家を建てる際に必ず決めなければいけないことがあります。それは、どのハウスメーカー、工務店に家づくりを依頼するかということです。私は家づくりにおいて、業者選びが一番重要だと考えています。
ただ、この業者選びは一番悩んで、迷う部分です。ハウスメーカーの坪単価について紹介した記事でいくつかのハウスメーカー、工務店の名前を出していますが、名前を出している業者は数ある業者の中のほんの一部です。全国には何千社以上の注文住宅業者が存在するのです。
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ハウスメーカーの坪単価と総額は?各業者の価格相場と値上げについて
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では、すでに家を建てた経験をされた人たちはどのような方法で業者を選んでいるのでしょうか?この記事ではハウスメーカー、住宅メーカーの選び方を中心にお話していきます。
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評判が悪いハウスメーカーはおすすめしない?失敗しないハウスメーカー
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この記事でわかることは...
- 住宅メーカーの正しい選び方
- ハウスメーカーの間違った選び方
- おすすめの業者選定方法
です。住宅メーカー選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね!
クリック移動【目次】
まずは住宅メーカーの情報収集しよう
まず、最初にお伝えしておくと家づくりにおいて「大手だから安心」「実績があるから大丈夫」という考えは捨てましょう。あなたの理想を叶えらるかは、業者との相性や、業者の強み・弱みによって大きく変わってきます。要望によっては、地元の小さな工務店があなたの条件にマッチした家を最適な価格で建てることができる可能性だって十分にあるのです。
そこで重要なのが情報収集です。できる限りたくさんの候補を見つけ、カタログ・資料請求してみましょう。カタログや資料請求することで、業者選びのヒントが得られます。例えば....
- 地域に根強い工務店
- デザインが得意なハウスメーカー
- ローコスト住宅は得意な業者
- 設計、間取りが豊富な業者
このように、ハウスメーカーや工務店によって得意な分野、不得意な分野が見えてきて、どの業者であればあなたの理想を叶えられるかが見えてきます。正しいカタログ請求の仕方をを紹介した記事で詳しく触れていますので参考にしてくださいね!




カタログ、資料請求以外にも、インターネットやYahoo!知恵袋のような体験談を見る、口コミサイトを確認するなど、情報収集方法はたくさんあります。ご自身の目でしっかり業者のメリット・デメリットを確認しましょう。
絶対ダメ!間違ったハウスメーカーの選び方
ハウスメーカーや工務店選びを誤ると、家づくり失敗のリスクが高まります。家づくり失敗した方のほとんどの方は業者選びを誤っています。先ほどご紹介した通り、できる限り複数の業者からカタログ請求をして情報収集をしましょう。




せっかく高額な料金を支払って建てた家が微妙だったり、思った以上に費用がかかってしまったり、生活しにくい間取りが出来上がってしまったり....家づくりに失敗は付きものなのかもしれませんが、できる限り後悔なく家を建てたいですよね。
注意しても失敗してしまうのには、理由があって、失敗するほとんどの方が業者選びの段階で失敗をしてしまっている可能性が非常に高いのです。皆さんには同じ失敗をして欲しくないので、ここでは間違った業者選びの例をいくつか挙げます。皆さんは気をつけて業者を選びましょう。
ダメな選び方:有名で知名度があるという理由で選ぶ
東証ー部上場?テレビCMをうっている?渋谷の看板に広告?そんなの基準にはなりません。知名度がある、大手だからという理由でハウスメーカーを選んでしまうのは危険です。
大手の場合、アフターサービスやサポートが充実していて安心感があるのは確かなのですが、あなたの理想の家を建てれるか?は別の話です。ハウスメーカーによって強み、弱みがありますし、しっかりと比較検討するべきです。
ダメな選び方:展示場の雰囲気で決めてしまう
