- ヤマト住建のZEH住宅ってどうなのかな?
- ヤマト住建のエネージュシリーズの中で、ZEH住宅に向いているのはどれ?
ヤマト住建のZEH住宅に関して、上記のような悩みを抱いている人はいませんか。ヤマト住建はローコストで高性能の住まいを手掛ける人気のハウスメーカーです。「安くZEH住宅を建てたい!」と思っている人はヤマト住建が気になります。
ただ、検討をしているのならばヤマト住建がどんなZEH住宅を建ててくれるのかを知っておくべきです。そこで今回は、下記の内容について解説をします。
ココがポイント
- ヤマト住建のZEH住宅普及率
- ヤマト住建が建てるZEH住宅のメリット
- ZEH住宅でおすすめのエネージュシリーズを徹底比較
ヤマト住建のZEH住宅や、エネージュシリーズが気になっている人は参考にしてください。
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ヤマト住建はZEH住宅普及率が高いハウスメーカー
ZEH住宅を建てる場合は、ZEH住宅普及率が高いハウスメーカーを選ぶべきです。多くのハウスメーカーがZEHビルダーに登録をしています。しかし登録をしているすべてのハウスメーカーが積極的に取り組んでいるとは言い難いのが2023年現在の状況です。それは普及率を見ればわかります。
普及率
- 政府が掲げた2020年までのZEH普及率目標:50%
- 2020年度における全体のZEH普及率:24%
- 2021年度における全体のZEH普及率:26%
翌年になっても政府が掲げる目標に到達をしていないのが事実です。厳しい現実の中、ヤマト住建は下記のZEH普及率を達成しています。
ヤマト住建
- 2020年度:78%
- 2021年度:77%
- 2022年度:88%
政府が掲げている目標を大きく上回る実績です。2022年度では、10棟建てるうちの約9棟がZEH住宅で建てられています。ヤマト住建はZEH住宅の人気が高いハウスメーカーです。
しかし、国が強く進めている政策なのにどうして普及率が低いのでしょうか。理由は、ZEH住宅に対し次のような不安が生じているからと言えます。
問題点
- 導入にあたり初期投資への不安
- 投資回収年数への不安
- 高額への不安
消費者は、ZEH住宅に対して上記のような不安を抱えています。ZEH普及率が低いハウスメーカーは上記を解消できないか、そもそもおすすめ商品として紹介をしていないかのどちらかではないでしょうか。
上記の不安が解消できれば多くの人がZEH住宅を選ぶ事実を、ヤマト住建は政府目標を大きく上回る結果で証明しています。ZEH住宅を求めているのならば、ZEH普及率の高いヤマト住建を検討から外すことはできません。
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ヤマト住建のZEH住宅のメリット
ヤマト住建のZEH普及率が高い理由を知るため、ヤマト住建が建てるZEH住宅のメリットについて紹介をします。坪単価が安いだけではありません。他にもいろいろと理由があります。
省エネ効果が高いので家計が助かる
ヤマト住建のエネージュシリーズは業界でもトップクラスの高気密高断熱を誇る商品です。エネージュならば消費エネルギーを減らせます。高価な設備や機器だけに頼りません。住まいの性能を高めることで、高い省エネ効果を実現し家計を助けてくれます。
しかも、創エネにより利益も期待できるのがメリットです。売電することで、さらに家計を助けてくれます。
現在は、電気料金の高騰により家計に大打撃を与えている状況です。経済情勢によっては、さらに電気料金が家計を圧迫する可能性もあります。家計へ優しさが、住む人の心を和ませてくれることでしょう。
健康改善に効果有
高気密高断熱の住まいは、健康改善に効果があると科学的に証明されています。ヤマト住建のエネージュシリーズは、家族の健康を守ってくれる商品です。
ココがポイント
- 喘息や手足の冷え
- アトピー性皮膚炎
- ヒートショック
高性能住宅が、湿気やカビを防止することで喘息や皮膚炎を予防します。子供の喘息で悩まれている人におすすめの商品です。
さらにヒートショックの予防にもつながります。ヒートショックによる死亡は、交通事故で死亡する人の3倍です。交通事故よりもヒートショックで死亡する人の方が多いことを知っておきましょう。ヤマト住建のエネージュシリーズならば、快適で安心な住まいを実現します。
Co2を削減することで地球環境に優しい住まい
