無印良品の家はどのくらいの坪単価で建てることができるのでしょうか。それを知らないと家づくりの費用について考えることができないため困ってしまいますよね。この記事では、
- 無印良品の家の坪単価を知りたい方
- 各商品の価格帯や特徴を知りたい方
- 各商品の強みやメリットを知りたい方
をわかりやすくご紹介していきます!それでは、無印良品の家の坪単価や家の特徴などについて紹介しましょう。
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無印良品の家の口コミ・評判まとめ
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目次
【無印良品の家】商品別の特徴と坪単価を紹介
無印良品の家の「木の家」の坪単価
参照元:無印良品の家の「木の家」
無印良品の家は木の家という商品を展開しています。こちらの坪単価は60万円から80万円程度です。
1階と2階をつないでいる大きな吹き抜け空間が用意されているのが特徴です。間仕切りがない一室空間が用意されていて、部屋の南側は外に大きく開かれています。これまでの核家族化のために個室の数を増やしてプライバシーを重視していた時代とは逆行するデザインであり、新しい暮らしを求める人のための住まいです。

木の家は木造住宅でありながら、室内に壁がとても少ない点が特徴です。木の家ではSE工法を採用しているため、家の骨格そのものに強度があり、壁や間取りにしばられることのない一室空間を提案できるのです。そこでは、自分たちで家具やパーテーションを用いることで、住みたい間取りに変化させることができます。家族も空気もゆるやかにつながりあうことができる住まいです。
あえて個室をつくらないことによって、子供の成長や家族のライフスタイルの変化に合わせられるように工夫されています。そのときどきで間仕切り壁を使うことによって、自分たちで空間を変えられるのです。そのため、今も30年後も家族にとってちょうどいい空間を実現できます。
ココがポイント
木の家には収納が最初から用意されていません。その代わり、引き戸のついたスペースがあり、必要になれば自分たちで収納を作ることができます。扉を閉めることによって目隠しができるため、収納と同じように活用できるのです。
無印良品の家の「窓の家」の坪単価
参照元:無印良品の家の「窓の家」
無印良品の家の商品の1つである窓の家は、坪単価が70万円から80万円程度です。
そんな窓の家は、好きなところで好きな大きさに窓を開けることができるのをコンセプトとしており、三角屋根の家です。窓から見える景色がまるで1つの絵画に見えるようにフレームを目立たなくして、風景だけ切り取れるように工夫されています。
窓にはさまざまな役割があり、そこから見える風景を愛でるという役目も重要であると考えているのが窓の家の重要なコンセプトです。窓を外とつながるための空間であると考えていて、余計なデザインを盛り込まずにあくまでもシンプルに仕上げています。また、サッシには断熱性の高いトリプルガラスを使っているため、断熱性能を損なわずに大きな窓を設置することに成功しています。
窓の家ではディティールの整合性を取ることも大切にしています。そのため、すべてのデザインや質感をできるだけ揃えようとしているのが特徴です。そうすることで、調和のある空間が完成し、心地よく暮らしていけます。
壁をくり抜いて部屋の中にも窓を設置しているのが特徴です。これによって、家族同士がお互いの気配を感じながらゆるやかにつながっていくことを実現しています。自然にコミュニケーションを取ることができ、ちょうど良い距離感で生活できます。
無印良品の家の「縦の家」の坪単価
参照元:無印良品の家の「縦の家」
無印良品の家の縦の家は坪単価が60万円から80万円が目安です。
そんな縦の家は6つの部屋を組み合わせているのが特徴です。縦に空間を広げることによって、敷地の限られている都心の狭小地であっても、安心して暮らすことができます。3層の吹き抜けが設置されていて、どこにいても同じ快適さを保っています。間仕切りや扉を使わずにスキップフロアのレベル差を設けることによって、6つの場を作っています。そして、中央にある吹き抜けがそれぞれの空間をつないでいるのです。
縦の家は自由に暮らすことができます。それぞれの空間にどのような機能を持たせるのかを自由に決めることができるのです。あらかじめ想定されている部屋割はないため、自由な組み合わせを考えることができます。まるで積み木を組み立てるように楽しみながら家づくりができるのが魅力の1つといえるでしょう。
無印良品の家の「陽の家」の坪単価
参照元:無印良品の家の「陽の家」
無印良品の手掛ける陽の家は坪単価が60万円程度です。
こちらは平屋の家であり、一室空間がフラットに広がっています。大きな開口があるため、そこから庭にまで自然につながっていて、広々としたリビング空間を生み出しています。

