北海道札幌市に本社を置く土屋ホームで家を建てようと考えている人はいませんか?
株式会社土屋ホームは、知名度の高い土屋グループの一員です。
寒冷地で家を建てようと考えている人ならば、検討するハウスメーカーのひとつに上がるのではないでしょうか。
北海道を拠点にするハウスメーカーなので、断熱性能に優れた家を建ててくれます。
ただ高額な買い物だけに、即決でハウスメーカーを決めるわけにはいきません。
「土屋ホームの坪単価は?」と気になる人もいることでしょう。特徴や性能を確認し、他のハウスメーカーと比較をするのが得策です。
そこで今回は、土屋ホームの坪単価と特徴や性能について解説をします。検討時の参考にしてください。
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土屋ホームの坪単価は?
土屋ホームの坪単価は「45万円から75万円程度」です。
坪単価は、ハウスメーカー全体で見ると中間の値が付いています。安くも高くもないと言ったところでしょうか。
土屋ホームの主な商品は次の2種類です。
- 注文住宅CARDINAL HOUSE
- 企画住宅LIZNZA
それぞれの坪単価と特徴を確認しましょう。
注文住宅CARDINAL HOUSEの坪単価
注文住宅CARDINAL HOUSE(カーディナル・ハウス)の坪単価は、「50万円から75万円程度」です。
CARDINAL HOUSEは土屋ホームの最高級ブランドに位置付けられていることから、坪単価は上がります。
最高の素材と技術で、「世界に一つ、あなただけの家」を作り上げる商品です。
土屋ホームの50年にわたるノウハウが詰まっていることから、他社ではマネできない独自の坪単価が用意されています。
主力商品であるCARDINAL HOUSEのこだわりは次の3つです。
- 接客力
- 品質力
- 設計力
3つのこだわりにより「世界に一つ、あなただけの家」を作ります。
接客力
CARDINAL HOUSEは注文住宅です。
ココがポイント
注文住宅は間取りをある程度自由に決められる商品、建てる人の希望を聞き取る力が必要になります。
接客力がなければ、建てる人の希望をかなえる家は建ちません。
お客さまのリクエストに応えるコンシェルジュの意識が必要です。
お客様の要望を聞く初期段階は、非常に重要な項目と言えます。
だからこそ土屋ホームは接客力にこだわっているのです。
- CARDINAL HOUSEのスタッフは厳しい社内選考をクリアしている
- 第三者機関を利用して、定期的な覆面調査を実施している
- いつでも相談できるよう、アプリで相談が可能
社内選考により、優れた社員育成を行っています。
いろいろなハウスメーカーの口コミを見ると、営業マンの質に関する賛否両論が見られるはずです。
知名度が高く、坪単価が高額なハウスメーカーの姓業マンにも、良くない評判はあります。
一人の営業マンが、多くの商品を紹介するのですから、仕方がないかもしれません。
土屋ホームのCARDINAL HOUSEならば、洗練された営業マンが付いてくれます。
社内で優れた人が担当になることが約束されているようなものです。
「あたり」の確実がグッと上がることがわかります。
また、第三者機関による覆面調査も魅力です。
「見られている」という意識は、営業マンへ常に緊張感を与えます。
いつ調査が来るかわからない状況での仕事、手を抜く人は、まず居ません。
アプリも利用者からすれば、ありがたいサービスのひとつです。
間取りの希望はふと考えつくこともあります。
アプリで手軽に送れる状況は、希望の家に近づくサービス内容です。
CARDINAL HOUSEの坪単価はLIZNZAよりも高額ですが、それだけの価値があることがわかります。
土屋ホームが主力商品と言うだけの理由がわかってきました。
品質力
CARDINAL HOUSEは、業界最高水準の品質力で家を建てています。
- 業界最高水準の外皮性能
- 自社大工による直接施工(地域によっては協力業者の施工)
- 「土屋アーキテクチュアカレッジ」で技能職を訓練
メモ
外皮性能とは、「外壁」「床」「屋根」「天井」「窓」その他の開口部分における住宅の外周部分の「断熱性」「気密性」「遮音性」「耐久性」の能力を、数値で表した値です。
