旗竿地をおしゃれにするポイントは外構です。四角形の土地と違い、住まいまでのアプローチが長くなります。アプローチを変えることで、住まいの印象がだいぶ変わるのです。
そこで今回は「旗竿地をおしゃれにするポイントとは?外構プランで変わる印象」を解説します。参考にしてください。
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旗竿地とは?
旗竿地は、住まいから道路に出るまでの間に細長い部分がある土地のことです。住まいを建てる四角形な土地を旗、細長い棒状の土地を竿に見立てられることから「旗竿地」と呼ばれています。
旗竿地の形状や条件によっては土地の価格が安くなり、住まいが奥まっていることから静かな環境が手に入るなど人気です。しかし奥まっていることから建築費用が高額になるといったデメリットもあります。竿の幅によっては、駐車できる車も限られてくるので注意が必要です。
旗竿地をおしゃれにするポイント
一般的な形とは違う旗竿地を、おしゃれにするためのポイントを紹介します。
日当たり対策が重要
日の当たらない住まいを想像してみましょう。うっそうとしているイメージを持てませんか。日当たりによる明るさは、おしゃれには欠かせない要素です。住まいの外観はもちろんのこと、外構部分の日当たりも考慮しなければいけません。日当たりが悪いとおしゃれから離れます。
日当たりが悪いと...
- 日が当たらないとカビやコケが発生しやすい
- 雪が降るとなかなかとけず、泥交じりの雪が長い期間残る
- 昼間でも暗いと見た目がわるい
旗竿地は、周囲が別の所有者に囲まれていることから、そのような形になります。囲まれているということは、日当たりの確保が難しいです。そのため同じ旗竿地の形でも、南側に道路がある土地は人気があります。
旗竿地は土地の価格が安いと説明をしましたが、アプローチ部分の日当たりが期待できる土地は、人気と価格が高いです。
日当たりが悪くても、建てて1年はおしゃれが維持できるかもしれません。ただ数年経つとカビやコケにより、頻繁に掃除をしてもキレイにならない外構に疲れます。放置をすれば、数年でおしゃれな住まいからかけ離れた家になるのです。
防犯対策との兼ね合いも大切
旗竿地のデメリットは防犯です。旗竿地は周囲に囲まれた土地が特徴で、道路に面しているのは竿の部分だけになります。一度侵入されると周囲の目隠しが多いことから、空き巣に狙われやすいのです。
ただ防犯対策に気を使いすぎると、おしゃれからは離れます。おしゃれに気を使いながら防犯対策を講じておくのが必要です。
防犯対策をするなら...
- 防犯カメラの設置
- 人感センサーライトの設置
- 見通しの良い外構を検討
最近は車を盗む犯罪も増えています。旗竿地は住まいから駐車場が見えづらくなる可能性が高いです。見えづらい状況が犯罪につながります。旗竿地の外構プランを考えるときは、防犯対策を含めて検討をしましょう。
住まいをフェンスで囲むと、おしゃれからは離れるかもしれません。見通しも悪くなります。見通しの悪い部分を減らすことで、防犯とおしゃれを両立させましょう。開放的な住まいのほうがおしゃれにしやすいです。
竿を中心に外構プランを考える
旗竿地は、竿の部分を除くと普通の四角い土地です。
つまりおしゃれにするポイントは、竿の部分がポイントになります。竿の土地にこだわることで、見た目の印象が変わるのです。全体的なデザインテーマを考えた後は、竿の外構プランを中心に考えます。竿の部分の主な使用用途は次のとおりです。
竿の部分の主な使用用途
- 駐車場や駐輪場
- ガーデニング
- 子どもの遊び場
竿の使用用途を決めたらテーマに沿った外構プランを検討します。旗竿地を通るとき、最初に目につくのは竿の土地です。竿が、奥に見える住まいを引き立てる役割を担います。統一感を持たせるなどの工夫を施すことで、第一印象が変わるのです。
旗竿地におしゃれな住まいを建てるのならば、竿にこだわりを持ちましょう。子どもの遊び場として利用した場合でも、地面の素材に何を選ぶかで印象が変わります。住まいとの調和を図ることで、見た目を操作することが大切です。
