セルコホームはカナダ輸入住宅のパイオニアです。美しい外観にうっとりした事のある方も多いでしょう。セルコホームは、輸入住宅メーカーとしては費用がそれほど高くなく、比較的手が伸ばしやすいイメージがあるようです。
この記事ではセルコホームの注文住宅の特徴や坪単価(費用)について紹介します。輸入住宅に興味のある方や、ハウスメーカー選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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ハウスメーカーの坪単価と総額は?リアルな価格相場はズバリコレ
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セルコホーム全体の坪単価は40万〜70万円
セルコホームの坪単価目安は40万〜70万円前後です。かなり多様な価格帯がありますが、輸入住宅としては良心的な価格です。セルコホームは、住宅先進国であるカナダの現地メーカーや工場とパートナーシップを結んでいます。
良質な資材はもちろんのこと、窓やフローリングなど様々な素材も丸ごと現地で調達し直輸入をすることで、適正価格を実現しているのです。
商品名(業者名) | 坪単価 |
---|---|
グランドスーパーE住宅 | 70万円台 |
ザ・ホームps(Let's) | 50〜60万円 |
スーパーE住宅 | 50万円台 |
X1イクシード | 40〜50万円 |
Join | 40万円台 |
セルコホームの商品別費用・相場を紹介
THE HOMEの坪単価と商品の特徴
現在セルコホームが提供する商品は、THE HOMEに統一されています。
セルコホーム・セレクトメイド・システムを導入し、ライフステージや地域の環境に合わせて外観などのデザイン、躯体、窓の断熱性能を自由に組み合わせられることが特徴です。
THE HOMEの魅力は高断熱、高気密、耐震性です。屋根、壁、床には、断熱材として高性能32K相当グラスウールを採用しています。一般的な高性能16Kグラスウールと比較すると密度が高く、その優れた断熱性は、一年を通して心地良く暮らせる環境を実現します。暑さや寒さを我慢することなく、光熱費の節約に貢献してくれるでしょう。窓には高性能な樹脂サッシと、高耐久遮熱型透湿防水シートが採用されており、結露を防止し、湿気から住まいを守ります。

2×4工法に2×6材や2×10材を取り入れているカナディアンツーバイは、圧倒的な耐久性を発揮します。過去の震災でも住宅の全壊・半壊を免れており、その強さが証明されています。
カナダの厳しい気候の中で開発されたこれらの住宅性能は、家族に快適な生活と安心を与え続けてくれるでしょう。
THE HOMEでは、世界最高水準の住まいであるSE Bodyをはじめとする3種類の躯体、機能性やデザイン性で選べる4種類のバリエーションの窓をラインナップしています。また、住まいの印象を大きく左右する外観、玄関、フローリングも多彩な種類があり、お気に入りをセレクトするだけで、家族の理想の住まいを実現することができます。自分で選んだものには愛着が生まれます。デザインや性能にこだわった家は、住めば住むほどに、家族に豊かな生活を与えてくれるでしょう。
アーリーヴィクトリアン・スタイルの坪単価と商品の特徴
参照元:セルコホーム公式ページ
アーリーヴィクトリアン・スタイルは「絵になる我が家」をコンセプトにしています。
北米で最も愛されているカナダ西海岸のガーデニングをイメージした住宅です。19世紀後半のヴィクトリア女王時代に流行したスタイルです。
自然に囲まれた花と緑が彩る街並みに映える、品格あるクラシックな作りが特徴となっています。ラップサイディングの外壁と飾り雨戸、ジンジャーブレッドなどの装飾、屋根から突き出した小さな三角形の屋根がアクセントです。開放感のあるウッドデッキやカバードポーチも印象的です。内装はシックで大人な雰囲気が特徴で、無垢素材の床にホワイトの輸入キッチンがとっても合います。
アーリーヴィクトリアン・スタイルの坪単価は50〜60万円/坪となっています。
ジョージアン・スタイルの坪単価と商品の特徴
参照元:セルコホーム公式ページ
ジョージアン・スタイルは「英国の香りに包まれて暮らそう」をコンセプトにしています。
イギリスの18世紀初頭から19世紀初頭のジョージアン期の様式をベースにしたアメリカ南部の建築様式です。アメリカが少しずつ裕福になり始めた時代のステータスシンボルとして愛されてきました。
ジョージアン・スタイルの特徴はアメリカ南部で生産されたレンガを積み上げた重厚感のある左右対称のデザインが特徴です。ほとんどの住宅はどっしりした赤色または茶色のレンガ壁に縦長の窓がついています。また、白ベースで優雅さが感じられる外観の住宅もあり、レンガと目地の色目を合わせるだけで印象が変わります。