北海道を本拠地にするハウスメーカー、外皮性能に関しては最高の数値を実現してくれます。
-10℃以下の冬でも、家の中では暖かい住環境が手に入るのです。
寒冷地での苦労は、同じ地域にあるハウスメーカーだからこそわかります。
北海道の地で培ったノウハウが、気密性と断熱性の高い家を建ててくれるのです。
しかし、いくら性能が高くても、建てる大工の質が悪ければ品質が維持できません。
土屋ホームでは、確かな技術で家を建てるため、一部の地域を除きますが直接施工を行っています。
しかも、「土屋アーキテクチュアカレッジ」で大工の技能を訓練した人です。
教育をしてから現場で働きます。直接施工ができない地域に関しても、協力業者には指定研修を行っているので安心してください。
土屋ホームは、品質向上の努力を惜しまないハウスメーカーです。
設計力
土屋ホームのCARDINAL HOUSEは、注文住宅に欠かせない設計力にも長けています。
- 全ての家が設計士と相談しながらつくるオーダーメイド
- 土屋ホームが厳選した設計士が担当
- 設計の総監修者が行うクオリティチェック
ココがポイント
厳選された設計士が1邸1邸に、お客様の要望をかなえたこだわりのデザインを提案します。
具体的に何が良いと説明のできるお客様、イメージが抽象的になるお客様、いろいろな人の希望をカタチにする設計士です。
納得のいくデザインを提示してくれます。
ただ、一人の設計士に任せていると、偏ったデザインになるかもしれません。
他のアイデアが出にくくなります。別の意見を取り入れることで、より優れたデザインになるはずです。
そこで土屋ホームでは、設計の総監修者を設けています。「CARDINAL HOUSE」として恥ずかしくないデザインを施す工夫です。
幅広い意見から、より優れたデザインの家が建ちます。
CARDINAL HOUSEの3つのこだわりにより、坪単価以上の価値が得られるはずです。
こだわりがある家にしたいのならば、土屋ホームのCARDINAL HOUSEをおすすめします。
企画住宅LIZNZA
企画住宅LIZNZA (リズナス)の坪単価は、「45万円程度から65万円」です。
企画(規格)住宅とは、あらかじめ用意されたデザインや間取りにオプションを追加していく商品を指します。
自由度は下がりますが、あらかじめ用意された設計を利用することから坪単価が抑えられる商品です。
希望に近いデザインが見つかれば、注文住宅よりも安く理想の住まいを建てることができます。
LIZNZA のコンセプト
コンセプトには、「価値ある家を、お手頃に」を掲げています。
LIZNZAは、土屋ホームが積み重ねてきた信頼と実績が詰め込まれた商品です。
「価値ある家」として、住み始めてからの「楽しさ」と「安心」を提供してくれます。
坪単価が安いからと不安を持つ人はいませんか?土屋ホームは、坪単価も含め家族が楽しく暮らせる家を提供します。
「価値ある家」は総合的な意味合いを持っているのです。
LIZNZA の主なスタイル
LIZNZAに用意されている主なスタイルは次のとおりです。
- 必要なコストを抑えて家族のやりたいことを楽しむ
- 末永く安心して暮らせる住まい
- 「好き」が詰め込まれた、誰かに「自慢」したくなる家
土地の坪数など、条件に当てはまれば坪単価が安い家を建てることができます。
自由度は低いですが、コンセプトどおりの家が見つかるはずです。
まずは担当者に、自分はどんな希望を持っているかを話してみましょう。
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土屋ホームが建てる家の特徴と性能
土屋ホームの建てる家の特徴と性能を解説します。
BEST TWOBY構法の採用
土屋ホームは、独自の構造体である「BEST TWOBY構法」を採用しています、BEST TWOBY構法は「より強く」「より自由」を実現するために開発されました。
従来の木造軸組工法を大きく進化させた構法です。
- 接合部分を強靭なオリジナル接合金物で緊結
- 2階の床に厚い構造用合板を用いて床剛性をアップ
- 合理的な施工により工期の短縮を実現する
土屋ホームは、軸組構造と壁構造を組み合わせる構法です。
