- 「坪単価が安いことで有名なアキュラホームが気になる」
- 「アキュラホームは坪単価が安いと聞くけど標準仕様はどうなのかな?」
上記のような、アキュラホームの詳細が知りたいと思われている人はいませんか。アキュラホームが気になる人は、標準仕様について確認をしておくべきです。坪単価が安いにも関わらず標準仕様が充実しているハウスメーカーは、コストパフォーマンスに優れています。アキュラホームがお得なハウスメーカーかどうかを確認しておきましょう。
そこで今回は「アキュラホームの標準仕様」について解説をします。仕様をどこよりもわかりやすく解説するので、アキュラホームを検討されている人は参考にしてください。
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標準仕様①高い耐震性
参照:アキュラホーム公式サイト
日本で注文住宅を建てるのならば、耐震性の高さに注目しなければいけません。地震への関心は年々高まっています。これから家を建てるのならば、耐震性の高い住まいが必要です。アキュラホームならば、標準仕様で耐震性の高い注文住宅を建ててくれます。
アキュラホームの建てる家が耐震性に優れている理由は次の3つです。
- 結合部を強固にするメタルウッド工法の採用
- ねじれを抑えるトリプルストロング床の採用
- 業界最強の8トン壁を採用
アキュラホームは間取りの自由度が高まる木造軸組工法を採用しています。木造軸組工法は自由度が高まる一方で木材の断面欠損面積が増えることから、耐震性の弱まりが指摘される工法です。そこでアキュラホームでは、断面欠損を最小限にする「メタルウッド工法」を採用しました。
一般的な木造軸組工法の断面欠損が65%に対し、メタルウッド工法は20%です。曲げ強度は1.7倍の強さを実験により証明しました。多方面から襲ってくる強い揺れエネルギーにも負けない作りです。床にはアキュラホームのオリジナル「トリプルストロング床」を採用しています。大きな揺れを点で受け止めるのは危険です。トリプルストロング床を採用することで、水平方向からの揺れエネルギーを分散させます。エネルギーを分散させることで、ねじれを防ぐのです。トリプルストロング床の採用により、強度は一般的な木造軸組工法の3倍に高まりました。
そしてアキュラホームと言えば「8トン壁」の存在を忘れてはいけません。一般に使用される耐力壁6枚分の強さを誇る壁です。アキュラホームの8トン壁は「壁-1グランプリ」で総合優勝&トーナメント優勝を果たしました。「耐震性」「加工」「施工」「コスト」「環境負荷」「デザイン」で評価を得ています。
アキュラホームは耐震性を高める3つの技術が標準仕様です。8トン壁は、耐震性を維持しながら大開口を実現します。耐震実験で証明された住まいが標準仕様です。
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標準仕様②長く継続する優れた断熱性能
アキュラホームは断熱性にも優れたハウスメーカーです。標準仕様の高密度グラスウールを、次の厚さで採用しています。
標準仕様の高密度グラスウール
- 天井:10Kを155mm
- 壁:16Kを105mm
- 床:24Kを80mm
※10Kとは1㎥あたりの断熱材の重さが10㎏という意味、値が大きいほど密度が高く断熱性に優れている
アキュラホームのこだわりは、断熱性能の長きにわたる維持です。性能の良さは当然のこと、その高い性能を長きにわたり維持することにこだわりを持っています。維持するためのポイントが高耐久性仕様の透湿防水シートです。アキュラホームの壁は、極細繊維構造で住まいの断熱性能を維持します。
断熱性能を維持
- 内装材
- 防湿フィルム
- 断熱材
- 透湿防水シート
- 通気層
- 外壁材
上記の構造で、中からの湿気は通気層から排出し、外部からの水滴を外壁内にとどめません。30年相当の劣化試験において高耐久仕様であることが証明された透湿防水シートを採用しています。
また開口部の窓には、断熱性能の高いアルミ樹脂複合窓「エピソードNEO」が標準仕様です。サッシの内側部分を樹脂にすることで、熱伝導率を下げています。防露性にも優れたサッシです。アキュラホームはZEH基準を上回る注文住宅を建てています。標準仕様で高い断熱性を実現するハウスメーカーです。