ZEH住宅は、自然エネルギーを活用することで創エネを行います。省エネ効果も高いことから、Co2が削減できる住まいです。地球温暖の防止にも役立ちます。地球環境に優しい住まいは、政府がZEH住宅を推進する理由のひとつです。
質が高いので資産価値が上がる
ZEH住宅に対応した住まいは住まいの評価に影響を与えます。長く住むにつれ、いずれは売却を検討する時期が訪れるかもしれません。ちょうどその頃には、普通の住まいの資産価値は下がっていることが安易に予想できます。ZEH住宅が高価売却の理由になる日が訪れる可能性は極めて高いです。
補助金の利用がしやすい
ヤマト住建はZEHビルダーの登録会社です。しかもZEH普及率が高いことから、補助金への対応に慣れています。補助金は必ずしも得られるものではありません。ZEH認定基準と期間内の申請が必要です。
ZEH住宅の普及率が高いヤマト住建ならば安心して任せられます。
防災と減災性能
ZEH住宅は災害発生時に高い対応力を発揮します。災害が発生すると、エネルギー供給がストップするかもしれません。性能の高いエネージュシリーズのZEH住宅ならば、家庭でエネルギーが創れます。災害が起きても、スマホの充電やテレビなどにより情報が得られる安心な住まいです。
ヤマト住建のエネージュシリーズ
ヤマト住建のエネージュシリーズは、思った以上に種類があります。公式サイトの商品ページでは数件しか紹介されていませんが、調べると多くのエネージュが見つかりました。中には期間や店舗が限定されているエネージュシリーズもあります。
エネージュシリーズ
- エネージュZ
- エネージュPLUS
- エネージュUW
- エネージュSE
- エネージュゼロエミ
- エネージュA
- エネージュAF
- エネージュE
- エネージュEN
- エネージュG2+
- エネージュG3+
- エネージュIP3F
- エネージュK
- エネージュKII
- エネージュK2
- エネージュLCCM
- エネージュNEXT
- エネージュS
- エネージュSGR
- エネージュW
- エネージュZERO
- エネージュ2050
上記以外にもあるかもしれません。すでに販売をしていないエネージュシリーズもありますが、他のハウスメーカーと比較をしても商品の種類は多岐にわたります。どれも性能が高い商品ばかりです。
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ZEH住宅でおすすめのエネージュシリーズを徹底比較
多くのエネージュシリーズを紹介しましたが、その中でもZEH住宅におすすめの商品を徹底比較します。ヤマト住建でZEH住宅におすすめの商品は次のとおりです。
ココがおすすめ
- エネージュZ
- エネージュPLUS
- エネージュUW
- エネージュSE
- エネージュゼロエミ
特徴を徹底比較するので、ヤマト住建でZEH住宅を建てるときの参考にしてください。
エネージュZの特徴
エネージュZは、2016年に発売を開始したZEH住宅対応のエネージュシリーズです。ヤマト住建は2016年4月よりZEHビルダーとして登録をしました。エネージュZは、2020年度のZEH普及率80%を目指した商品です。
販売開始当時のエネージュZは、エネージュシリーズの中でも最も高いコストパフォーマンスでZEH基準をクリアしていました。エネージュZの主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 発売当時の価格は38坪で1,628万円~、坪単価約42.8万円
- UA値は0.54
- 太陽光発電を10kw搭載
- 外張り断熱工法を採用
- 24時間換気システムと樹脂サッシを標準装備
当時のヤマト住建は、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2014と2017で2度の大賞を受賞した実績を持つハウスメーカーです。性能が認められたエネージュシリーズの中でも、最もコストパフォーマンスに優れた商品として販売が開始されました。2016年におけるヤマト住建のZEH普及率は49%です。2017年には70%に達しています。エネージュZは、坪単価が高額になりそうなZEH住宅のイメージを払拭した商品です。
エネージュPLUSの特徴
参照元:ヤマト住建公式ページ
エネージュPLUSは、2016年6月に販売を開始したエネージュシリーズです。ゼロエネルギーは当たり前、プラスエネルギーハウス生活が実現できる商品として発売が開始されました。エネージュZよりも高い性能を有するエネージュシリーズです。