「点」と「面」で家を支えることで、自然災害に強い家が建ちます。
地震や暴風雨などの外力をバランスよく分散させることで、建物自体の強さが生み出されました。
オリジナル接合により、耐久性の向上も行われています。
合理的な施工により工期が短くなることから、坪単価が抑えられるのも特徴です。
さらに、火災保険の優遇が受けられるなどのメリットがある省令準耐火構造も魅力ではないでしょうか。
優れているにもかかわらず、価格が抑えられる構法なのです。
土屋ホームでは、BEST TWOBY構法を「次代に向け、さらに安心と快適性をお届けする新発想」と説明しています。
あたたかく、安全性の高い構法です。
24時間計画換気システムの採用
土屋ホームの建てる家は気密性が高いです。気密性の高い家は、空気環境による健康や結露対策を考えなければいけません。
そこで土屋ホームでは、快適な暮らしを実現するために「24時間計画換気システム」を採用しました。
ポイント
・新鮮な空気を計画的に取り込んでくれる
・熱交換換気なので「あたたかさ」が保たれる
寒い冬、できれば窓を開けたくないものです。
しかし常に閉めていることで気になるのは空気環境、快適な暮らしから外れてしまいます。
空気もキレイな住まいでなければ快適とは言えません。「24時間計画換気システム」ならば、窓を開けずに新鮮な空気を室内に入れることができます。
しかも室内の温度に影響しません。暖められた空気は、熱交換換気で維持されたままです。
あたたかい家にするために気密性を高くすると、結露などのデメリットも生じます。
デメリットを小さくするため、土屋ホームでは「24時間計画換気システム」が採用されているのです。
安全性を高める基礎と土台
耐久性の要になるのが、基礎と土台です。建物がいかに強固でも、土台が緩くでは意味がありません。
がっちりとした土台の上に、力強く建つことで安全性が高まります。
土屋ホームの基礎と土台は、鉄筋とコンクリートを組みあわせた構造です。
耐久性が高い2つを組み合わせることで、強靭な構造にします。
家全体の重さを支える、耐久性の強い土台です。
基礎と土台の強さは土屋ホームの特徴、安心して生活ができます。耐久性も問題はありません。
高品質を維持する自社工場
土屋ホームでは、一貫した施工管理体制が行われています。木材の継手や仕口を自社工場で行うプレカット方式の採用です。
プレカット方式のメリットを確認しておきましょう。
メモ
・工期の短縮
室内の工場で作業をすすめることで、品質の管理が向上します。
工期も短くなり、費用も抑えられるのです。土屋ホームでは、綿密な設計データをもとに、部材を加工します。
工場で丁寧に作られた部材が現場に運ばれるというわけです。
高品質の部材でも、長い間雨にさらされれば耐久性が落ちます。
現場で作業をすると、天気の影響を考えなければいけません。
時期によっては、台風が何度も上陸します。
強い雨風のたびに工期が延長すれば、耐久性にも不安がよぎるはずです。
品質を向上させる工夫が土屋ホームにはあります。
安心して任すことができるハウスメーカーです。
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まとめ
土屋ホームの坪単価や特徴、性能について解説をしました。坪単価は他のハウスメーカーと比べると中間です。
しかし、寒い地域で培った技術に、坪単価以上の魅力を感じませんか。
北海道や東北地方で家を建てるのならば、土屋ホームを検討するべきです。
悩みどころは「注文住宅CARDINAL HOUSE」と「企画住宅LIZNZA」のどちらを利用すべきか、難しいところかもしれません。
やはり坪単価は高額になりますが、土屋ホームの主要商品である「CARDINAL HOUSE」がおすすめです。サービス内容が充実しています。
土屋ホームに依頼ができる地域で家を建てようと考えている人は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
コストパフォーマンスにすぐれたおすすめのハウスメーカーです。
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