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標準仕様③長く住み続けられる耐久性
参照:アキュラホーム公式サイト
アキュラホームの建てる注文住宅は、標準仕様だけで高い耐久性を実現します。長く住み続けられる業界トップクラスの耐久性です。
高い耐久性
- 過酷な耐久性テストに合格したシーリングを採用
- シロアリの侵入経路を塞ぐ工夫
- UVカット機能を備えたセラミックコート仕様の外壁
アキュラホームで標準仕様とされているシーリングは、圧縮と拡大を「4,000回×3セット=12,000回」繰り返しても異常の出ない素材です。シーリング材は、サイディングのひび割れや外壁からの雨漏りを防ぎます。耐久性の大敵である湿気を防ぐシーリング材です。また壁内には先ほど紹介した防湿防水シートもあります。
他に、放置することで住まいの耐久性を損なうシロアリ対策も万全です。侵入経路を防ぐことで、住まいの耐久性を維持します。
外壁にはUVカット機能を施したセラミックコートを採用、光触媒により雨で汚れを落とすのが特徴です。耐久性を維持します。アキュラホームは、標準仕様で長く住み続けられる注文住宅を実現するハウスメーカーです。業界トップクラスの耐久性はコストパフォーマンスに優れています。
標準仕様④安心の耐火性
アキュラホームは標準仕様で耐火性の高い注文住宅を建ててくれます。火災はどんなに気を付けていても、もらい火といった巻き込まれるケースもあるのです。高い耐火性が家族の安全を高めます。
ココがポイント
- 外からのもらい火を最小限にする外壁材を標準仕様
- 不燃材料でつくった屋根材と軒天を標準仕様
アキュラホームが標準仕様にしている外壁材は、45分以上にわたり炎症を遮る素材です。また、屋根や軒天も不燃材料で作られています。火の粉によるもらい火を防ぐ仕様です。アキュラホームは、万が一の火災にも対応している住まいを標準仕様で建ててくれます。家族の安全が守られる住まいです。
標準仕様⑤パーソナルモジュール設計の自由度
アキュラホームは、完全自由設計の住まいにこだわりを持つハウスメーカーです。各住空間の使い勝手を考え、1ミリ単位で調整できる独自のパーソナルモジュール設計を標準仕様としています。
ココがポイント
- 尺モジュール(91㎝)とメーターモジュール(1m)を選択可能
- 異なるモジュールの組み合わせが可能
- キッチンや棚の高さを住む人の好みに調整
住む人の要望に合わせて2つのモジュールが選択可能です。トイレや浴室など、部屋ごとに異なるモジュールを組み合わせることもできます。身長に合わせ、キッチンやコンセントの高さまで自由に設置できるのが特徴です。高い階段に不安がある人は、セーフティ階段システムの採用で、ユニバーサルデザインにも対応しています。
アキュラホームは、標準仕様で柔軟な自由設計に対応するハウスメーカーです。自由度の高い間取りを希望している人はアキュラホームに相談をしてみましょう。
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標準仕様⑥外壁
参照:アキュラホーム公式サイト
外壁の標準仕様は、次の2種類です。2つの中からお好みの外壁を選択できます。
- 旭トステム外装の窯業系サイディング
- ケイミューのサイディング
旭トステム外装は、AGCとリクシルの外装事業を統合して誕生した会社です。AGCの技術力とリクシルグループの総合力を生かし、性能の高い外壁を開発しています。耐久性が高く、セルフクリーニングによりキレイが長持ちする外壁です。
ケイミューは外壁建材の大手メーカーとして、多くのハウスメーカーが採用しています。セルフクリーニング機能でお掃除不要の外壁材です。デザインが豊富に用意されているので、選べる楽しさもあります。
一般的なサイディングを標準仕様としていますが、性能は高いです。タイルはオプション仕様なので注意をしましょう。
標準仕様⑦屋根
アキュラホームの屋根はコロニアルグラッサが標準仕様です。コロニアルグラッサはケイミューが製造しています。多くの注文住宅に採用されているスレート屋根の一種です。主成分のセメントと繊維素材を混ぜ、板状に施しています。
ココがポイント
- 紫外線に強い加工が施されている
- 耐久性は30年程度
- 雨風による変色や劣化を防ぐ
コロニアルグラッサは、超促進耐候試験結果で色差が目立たないことを確認された素材です。多くのハウスメーカーに採用されている屋根材が標準仕様となっています。