大手のハウスメーカーの場合、実際の家の雰囲気を感じてもらうために展示場を設けている企業が多いです。展示場では、実際の家の雰囲気を見れるだけではなく、スタッフの方に質問をしたり、家づくりの相談も可能です。
最終的には展示場に行って雰囲気を味わうことは必要ですが、1つ注意しなければいけないことがあります。それは展示場の家や設備は最新・最高のものと思って見学するようにしましょう。つまり、その家を実現するためにはそこそこの費用が必要になります。
最新の家の雰囲気に酔ってしまって「このハウスメーカーに依頼しよう」と流されてしまう方も多いのでご注意を。
ダメな選び方:営業マンを信じすぎてしまう
「大手の方が安心ですよ」「サポートしっかりしてますよ」「特別に値引きしますね」...など、営業マンの言葉に騙されないように注意しましょう。営業マンは数字が全てです。運が悪いと契約が済むと急に対応が杜撰になったという経験をされた方も多いです。
もちろんいい営業マンも多いので、耳を傾けたり、相談したりしてもOKですが、特に金額の部分は他のハウスメーカーの見積もりと比較した上で判断しましょう。
ダメな選び方:ハウスメーカーの坪単価で決めてしまう
ハウスメーカーの坪単価で業者を選ぶのは危険です。ハウスメーカーの坪単価一覧でもお伝えしておりますが、坪単価は参考までに考えましょう。坪単価は住居のグレードや広さ、形などによって大きく変動します。
最終的な費用はしっかりと見積もりをとって比較しましょう。坪単価が安い業者に依頼をすれば費用が安く抑えられるという考えは危険ですよ。
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失敗リスクが低い住宅メーカーの決め方
正しい業者の選び方は、しっかり情報収集した上で、各ハウスメーカーをしっかり比較して絞っていくことです。流れとしては以下の通りです。
- 各業者のカタログ、資料をできる限り集める
- 見積もりをもらう(費用の比較)
- 間取りプランの比較(未来の生活の比較)
- 土地情報の比較(建築予定地の比較)
- 展示場へ足を運ぶ(実際の家の雰囲気の比較)
この5つの過程を踏めば失敗のリスクが減ると思いますし、僕が考える中では最良の方法だと思います。
よく、1社に絞って家づくりを開始する方がいるのですが、非常に危険です。自分が気づいていない部分で失敗を犯してしまうパターンです。例えば料金の比較をすることで、その業者の提示金額が高いのか安いのかを比較することができるのです。
各業者のカタログ、資料をできる限り集める
この部分は冒頭でもお話した通りです。最初の段階でできる限り多くの情報を集めることが重要です。最初の段階で20社以上の業者をピックアップしている方もいます。多ければいいというものでもありませんが、候補が多ければ比較対象も増えるので失敗のリスクは軽減されるでしょう。
カタログは各社、最新の商品ラインアップや一押しの機能、設備、外観デザインなど雰囲気を知るきっかけになります。インターネットでもいいですが、情報量が豊富過ぎるというデメリットがあります。
カタログや資料の請求はHOME'Sの一括資料請求サービスがおすすめです。登録している業者の数が豊富ですし「20代に人気」「ローコスト住宅」などの特集ページも多数あるので、条件にマッチした業者を探しやすいという利点があります。
見積もり、間取り、土地情報は一気に取得
見積もり、間取り、土地情報を集めるのは大変だ!と思っている方も多いと思いますが、とても簡単に取得する方法があります。タウンライフ家づくりというサービスを利用すると、上記の情報が一気に取得できます。
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タウンライフ家づくりの特徴!townlifeはミラクルな一括資料請求サイト
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カタログや資料をは外観イメージや、そのハウスメーカーの売りを打ち出すことが多いです。外観や機能面の比較は可能なのですが、実際に発生する費用や間取りのイメージまではわきにくいです。タウンライフを利用して、間取り、見積もり、土地情報を取得すれば、価格の比較や建築予定地の比較、間取りの比較まで可能になるので、業者選びの判断材料としては非常にありがたい内容です。
土地情報や間取りは家が建ってからの生活に関わってくるので、業者選びの段階で手に入るのは非常に助かりますね!