ポストやインターホンの位置
旗竿地で外構を決める時は、ポストやインターホンの位置もおしゃれポイントです。住まいの前か、入り口部分に設置するかでデザインが変わります。次の位置に設置するのが一般的です。
おしゃれポイント
- ポスト:道路からすぐ見える場所
- インターホン:道路に面した場所
- 表札:道路から見える場所(ポストに合わせる)
- 宅配ボックス:玄関前付近
上記は一般的な位置です。一般的なのでおしゃれを意識する場合は、しっかりとシミュレーションしたうえで検討をしましょう。
ポストを奥に設置するのはおすすめできません。インターホンも同様です。玄関前までくる理由を与えてしまいます。「ポスト」「インターホン」「表札」は道路に面しているのがおすすめです。
ただ住まいが奥なので、ポストには施錠をかけておきましょう。防犯対策として必要です。また、門扉はない方が見栄えが良くなります。竿の部分が狭い土地は、余計な圧迫を与えることでしょう。竿と道路の間に設置する門扉はおすすめできません。
ポストやインターホンの位置だけでもだいぶ変わります。設置をするときはシミュレーションをしながら検討するのが大切です。
外構工事を安くする工夫
旗竿地におしゃれを求めると費用が高額になります。
竿が長いと外構工事の土地が広くなり高額になるのです。おしゃれな素材は高額なものが多く、予算が足りなくなる人もいます。できるだけ外構工事を安くする工夫をしましょう。費用を抑えられれば、おしゃれに投資ができます。
外構工事を安く仕上げるには、複数の施工業者と比較することが必要です。相見積もりをとることで交渉をします。ただ複数の施工業者に相談をするのは手間です。
手間を省くためにもタウンライフリフォーム外構特集を利用しましょう。タウンライフリフォーム外構特集のメリットは次のとおりです。
タウンライフリフォーム外構特集のメリット
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多くの業者から提案やアドバイスを聞くことで、よりおしゃれな外構プランが見つかるはずです。また複数の見積もりにより価格交渉ができます。おしゃれな外構プランを安く利用するための方法です。
旗竿地でおしゃれな住まいを実現するためにも、外構工事費用を抑えましょう。タウンライフリフォーム外構特集の利用は、おしゃれな外構に欠かせないサービスです。
旗竿地の印象が変わるおしゃれな外構プラン
それでは旗竿地の印象がかわるおしゃれな外構プランについて紹介をします。注目すべきは竿の部分です。
おしゃれな駐車場にする場合の外構プラン
旗竿地のアプローチに駐車場を設置する人が多くいます。
先ほど門扉はないほうが見栄えが良いと説明をしましたが、境界線をつくるならば必要です。「駐車場」と「家」の間に門扉を設置することで、外構の見栄えを良くします。どうしても門扉がほしい人は、駐車場の後ろに設置するのがおすすめです。
アプローチ部分を駐車場にする場合の人気の地面を紹介します。
人気の地面
- コンクリート
- 砂利
- アスファルト
一般的な住まいでアスファルトを採用する人はめったにいません。アプローチ部分を駐車場にするのならばコンクリートがおすすめです。雑草が生えにくく掃除もらくなので、多くの戸建てに採用されています。おしゃれにするのならば、次のデザインを採用しましょう。
スタンプコンクリート
スタンプコンクリートとは、硬化前の段階で模様を押し付けることで凹凸のデザインを施したコンクリートです。レンガやタイルを採用せず、直接コンクリートに風合いをデザインします。見た目は本物と大差がありません。デザインが豊富なので、駐車場をおしゃれに仕上げてくれます。
デザインスプレー
デザインスプレーは、コンクリートの地面に吹き付ける薄層モルタル工法です。劣化したコンクリートをおしゃれにリフォームするときに利用されます。豊富なデザインと強度に優れていることから人気の工法です。
土間コンクリートと砂利
