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スモールハウスとは

そうです、スモールハウスは言葉通り「小さな家」日本で昔からある小屋のような小さな家のことです。
一般的には、10~15畳以下の住まいをスモールハウスといいます。
ごく一般的な戸建て住宅と違い、スモールハウスの間取りはシンプルで最低限の設備で作られていることが多いと言われています。
スモールハウスは用途によっても様々な種類に分けられています。
スモールハウスの種類
- 基礎があるスモールハウス
- 牽引して移動ができるトレーラーハウス
- キャンピングカー
どれも最低限の生活に必要な設備が整っている空間です。
アメリカなどの海外ドラマやテレビなどでも、トレーラーハウスで生活する様子を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本ではキャンピングカーを見たことあるという人もいるかもしれませんね。
日本で最近話題のスモールハウスは、基礎が小屋タイプのものです。
土地代が高額になりやすい日本の住宅事情からいっても、メリットがたくさんあると言えそうです。
そんなスモールハウスは一般的な住宅に比べて建物面積が小さく生活同線がコンパクトになります。
間取りも必要最低限なので、ミニマリストにもなれて生活を整えることも可能です。
現実的な金額では、スモールハウスは建物が小さい分住宅の建築費を一般的な戸建てより抑えることが可能です。
高い住宅ローンで生活が圧迫されるよりも、住宅ローンを抑えて生活を充実させたい人には魅力的な選択肢の一つになりそうですね。
今日はそんなスモールハウスについて、まとめてみました。
多様な価値観が尊重され始めている今だからこそ、枠にとらわれずにスモールハウスを検討してみるのもいいかもしれません。
マイホームの建築を検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
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- 少しでも費用を抑えたい
- 希望にあった間取りを手に入れたい
- 理想に合うハウスメーカーを見つけたい
スモールハウスの価格や間取、メリット・デメリットについて

建物本体価格は販売メーカーによって様々ですが、比較的認知度が高いメーカーであれば現在は300万円~1000万円台の価格帯が主流となっています。
また、スモールハウスは二階建ては少なく、一般的には平屋の間取りが多く設備も最低限に抑えられたつくりが主流となっています。
スモールハウスの間取りは使う人がどう暮らすかで、自由自在です。
もちろん間取りは必要最低限になりやすいですがコンパクトな分、予算が高くなりにくいのでライフスタイルを考慮しやすいといえます。
では実際にスモールハウスを建ててくれる代表的なハウスメーカーについてみてみましょう!
スモールハウスを建ててくれるハウスメーカー
無印良品
文具や日用品から家具まで、シンプルなデザインに定評がある無印良品のスモールハウスです。
建物まで同じトーンに統一できるメリットも魅力的です。
本体価格
標準仕様 300万円~
断熱仕様 336万円~
防犯仕様 329万円~
スノーピーク(住箱・じゅうばこ)
キャンプや登山用品が得意なアウトドアブランドが手掛けるスモールハウスです。
日本の建築家として有名な隈 研吾がデザインしています。
スノーピークのモバイルハウスは牽引すれば移動できる仕様となっています。
本体価格
400万円~
Tiny House amagerar(タイニーハウス )※旧KIBAKO
住居としても使える十分なスペックを持つスモールハウス、最短で一日で設置を行うことができるなど多くの利点があります。
本体価格
ノッポ(ロフトが設置可能) 240万円~
チビタ(ロフトなし) 195万円~
トレーラー(牽引可能) 700万円~
アメリカンホームシステムジャパン「キャンピングドーム」
ドーム型のミニログハウスで構造的に強いシェル構造で作られます。
施行地域は限られているのが難点ですが、京都産の杉を燻煙熱処理し防カビなど長持く使える工夫をしています。
本体価格
キット価格 122万円~
完成お引渡し価格 140万円~
グランピングドーム(キット価格) 275万円~

スモールハウスの販売価格は多くは本体価格のみです。
実際に必要になる金額は、本体価格のほかに細かなオプションや土地、基礎工事など多くの追加費用が発生する仕組みが多くなっています。
諸費用の例
- 土地代、調査代
- オプション費用
- 登記に関わる費用
- 電気や水回りなどのライフライン設備
- 基礎工事費用
- 運搬費
- 税金
スモールハウスの見積もりを算出する場合はこのような諸経費を考慮して計算しなくてはいけないことに注意しましょう。
スモールハウスは平屋だけ?二階建てはあるの?
スモールハウスは平屋が多く販売されています。
スモールハウスを購入される方は予算を抑える・自作する・コンパクトな間取りなどを優先される方が多いことからも平屋が多くなるのは当然かもしれませんね。
ですが、スモールハウスで二階建ての間取りで建築される方も一定数いらっしゃいます。

また、暮らす人数が多くなれば必要な間取りも変わってくるので、スモールハウスで二階建ての需要も今後増える可能性もあります。
スモールハウスのメリット・デメリット

スモールハウスの「メリット」
- 建築費用が安く抑えられる
- 気軽に戸建て住宅をもつことができる
- コンパクトな同線設計
- 自作で建てる事を検討できる手軽さ
- 狭い土地でも建築できる
- 家のメンテナンス費や掃除がコンパクト
- 固定資産税が安い
スモールハウスの「デメリット」
- 生活に最低限の間取り
- 収納の確保が難しい
- 部屋数は最低限
- 断熱や耐震性にこだわりにくい
- 本体価格以外に別途諸経費が想定より必要な場合がある
- コンセントやスイッチなど通常の生活に必要なものもオプション
スモールハウスのハウスメーカーを検討する場合には様々な点を考慮して検討できるとよいと思います。
住宅建築の際に重要な間取りも、必要最低限のみに絞ることができれば迷いも減るかもしれません。
その他には通常の戸建て同様にスモールハウスハウスであっても、一番ネックになりやすい項目は建築費用です。
建築費用を抑える方法としては、自作することがかんがえられますが、スモールハウスは自作できるのでしょうか?
自分で建てた家に住めるなんて、ワクワクしますよね!
スモールハウスを自作することは可能?
スモールハウスを自作できるように、専用のスモールハウスキットが販売されています。
もちろん、大工さんなみのDIYが得意な方なら専用キットは不要で自作される方もいらっしゃるかもしれませんが、そんあ技術を持っているのはおそらくかなり少数のはず。
スモールハウスの自作用キットの多くは、事前に材木が規定サイズにカットされているなどの工夫がされているので、上手く組み立てれれば品質が良い状態で建てることも夢ではありません。
スモールハウスを自作で作る場合であっても、耐震の為の地盤や建築申請などは必要になってくるのでそういった内容も相談もできるハウスメーカーを探す方がよいでしょう。
スモールハウスは人生を豊かにする

日本独特の住宅事情から、住宅を検討する際に「こうしたい」「こうあるべきだ」など固定観念をもってしまうこともあります。
スモールハウスを知ることで住宅のハウスメーカーを検討する際にも良い影響をもたらしてくれるように思います。
またスモールハウスは、住宅としてだけでなく、「アトリエとして使いたい」「別荘として使いたい」などフレキシブルに利用できる点も魅力的に感じますね!!
これを機に、みなさんもスモールハウスをご検討されてみてはいかがでしょうか。