エネージュプラスは、光熱費の負担を低減するだけではなく売電収入によりプラスを実現します。エネージュPLUSの主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 発売当時の価格は30坪で1,680万円~、坪単価約56万円
- UA値は0.43、C値は1.0以下
- 内外ダブル断熱工法を採用
- 地震対策として制振ダンパーを標準装備
- 樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラスを標準装備
エネージュPLUSは、内外ダブル断熱、屋根断熱、基礎断熱の3つで環境に優しい住まいを目指した商品です。優れた工法と標準仕様で、ZEH基準を楽々クリアします。暮らす人の健康状態改善にもつながる商品です。
制振ダンパーを標準にすることで、地震への対策も行っています。エネージュZよりも坪単価は高額ですが、性能も上がる商品です。収支ゼロではなく、その上のプラスを目指す住まいを求めている人におすすめします。
エネージュUWの特徴
参照元:ヤマト住建公式ページ
エネージュUWは、北海道の基準値を楽々クリアするエネージュシリーズです。省エネ性能№1の気密性と高断熱を有しています。ZEH住宅の基準を十分に満たしている商品です。ヤマト住建の人気商品として紹介されています。
エネージュUWの特徴は次のとおりです。
主な特徴
- ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2014において大賞を受賞した商品
- UA値は0.28、C値は0.5以下
- 住まい全体を断熱材ですっぽり包み込む内・外ダブル断熱を採用
- 高断熱樹脂サッシ・Low-Eトリプルガラスを標準装備
- ハイレベルな第一種熱交換気システムによりエネルギーを上手に利用
エネージュUWは上記により、高性能な住まいを実現します。熱交換システムにより、冷たい空気を予熱してから取り込むので快適な住まいです。省エネにも役立ちます。健康にも配慮されたZEH住宅です。
エネージュSEの特徴
エネージュSEは、2020年の省エネ基準を先取りするエネージュシリーズです。標準仕様でエネルギー基準の住宅性能をクリアします。未来型住宅として販売が開始されました。エネージュSEの主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- UA値は0.38、C値は1.0以下
- 高性能断熱材で家全体を外側からすっぽりと断熱
- 高断熱樹脂サッシ・Low-Eトリプルガラスを標準装備
- ハイレベルな第一種熱交換気システムによりエネルギーを上手に利用
上記により、ZEH住宅の基準を標準仕様でクリアする商品です。さらに制振ダンパーも標準仕様となっています。耐震構造と制振ダンパーで、強い地震にも負けない住まいが特徴です。安心と人に優しい断熱化を実現します。
エネージュゼロエミの特徴
エネージュゼロエミは、「東京ゼロエミ住宅」の助成制度に対応したエネージュシリーズです。間取りや建築条件、予算の状況によっては受けられないケースもありますが、積極的に対応をしてくれます。
エネージュゼロエミの主な特徴は次のとおりです。
主な特徴
- 発売当時の価格は30坪で2,088万円~、坪単価約69.6万円
- UA値は0.46、C値は0.5以下
- ダブル断熱+基礎断熱を採用
- 高断熱樹脂サッシ・Low-Eトリプルガラスを標準装備
- 全ての目地部を気密テープで処理
LED/全室調光付きシーリング、プレミアムエコキュート、ZEH仕様エアコンをLDKに採用など、優れた設備が標準仕様となっています。さらに制振ダンパーを標準仕様にしたことで、強い地震にも対応ができるのが特徴です。東京都で建てる人で、高い助成金を求めている人におすすめをします。
ヤマト住建のZEH住宅エネージュシリーズまとめ
ヤマト住建のZEH住宅エネージュシリーズについて解説をしました。最後にまとめます。
ココがポイント
- ヤマト住建はZEH普及率が高いハウスメーカー
- ローコストで性能の高いZEH住宅を提供している
- ヤマト住建のエネージュシリーズは種類が豊富
ヤマト住建は、コストパフォーマンスに優れたハウスメーカーです。ZEH住宅でもコスパに優れた住まいが期待できます。どのエネージュシリーズが良いかは建てる場所や状況に応じて相談をしましょう。価格や坪単価を抑えてZEH住宅を建てたいのならばヤマト住建がおすすめです。