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【結論】家づくり成功の鍵は「業者選び」である
- 思った以上に費用がかかってしまった
- コスト削減した結果、設備が微妙
- 外観デザイン気に入らない
- 使いにくい間取りで不便だ
- キッチンが使いにくい
など、失敗や後悔は人それぞれですが、一番悲しいのが同じ予算(建築費用)なのに、家のグレードや広さ、間取りに大きな差が出るということです。同じ金額で家を建てたのに、住宅本体に差が出るのって本当に後悔しか残りませんよね。
でも、この事例って結構あるんです。ただ、家の金額の話って親しい友人や家族としかしないので、適切な金額で家を建てたのかを気づかない人が多いのです。つまり、大満足している家でも実は500万以上も高く支払っていた、同じ予算でもっと広い家が手に入ったというケースも十分にあり得ることなのです。


僕は、ハウスメーカー勤めのAさんの助言があって、上記のような後悔、失敗をせずにすみました。本当によかったです。
失敗の大きな原因は業者選定にあります。業者選びは家づくりにおいて本当に重要です。Aさん曰く、家づくり成功は「業者選び」で99%決まると言ってました。そして、効率的で正しい業者選び方法も教えてくれました(その方法は後ほど)。
業者によって価格設定が全然違うことを理解しよう
どの業者でも一緒だろ?と思っている方は大間違いです。チラシの価格やネットに表示してある金額だけで業者を選ばないようにしましょう。大事なのはその金額が適正なのかを判断することです。
まず、家を建てる前に知っておきべきこととして、住宅の価格設定はハウスメーカー、工務店などの業者によって全然違うということです。
価格は住宅のさまざまな項目で決められています。間取り、外観、標準装備、内装、収納、耐震、省エネ...など細かく項目わけしてあって、それぞれ価格が設定してあります。例えば、標準装備で何百万の差が出るケースもあります。


業者には得意・不得意があることを理解しよう
家に対する要望や希望は建てる人によってバラバラです。例えば、
- 外観デザインがおしゃれな家
- 平屋住宅で、老後も安心な家
- エクステリアが素敵な家
- 生活しやすい間取りの家
- 子供が目に入る開放感のある家
このように人によってバラバラです。しかし、これらの要求や要望を実現できるかは業者によって変わってきます。実現できない業者、実現できる業者、実現できるけど苦手な業者...など業者の実績や方向性、スタイルによって影響されます。
最悪なのは実現できるけど苦手な業者に当たってしまうことです。
平屋住宅をお願いしたけど、実は平屋住宅の実績がなく、苦手分野だけど引き受けた業者がいたとします。その業者は実績がないので作業に手こずり人件費がかさみ、費用が上がります。最悪なのが生活しにくい平屋住宅が完成してしまうリスクが上がるという点です。
つまり、もっと費用が安く抑えられたし、もっと生活しやすい空間が手に入ったはずなのに、業者選定をミスしたせいで、失敗と後悔だけが残るという最悪の結末になるのです。
ポイントそのジャンルを得意とする業者にお願いすれば、低コストで使いやすい、希望通りの家が完成する可能性が高くなる。


業者選びのコツはしっかり比較すること
大手だから安心という考え方は一回捨てて、複数の業者の比較をしましょう。業者の比較は多ければ多いだけいいです。比較するポイントとしては、4つです。
- 見積もり金額
- 間取り、外観、設備など(住宅プラン)
- 土地の場所(建設予定地)
- 要望を叶えられるか
これらの項目をしっかり比較して、業者を選びましょう。特に最後の要望を叶えられるか?は本当に重要ですね。要望が反映されてない状態の見積もりを出す業者もいるのでご注意を!
複数の業者を比較すると、依頼するしないは別として、各業者のメリット・デメリットがはっきりします。例えば以下の図は4つの業者を比較したケースです。
この図を見ると、
- B社とC社は候補から外そう
- A社はエリア外だけど条件にマッチする
- D社は予算を少しオーバーするけど良さそう
ということが見えてきます。A社とD社で絞って、予算を妥協するか、エリアを妥協するかを検討してもOKですし、新たに業者を増やして検討してもいいでしょう。
比較せずにB社に絞って家づくりを開始してたら後悔しますね。予算オーバー、要望は反映されてない、エリア外という最悪の結果になってしまいます。


僕の場合最大で600万円も費用見積もりに差が出た
僕が実際に複数の業者から見積もりをもらって金額を比較してみると、びっくりしたことがありました。全ての業者に同条件・同要望を伝え見積もりを出してもらったのですが、金額にかなりの開きがありました。最大で600万も差が出たんです。
僕は合計6社から見積もりをもらったのですが、見積もり金額は以下の通りでした。
もちろん、金額が安いからいいとは限らないのですが、同じ条件で見積もりを出して下が3000万、上が3600万と開きが出たらびっくりしますよね。費用を抑えたい方にとって600万円の差は大きいですし、値引きの交渉材料にも使えるので、見積もりは重要ですね。
A君のアドバイスで楽に業者探しができた
最初は検索して各ハウスメーカーに電話をしたり、工務店に行って話を聞いたり、住宅展示場に足を運んだりしていたのですが、大変でした。非効率的ですし、実際足を運ぶとなると交通費がかかりますからね。問い合わせフォームから資料請求するのも一苦労で、毎回個人情報を入力しなければいけないのでかなり手間でした。
サラリーマンをしているので、基本的に土日しか動けませんし、もっと効率良い方法がないか悩んでいたところ、A君から「一括資料請求サイト使ったら?」アドバイスをもらいました。
A君から教えてもらったサービス
一括資料請求サイトとは、1回の個人情報の入力で条件にマッチしたハウスメーカー、工務店から資料請求ができるサービスです。これめちゃめちゃ便利です。各ハウスメーカーのホームページでも資料請求できるのですが、毎回個人情報入力しなければいけないですし、比較も一苦労です。


この一括資料請求サイトを利用して、できる限りたくさんの業者からカタログ・資料を取り寄せるところから始めましょう。流れは以下の通りです。
- 一括資料請求サービスで複数の会社からカタログ請求(10社以上)
- 気に入った業者から見積もりをもらう(5社以上)
- 見積もりや間取りプランを比較して業者を絞る
3まで行って、いい業者に巡り会わなければもう一度1に戻ってこの流れを繰り返しましょう。
この一括資料請求サイトは、悩んでいる程度の方でも無料で利用できますので、少しでも家づくりに興味がある方はぜひ試してくださいね!