ココがポイント
ジョージアン・スタイルとレンガの組み合わせは町並みに存在感を与えてくれます。中央には柱と破風を用いた玄関があり、軒下に等間隔に並んだ飾りがあります。窓は上げ下げできるハングウィンドウで屋根の形状は切妻または寄棟屋根の箱型です。
また、ガレージ上部はバルコニーになっています。シャッター周りのモールディングや手摺のバラスターが住宅に華を添えています。ジョージアン・スタイルの室内はグレーや茶色でまとめられたクラシックな作りです。マントルピースの周りにはアクセントに擬石が施工されています。
ジョージアン・スタイルの坪単価は50〜60万円/坪です。
クイーンアン・スタイルの坪単価と商品の特徴
参照元:セルコホーム公式ページ
クイーンアン・スタイルは「憧れ」から「自慢のお家へ」をコンセプトにした、18世紀前期のアン女王の時代のイギリスの建築様式です。アメリカでイギリスが入植した時代に発展しました。
輸入住宅の中でも最も特徴があり人気のある住宅で、凛とした気高さと優雅さが特徴です。
古き良きヨーロッパ調の住宅を現代風にアレンジして建設しています。外観のデザインは左右非対称で屋根は教会建築のように十字に切っています。
また、住宅の周辺を取り囲むカバードポーチや鐘楼のような八角形の形をした塔もあります。玄関からつながる長いベランダやポーチが特徴的で化粧方杖や軒飾り、出窓を多用に作っています。
さらに詳しく
八角形の棟の部分を「アン」と呼び、このアンの屋根の横幅や勾配によってクイーンアン・スタイルの印象が変わってきます。
棟屋の部分は特に女性に人気があり、お姫様気分で優雅に過ごせるのが特徴です。窓周囲は額縁が廻されており、上下に開放できるダブルハング・ウィンドウになっています。内装のダイニングやリビングは多面採光なので明るい空間が特徴です。ケースによっては寝室に棟屋を設計する場合もあります。インナーテラスでゆったりとくつろげる空間を作ることもできます。
クイーンアン・スタイルの坪単価は50〜60万円/坪です。
コンテンポラリー・スタイルの坪単価と商品の特徴
参照元:セルコホーム公式ページ
コンテンポラリー・スタイルは創造力から生まれた住宅です。カナダの今の住宅の美しさを表現しており、カナダ独自の多文化を融合させたデザインです。
伝統的なディティールは残してヨーロッパの様々な国の要素を取り込んでいます。外壁やモールディング、サッシは自由に素材や色を選択できるので様々な表情を作りだすことができます。
また、エントランスやドアも好きな素材のものを選択できるため、自分好みの家に仕上げることが可能です。内装は好みによってクラシックにもモダンにもでき、インテリアが映えるのがコンテンポラリー・スタイルの特徴です。無垢のフローリングは木のぬくもりと風合いが魅力で、素足で暮らしたくなる「オーク」、心地よい明るさの「メープル」、クラシカルで風格を感じる「アルダー」からインテリアが選べます。
コンテンポラリー・スタイルの坪単価は50〜60万円/坪です。
セルコホームの家「いくらで建てた?」実際の声
ウッドショックの影響で、材木代だけで100万円程値上げされる
坪単価:65万円
去年の12月から計画し始め、8月に完成したばかりです。私たちはセルコホーム一択だったので、他のハウスメーカーとの比較はしていません。6月くらいからウッドショックの影響で、材木代だけで100万円程値上げされるということを聞きました。特に決まっていないのであれば、様々なハウスメーカーを比較してみるといいと思います。土地代が高いのでお金はかかりましたが、建物代はこんなものではないかと、特別セルコホームが高いとは感じませんでした。
担当者さんからも、「大きい家です。なかなかいません」と言ってもらえるほど、見た目は大きくキレイな家ができました。壁紙や照明などすべて選んだ注文住宅なので、打ち合わせは大変でしたが楽しかったです。一生でいくつも買える買い物ではないので、楽しみながら理想のお家を建ててほしいなと思います。
自由設計で家を立てる場合高額になりがち

商品名:セルコホーム創立60周年記念
建築費用:2,100万円/坪数32坪
坪単価:65万円
セルコホームで自由設計で家を立てる場合高額になりがちです。しかし、たまにでる何周年記念の商品だと、とてもお得だと思います。洋風な外観なので、後付けで何かをつくる場合(たとえばガレージ)、家とのバランスが難しいので、できるだけ家と同じタイミングでオプションはつけたほうが良いと思います。個人的には、1階の天井が低いように感じるので、オプションで高めにするのがおすすめです。
坪単価は家のグレードなので変わってくるので、具体的にいくらとは言い難いのですが、まあ妥当な金額ではないでしょうか。とにかく、高機密こう断熱のはおすすめです。雨の音もあまり聞こえません。窓を開けてなければ、お隣さんもほとんど聞こえません。
商品名:不明
建築費用:3,000万円/坪数46坪