標準仕様⑧床材
床材には、朝日ウッドテックのナチュラルシリーズMRXが標準仕様となっています。天然木ならではの木目が感じられる素材です。フリーワックス仕様なので、ワックスがけが必要ありません。ただしできないわけでなく、希望する場合は可能なので定期的に施しましょう。ラインナップは次のとおりです。
ラインナップ
- ブラックチェリー:時間が経つほど深い赤身が増す色合い
- ハードメイプル:美しい木目が特徴
- ブラックウォールナット:時間が経つほど渋みが増す
- オーク:堅固な風合いが特徴
ナチュラルシリーズMRXは床暖房にも対応できる素材です。ただし床暖房設備はオプション仕様なので注意をしてください。
標準仕様⑨キッチン
参照:アキュラホーム公式サイト
アキュラホームのキッチンの標準仕様はクリナップのステディアです。
クリナップのステディアは、ステンレス構造が特徴です。カビやニオイに強く、清潔を保てます。流レールシンクが標準装備なので、調理中のシンク内のゴミは排水口へと流れ、お手入れがしやすいです。収納力も高く、使いやすさに魅力を感じます。
標準仕様⑩トイレ
アキュラホームのトイレの標準仕様は次の2つから選べます。
- リクシル:ベーシア
- TOTO:ZJ
リクシルのベーシアは、掃除が楽になる機能が満載です。いつでもキレイが持続できます。リクシルのトイレは、リフトアップさせることができるので隙間汚れも簡単です。継ぎ目がなく、汚れが入りません。使用後のひと拭きでキレイが継続できます。フチレス形状も特徴です。
TOTOのZJもリクシルと同じような機能が備わっています。ワンプッシュでウォシュレット前方が持ち上がるので隙間のお掃除が簡単です。フチなし形状なので、掃除する際の死角がありません。
性能に大きな違いがないので、ショールームで詳しく比較をしましょう。タンクレスを希望の場合はオプション仕様になるので注意をしてください。
標準仕様⑪お風呂
アキュラホームのお風呂の標準仕様は次の2つから選べます。
- リクシル:リデア
- TOTO:サザナ
リクシルのリデアは、アライズが廃盤になり2022年に後継として販売を開始したお風呂です。「私らしさが見つかるバスルーム」をコンセプトに掲げ、ライフスタイルに合わせたバスルームを提案してくれます。
TOTOのサザナは、自然とリラックス姿勢に導く浴槽が特徴です。人間工学をもとに、体を支える面が増やされました。安定する浴槽に体を安心して預けられます。もちろん機能性も高いです。
大きな差はありません。好みのタイプは人によって異なるので、ショールームでよく検討をしましょう。
標準仕様⑫洗面台
アキュラホームの洗面台の標準仕様は次の2つから選べます。
- リクシル:MV
- TOTO:サクア
リクシルのMVはデザイン性が高く、使いやすいことに定評のある洗面台です。キレイアップ水栓やキレイアップカウンターなど、お手入れのしやすさにも特徴があります。つなぎ目や凹凸がないので、掃除が簡単です。
TOTOのサクアは、深くて広いスクエア形状が特徴で広々と使えます。またエコにもこだわりが高く、水滴に空気を含ませることで、少ない水でしっかりと洗えるのがポイントです。電気いらずのくもり止め鏡、エコミラーも備わっています。
アキュラホームの標準仕様まとめ
アキュラホームの標準仕様について解説をしました。最後にまとめます。
ココがポイント
- アキュラホームは標準仕様で「耐震性」「断熱性」「耐久性」に優れている
- アキュラホームは8トン壁とパーソナルモジュール設計の採用で自由度が高い
- 外壁や屋根の標準仕様は一般的
- 設備はTOTOとリクシル製品が中心
アキュラホームの8トン壁は魅力です。耐震性はもちろんのこと、広々とした解放感や耐久性を上げてくれます。壁材や屋根材は一般的ですが、他社のローコスト住宅と比較をしたら魅力的な素材です。セルフクリーニング機能や耐久性の高さに驚きます。
設備のグレードはミドル級です。より高い性能を設備に求めている人は、オプション仕様を検討しましょう。ただし標準仕様でも十分に満足できる性能です。オプション仕様を一度選択すると歯止めが利かなくなります。選択をする際は予算と検討しながら慎重になりましょう。
アキュラホームは、標準仕様でも十分に満足ができる注文住宅を建ててくれるハウスメーカーです。