人気ローコスト住宅メーカーのアエラホームが建てる注文住宅のメリット、デメリットをまとめてみました。アエラホームに関する他の記事も合わせてご覧くださいね!
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アエラホームの特徴
アエラホームは東京千代田区に本社を構えるローコスト住宅メーカーです。1963年に中島工務店を山梨県で設立、1984年に株式会社となりその後、株式ナカジマや株式会社ライクと何度か社名変更を経て2011年に現在のアエラホームに社名が変更になりました。

企業理念は「より良い家を、より多くの方に」。アエラホームの住宅はコストパフォーマンスに優れており、健康で安全、快適でありながら高い省エネ性を実現させた、地球環境に優しい「環境設計の家」を提供しています。
ココがポイント
比較的建築価格を抑えながら、断熱性能に優れた家を建設することが可能です。
そんなアエラホームの主力商品は「クラージュ」。高気密、高断熱、高遮熱住宅が特徴で、省エネルギー住宅のトップランナーを選ぶ「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」で特別優秀賞を受賞。4年連続で受賞しています。
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アエラホームの注文住宅のメリット
アエラホームのメリットをまとめると以下の2点のことが言えます。
- 低価格かつ省エネ基準をクリア。気密性・断熱性・遮熱性の高い住宅が建てられる
- アフターサービスが充実
もう少し詳しく解説しますので、合わせてご覧ください!
メリット1:気密性・断熱性・遮熱性の高い住宅が建てられる
ホームページを見ると、アエラホームのこだわりとして『建物をアルミ箔で覆われた高性能断熱材ですっぽり包み込み、徹底した気密処理を施した完全な「外張断熱の家」。冷暖房のロスが少なく、室内の気温差が少なく、今までにない快適を実現しました。』とあります。


実は、室内の気温差というのは、ただ単に「寒い冬に、暖房が入っていない部屋に行くと寒くて嫌だな」というだけのことではなく「ヒートショックを引き起こす」という問題がはらんでいるのです。
さらに詳しく
ヒートショックとは、家の中の急激な温度変化により血圧が大きく変動することが原因で、失神・心筋梗塞・脳梗塞などの健康被害を起こることをいいます。
このヒートショックは主に「家の中の温度差により起こる」ということが解明されており、冬の冷え込んだトイレ・洗面室・浴槽といった極端な温度差がある場所では、特にヒートショックを起こしやすくなっています。
アルミ箔で覆われた高性能断熱材ですっぽり
アエラホームの住宅は「建物をアルミ箔で覆われた高性能断熱材ですっぽり包み込み、徹底した気密処理を施した完全な外張断熱の家」であることが特徴です。つまり住宅内の温度差が生じにくいのです。
アエラホームの家に住むことにより、年間を通し快適な室内温度を保つことで心臓への負担を減らし、ヒートショック等の死亡リスクを減らすことが出来ると言えるのです。
ココに注意
近年、このヒートショックで亡くなる方は増加傾向にあり、アエラホームのホームページ上では「ヒートショックで亡くなる人は交通事故死亡者の4倍近く」と紹介されています。
日本の夏は非常に暑く、逆に冬は寒い。特に裸になる脱衣所やお風呂場では危険がいっぱいです。このような日本において、室内中がどこでも快適な温度かどうかは非常に重要な問題である為、このアエラホームの家の性能に着目する人は、今後ますます増えていくのではないでしょうか。
メリット2:アフターサービスが充実
アエラホームの保証期間は、何と永年保証。アエラホームのHPにも「安心の永年保証」と記載されています。これはすごいことですね。しかしながら、もちろん無料で永年保証されるわけではありません。
具体的な長期保証システムの内容については、アエラホームのホームページにおいて図解されています。この図を良く見ると、図の中に小さい字で「10年~20年は10年目、20年目以降は5年ごとの定期的なメンテナンスと、延長保証保険(有償)に加入することで主要な構造を長期保証します」と書かれているのが分かります。
ココがポイント
永年保証の正体は「10年、5年とメンテナンス費をかけて延長保証を繰り返す」ということなのです。
人によっては、「10年ごと、5年ごとの有料のメンテナンスって、本当に必要なの?」「それって高いんじゃない?」と思うかもしれません。
その場合、「初期保証は10年のみ」と考えた方が良いでしょう。しかし上記のような条件があるにせよ、永年保証という考え方自体は、他社ハウスメーカーと比べても抜群に長く、アエラホームならではの面白い制度だと思います。
アエラホームの注文住宅のデメリット
アエラホームのデメリットもまとめてみました。
- 標準仕様に納得が出来るか
- アエラホームの営業姿勢
デメリット1:標準仕様に納得が出来るか
アエラホームはローコストで建てられる住宅メーカーです。 ローコストで住宅であるがゆえですが、標準仕様のままであれば安くても、オプションをいろいろと付けると価格が高くなってしまいます。高くなってしまうのであれば、せっかくローコスト住宅のハウスメーカーを選んだ意味がなくなってしまいますよね。
ローコスト住宅であるがゆえ、どこかにローコスト住宅なりの安っぽさは出てきてしまうでしょう。標準仕様であっても思い描いている生活が出来る内容なのか、どういう点でローコスト住宅を実現させているのか、使われている材質・設備などは自分の納得のいくものなのか、といった点は、契約前に十分に検討する必要があるでしょう。
デメリット2:アエラホームの営業姿勢
「ハウスメーカーの印象は、営業マンの対応で決まる」と言っても過言ではないでしょう。担当してくれる営業マン次第で印象は大きく変わってしまいます。常に感じの良い営業マンと出会えれば良いのですが、実際はそういう出会いばかりとは限りません。
アエラホームの営業マンに関する口コミを調べたところ「入れ替わりが激しい」「契約前と後で態度が違う」「知識不足」「しつこく契約を進めてくる」といったものも見受けられました。こういった評判から、アエラホームの営業マンは多少強引な人がいるような印象を受けます。
(もちろん店舗によって・個人によって営業スタイルは違うでしょうし、ネットでの書き込みは基本悪い物が多いので、参考程度にとどめて下さい。)
また、話を先に進ませるにはアンケートだけではなく前金が必要となり、それを払わないと間取り図なども作ってもらえないということがあるようです。ローコスト住宅の実現の為に、あらゆるコストカットを図るというのは致し方ないことでしょう。アエラホームで建てようと真剣に考えているお客様だけを相手にするという営業姿勢は、人件費のカットにはなると思います。
しかし最初からアエラホームで建てようと決めている人ならそれでもいいでしょうけれど、これから家を建てようと考える多くの人は、多数とは言わないまでもせめていくつかのハウスメーカーと話をして、間取りを貰って比較して・・・といった流れで家づくりを考えていると思います。この点においては、アエラホームの方針には納得出来ないという人もいるでしょう。
まとめ
アエラホームはローコストかつ高気密、高断熱、高遮熱住宅が特徴の住宅会社です。保証についても、他社とは違った特徴があります。しかしながら前金を払わないと間取りさえ作ってもらえないといった事実もあるようですので、アエラホームの家に魅力を感じ、アエラホームで家を建てたいという方は、デメリットもよく考慮の上検討してみて下さい。