建物本体工事価格は決められた坪単価で建てる坪数に応じ決定します。ただ明確といっても注意点もあるので、事前に確認をしておきましょう。
見積もりの打ち分け内容をしっかりと確認する
埼玉県民共済住宅は、見積もりの進み具合に応じて、何度か作成してくれます。すべて大切な見積もりですが、契約前に提示される見積もりは注意深く確認をしておきましょう。可能性は極めて低いですが、人間のやることです。内容に漏れがあるかもしれません。しっかりと確認をして、相違に気がつくことが大切です。契約前にだされる見積もりの内訳を事前に知っておきましょう。
埼玉県民共済住宅の契約前見積もりは主に次の4項目に分かれます。
- 建築本体工事
- 建物本体工事
- 建物本体外工事
- その他の費用
上記の4項目の合計から端数を引いた価格が総額です。
詳しく紹介をします。
建築本体工事
埼玉県民共済住宅は、坪単価を公式サイトで紹介しています。2023年7月現在の坪単価は35.8万円(税込39.38万円)です。ただし次の場合は坪単価が変更になるので注意をしましょう。
ココに注意
- 延べ床面積が35坪未満
- 平屋住宅や3階建て
- 間取りによる階別の面積が異なる
上記に該当をしなければ、公式サイトに表示されている坪単価に実勢の延べ床面積坪数を掛けた数字が建築本体工事となります。
では建築本体工事には、なにが含まれているのでしょうか。
建築本体工事
- 敷地調査
- 地盤調査
- 設計と諸経費
- 確認申請
- 仮設工事
- 本体工事
- 整備品
- 電気
- 設計、建設住宅性能評価
埼玉県民共済住宅は、多くの項目を坪単価に含めています。現在の坪単価は他社と比較をしてもだいぶ低いです。他社では建築総額に含まなれない項目も、埼玉県民共済住宅では坪単価に含めています。設計や諸経費、確認申請などは別請求をするハウスメーカーがほとんどです。
そのため、他社と比較をするときは注意をしましょう。「あれ?他社では請求をされているのに埼玉県民共済住宅にはない」と思われるかもしれません。不思議に思ったときは、もしかすると建築本体工事に含まれているかもと考え確認をしましょう。
また、埼玉県民共済住宅の見積もりには地鎮祭が含まれていません。埼玉県民共済住宅では、地鎮祭の開催と取り仕切りをオーナーに任せています。開催する場合は、自分で手配をするなどの負担が生じるので注意をしましょう。最近は開催しない人が増えているので、あまり気にする点ではないかもしれませんが、念のため知っておくと比較をするときに役立ちます。
建物本体工事
建物本体工事には、仮設工事や基礎工事、タイル工事などの費用が含まれます。オプション仕様も建物本体工事に含まれるので、よく確認をしておきましょう。
仮設工事や基礎工事の他に、ガス工事や外構工事の費用なども含まれます。他社と比較をするときは、見積もりの詳細を確認しながら、項目ごとに確認をしましょう。あまりにも金額に相違があるときは、担当者へ確認することが大切です。
また、オプションに関しても、希望をした内容がしっかりと記載されているかを確認します。まれに「何を希望したかがわからなくなった」と悩む人もいますが、オプションは大切なポイントです。打ち合わせごとに希望したオプションを整理し、見積もりを確認する際に一目でわかる対策を講じておくことをおすすめします。
建物本体外工事
建物本体外工事には、外部給排水工事費用などが提示されています。外部給排水工事とは、生活排水の配管と使用する水を敷地内に引き込む工事費用のことです。自治体が管理する配管から、私有地に枝管として引き込みます。
他社で建てる場合も絶対に必要となる工事です。他社の見積もりと価格を比較し大きな違いがないかを念のため確認しておきましょう。
その他の費用
その他の費用には各種申請費用や、構造計算費用などが提示されます。土地によって費用は異なるので他社の見積もりと比較をしながら確認をしておきましょう。
オプションによる金額アップに注意
どのハウスメーカーでも同じですが、オプションによる金額アップには十分に注意をしましょう。オプションの多様は、予算オーバーの原因のひとつです。何度か見積もりを提示してくれますが、そのたびに上がると言った口コミもよく見られます。
埼玉県民共済住宅の大ざっぱな流れは次のとおりです。
- 最初の住宅相談で15分ほどの動画を見た後、希望を話し専門スタッフによる概算見積もりを提示
- 内容を修正してもらいながら概算見積もりに納得をしたらお申込み
- 申込後は設計士が打ち合わせを担当し間取りやオプションを決める
- 契約前の見積もりに納得をしたら契約を行う
- 契約後は監督と打ち合わせ
埼玉県民共済住宅は、同じ営業マンが最後まで対応をしません。工程ごとに担当する者が変わります。
最初の相談で見積もりを出す人と、契約前の見積もりを出す人は違うのが通常です。最初の見積もりで、坪数を多めに伝えておけば契約前の提示金額は下がります。しかし最初よりも坪数が広くなり、オプションを多用すれば金額は何百万円単位で上がるかもしれません。
埼玉県民共済住宅は2023年5月以降に坪単価を値下げしましたが、その際に標準仕様の見直しもされています。人気のトリプルガラスサッシは標準からオプションに変わりました。もちろん坪単価を下げているので、全体的な価格は下がっています。
ただオプションの選択肢が増えました。最初の見積もりよりも上がる可能性は高まっています。十分に注意をしましょう。
見積もりがなかなか出ないケースに注意
埼玉県民共済住宅で建てた人の口コミを見ると、「見積もりがなかなか出ない」といった内容がよく見られます。相談時の見積もりは早めに提示してくれますが、申し込み後の建築士との打ち合わせによる見積もりがなかなか出ないといった口コミです。
埼玉県民共済住宅では、内部の設計士だけでなく外部に委託をすることもあります。また、お申込み後に設計士が決定しますが、決定までに2カ月を要したといった口コミも見られました。
担当した建築士や混雑具合によって状況は変わるので必ず遅いとは言い切れません。ただ、遅くなるといった口コミが多いのも事実です。急いで建てたい人は注意をしましょう。
埼玉県民共済住宅の見積もりは有料?
埼玉県民共済住宅の見積もりは有料ではありません。初回の相談で提示をしてくれます。費用や条件はありません。
ただ当然ですが、申込後は費用が必要なので注意をしましょう。埼玉県民共済住宅は申し込み後、初回の相談から6カ月以内(調整区域等の申請やその他行政許可の延長は除く)に契約の目途が立たない場合は、キャンセル扱いになります。
キャンセル扱いになると、打ち合わせの際に必要となった経費を精算しなければいけません。見積もり事態に費用が掛かるわけではありませんが、設計などの費用が請求されます。お申込みをしたあとは、6カ月という期間に注意をしましょう。
埼玉県民共済住宅に値引きはあるの?
埼玉県民共済住宅は、他社と比較をしても非常に坪単価が安いハウスメーカーです。コストパフォーマンスに優れています。元からだいぶ安い価格です。これ以上の値引きは期待できません。
ただ、値引きは無理ですが見積もりで端数調整をしてくれます。例えば、総額が15,756,250円だった場合、端数の250円を値引いて15,756,000円にするサービスです。
端数調整以外の値引きは期待できません。値引きがなくても、十分にローコストなハウスメーカーです。
商品名:家族団欒の家|間取り:4SLDK
建てた場所:埼玉県川越市