陽の家では階段の上り下りがないため、お年寄りでも子供でも安心して暮らせます。都市部ではなかなか実現しにくかった庭との付き合いのある家を実現できるのが魅力です。窓を介して庭と仲良くなることができます。デッキと室内は床の段差がなく、開口部を全開にすることで室内と庭が地続きの空間になるという工夫を凝らしています。
無印良品の家の坪単価に対する実際の口コミ・評判
カスタマイズすると坪80万円はオーバーする
坪単価:70万円
坪単価は14万円となっていますが、家具等は含まれておりません。無印テイストを出したいと思い、フロア材を無垢材に変更したら坪単価がぐんと上がってしまったので泣く泣く諦めてしまいました。カスタマイズすると坪80万円はオーバーすると思いますので、土地を既に購入されている方、予算に余裕がある人にお勧めです。我が家は私が建築士、旦那がグラフィックデザイナーという事もあり、やはりデザイン性に重きを置いていたので無印の家は絶対でした。開口部は通常の木造住宅に比べても十二分に確保出来ていてしかも断熱性に優れているので開口部が大きいから冬寒く夏暑いと言うわけではなくかなり快適です。
開放感を出すために間仕切り壁を極力設けていないのでプライバシーを確保したいご夫婦は事前の打ち合わせで必要な間仕切りを伝えておいた方がいいと思います。トータルで、デザイン性、住み心地、とてもいい買い物でした。
価格はやや高い印象ですが他住宅メーカーさんにはない独自性

商品名:木の家
建築費用:2,000万円/坪数28坪
坪単価:71万円
価格はやや高い印象ですが他住宅メーカーさんにはない独自性があり、理にかなったデザインと長く使える性能を兼ね備えたデザインは、シンプルでナチュラルな暮らしを提供してくれます。事前に「初めての家づくり講座」などに参加して、不明な点や、自分の希望通りの家ができるのか、など質問して納得した上で契約すると良いです。
また、実際に住んでいる方のお宅を拝見してお話をうかがうことができる「入居者見学会」も随時開催されているので、間取りなどを見て、実際に自分が家を建てようとする場所に当てはめながら具体的なイメージをつかんでおくことをお勧めします。
デザイン料を含んでいると考えた場合相場内の金額

商品名:縦の家
建築費用:2,600万円/坪数30坪
坪単価:86万円
大阪市内の住宅密集地に無印良品の「縦の家」を建てました。立地は民家を取り壊した跡地だったので建築スペースは限られており、両隣に戸建てが隣接している場所だったので採光が取りずらいことが課題でした。しかし、縦の家は私のような住宅集合地でも最善の方法で採光を取り入れることができるうえ、無印らしさを感じられるおしゃれ内装とスマートな外装が地域でも目を引く存在感を放っているところがとても魅力でした。
坪単価は若干高いと感じるかもしれませんが、デザイン料を含んでいると考えた場合相場内の金額だと思います。これから家を建てる方は私のように気に入った土地が住宅集合地だったとしてもおしゃれで明るい家を建てることができるので、せっかくの注文住宅なので自分たち好みの満足するお家を実現してくれる無印良品の注文住宅も候補に入れてみるのもよいと思います。建売住宅にはないアイデアであふれていますよ。
他のメーカーと比べて坪単価は高い

商品名:木の家
建築費用:2,500万円/坪数40坪
坪単価:62万円
正直に言うと、他のメーカーと比べて坪単価は高いです。無印良品価格なのかもしれませんが、もしコスパを優先するのであれば他のメーカーに頼むことおすすめします。ただ、デザインは非常におしゃれで内装、外から見たときの外装デザインはパーフェクトです。私が建てたのが木を中心とした家ですが、窓が非常に大きく光が入りやすい設計になっていました。
子供が小さいので安全性を優先し若干無印のデザインから外れたものを注文しましたが、それでも内装はおしゃれです。無印のインテリアを飾るとぴったりなほどシンプルかつデザイン性があって気に入っています。もし、無印が大好きな方がいればやってみることおすすめします。
坪単価よりもお得な感じが個人的にはしました

商品名:陽の家
建築費用:1,800万円/坪数33坪
坪単価:54万円
無印良品の家「陽の家」は、坪単価だけで見ると他のハウスメーカーと大きく差はありませんが、内装も外観もしっかりしているので、坪単価よりもお得な感じが個人的にはしました。広いウッドデッキや全開口サッシ、木製サイディングの外観など、自然が好きな人にはピッタリな商品だと感じています。室内の段差はなく、サッシを開けると室内と外がフラットにつながるように設計されているところは、とても気に入っています。
「陽の家」は平屋建てなので、土地のスペースがいるため郊外で作るのに最適だと感じています。都市部で作るには、坪単価も上がるので、個人的にはあまりおすすめできないと感じました。
まとめ
無印良品の家について坪単価を紹介しました。4つの商品があり、それぞれ坪単価だけではなく特徴も大きく異なっています。気になる家についてもっと調べてみましょう。
商品名:木の家
建築費用:1,900万円/坪数27坪