土間コンクリートとは、地面に直接打った平坦なコンクリートのことです。土間コンクリートと砂利を利用して、アプローチ部分にメリハリを持たせます。戸建ての駐車場では、採用される人が多い地面です。スタイリッシュな外観を求めている人に人気があります。
地面にあわせてフェンスやちょっとした花壇を設置すると印象がだいぶかわるのもポイントです。無機質なコンクリートに花壇を配置することで、ナチュラルさがうまれます。スペースに余裕がある場合は採用をしましょう。雰囲気を良くするアイテムです。
コンクリートを採用すると工事費が抑えられるので、組み合わせ次第でいろいろなデザインが提案できます。住まいとの調和を考えながら進められるのがポイントです。
おしゃれなガーデニングにする場合の外構プラン
アプローチ部分でガーデニングを楽しむ外構プランも人気です。
駐車場は不要、もしくは別に用意できる場合は、通りの片側か左右の両方にガーデニングを施しましょう。また、竿の部分が長いと駐車場だけではもったいないです。「駐車場」「ガーデニングを備えた通路」「住まい」の順番に外構プランを立てれば、おしゃれな道が出来上がります。
ガーデニングを楽しむ際におすすめの地面は次のとおりです。
ガーデニングにおすすめの地面
- レンガ
- 土
- コンクリート
一般的な赤レンガはガーデニングとよく合います。アンティークなレンガの周囲に設置されたガーデニングがおしゃれを演出するのです。デザインのテーマがヨーロッパ風ならば。レンガの地面をおすすめします。
レンガにはいろいろな種類が用意されているので、アレンジが豊富です。レンガは年月を重ねることで変化をしていきます。年月が経つことでビンテージな雰囲気を味わえるのも人気のひとつです。
土は費用が安く済みます。中央をコンクリートにして歩けるスペースを確保しましょう。すべてを土にすると、靴が汚れて大変です。歩くスペースをコンクリートやレンガにすることで、汚れを防ぎながらガーデニングを楽しめる地面にします。
おしゃれな子どもの遊び場にする場合の外構プラン
竿の部分を子どもの遊び場に採用する人も多くいます。
スペースに余裕がある人で、専用のブランコを設置する家もありました。専用のブランコを設置することで、住まい全体に優しさを取り入れます。遊び場として利用する際におすすめの地面は次のとおりです。
遊び場におすすめの地面
- 芝生
- 人工芝
- 土
子どもの遊び場と言えば芝生がおすすめです。健康的な緑が、住まいの中からも見えるので心が和みます。芝生ならば、遊んでいる時に転んでも安心です。夏はプールを設置して遊ばせることもできます。地面がコンクリートの場合だと、浅いプールは不安です。
ただ定期的なメンテンスが必要になり、面倒と思われるかもしれません。芝刈り機があると便利ですが、休みの日に手入れをするのは大変です。雑草が目立てば、草むしりも必要になります。
メンテナンスが面倒と思った人には人工芝がおすすめです。芝生よりも初期費用がかかるのと、10年程度で張替えが必要になります。手間は省けますが、費用は高額です。遊ぶスペースだけを人工芝にし、他は土間コンクリートを採用すれば費用が抑えられます。
アプローチ部分をひとつに統一する必要はありません。いろいろな素材を組み合わせることでおしゃれな外観になるのです。外構の地面に採用できる素材はたくさんあるので、組み合わせも増えます。より多くのメーカーから意見を聞くことで、より良い外構を提案してもらいましょう。
旗竿地をおしゃれにするポイントは竿の部分
旗竿地をおしゃれにするポイントについて解説をしました。おしゃれは、外構プランにより印象が変わります。より多くの提案を聞き、自分のイメージを膨らませてください。家づくりはほとんどの人が素人です。おしゃれにするためには、知識を増やす必要があります。
いろいろな外構の知識を増やすためにも、タウンライフリフォーム外構特集を活用しましょう。値引き交渉にも役立ちます。旗竿地におしゃれな住まいを建てたい人は、タウンライフリフォーム外構特集を利用するべきです。